【⑥中国・四国編】2020新ご当地ナンバーを含めた全14地域を地図でみてみよう!

四国のナンバープレート地域区分図2020




ついに中国・四国地方にやって参りました、この「新・ご当地ナンバーを含め、全国のナンバープレートを地図とともに調査してみよう!」というシリーズ。

北海道から地道に南下してきて、今回で第六弾となります。

そして私は、旅好きアラフォー福岡市民のPollyと申します。これまで日本全国を車で旅をしてきて、全国のナンバー地域名を地図と照らし合わせつつじっくり調べてみたいと常々思っていました。

中部地方あたりで心が折れそうになりながらも、これまでで30都道府県・全107ナンバーを制覇

残り17県も、ゆるく雑談を挟みつつ楽しく進めていきたいと思っておりますので、暇つぶしにでもお付き合いいただけるとうれしいです。

さて、今回は【中国・四国編】。

岡山・広島・山口・島根・鳥取の中国5県と、愛媛・香川・徳島・高知の四国4県を調査してみたいと思います。

ご当地ナンバーとは何ぞやというお話は第一弾の【北海道・東北編】に、これまでの全国の導入地域リストなどは第二弾の【甲信越・北関東編】内にまとめてありますので、掘り下げたい方はそちらもどうぞ☺

それでは、いってみましょう!

当記事はナンバープレートの「地域名」にフォーカスしたものです。「図柄」については、以下の国土交通省による公式ページをチェックしてみてください☺



中国地方

岡山県

トップバッターは岡山県です。岡山県のナンバープレートは岡山倉敷の2地域。倉敷ナンバーのほうは、2006年10月に誕生したご当地ナンバーです。

2020年度からの新ナンバー導入の予定はありません

岡山県のナンバープレート地域分け2020
岡山県のナンバープレート地域分け
岡山ナンバー
岡山県のうち倉敷市・笠岡市・井原市・浅口市・里庄町・矢掛町を除く全域

倉敷ナンバー(2006.10~)
倉敷市笠岡市井原市浅口市里庄町矢掛町

私が倉敷と聞いて思い浮かべるのは倉敷川と柳並木大原美術館瀬戸大橋鷲羽山(わしゅうざん)。通な方なら他にもたくさん思い浮かべられることかと思います。

鷲羽山から望む瀬戸大橋

とにかく倉敷は、岡山を、そして四国を代表する観光地ですよね。中国地方で3番目に大きな都市でもあり、独立した経済圏も出来上がっているでしょうし、ご当地ナンバーにならないほうが不思議というくらいかもしれません。

参考中国地方の都市人口ランキング(主に2020年1月1日時点の推定人口より)

1位広島(119.9万)、2位岡山(72.1万)、3位倉敷(47.6万)、4位福山(46.2万)、5位下関(25.7万)、6位(21.6万)、7位松江(20.3万)、8位山口(19.5万)、9位東広島(19.7万)、10位鳥取(18.9万)

ところで、倉敷の美観地区でも人気の食べ歩きグルメ「きびだんご」って、個人的には謎の団子です。黍(きび)を使っているから「黍団子」らしいのですが、岡山の旧国名も「きび(吉備)」。なんか、出来過ぎじゃないですか(笑)?

桃太郎が持って行ったのが“きびだんご”だからと言って、それが「吉備団子」だったとは限りませんし…。

おまけにこの「きびだんご」は現代になってからバリエーションも豊富で、名前の由来や字面はもとより、一体何が「きびだんご」なのか、いまいちイメージが定まらないのです。

私が勉強不足なだけだとは思いますが。

岡山に行って、きびだんごの食べ比べ研究をするのも楽しいかもしれませんね。

広島県

山陽続きで、次は広島県に行ってみたいと思います。

広島は今のところご当地ナンバーとは無縁で、本年度からの導入もありません。過去に市町村合併によってナンバーの地域分けが大きく変わったことはあったようですが、ナンバーの種類自体は広島福山の2種類です。

広島県のナンバープレート地域分け2020
広島県のナンバープレート地域分け
広島ナンバー
広島市呉市三次市庄原市大竹市東広島市廿日市市安芸高田市江田島市、安芸郡(府中町海田町熊野町坂町)、山県郡(安芸太田町北広島町

福山ナンバー
福山市尾道市三原市竹原市府中市、豊田郡大崎上島町、世羅郡世羅町、神石郡神石高原町

エリアの色を赤にするのは「新ご当地ナンバー」の場合のみと決めているため、広島を赤色に染めることができなくて残念です。

私はパリーグファンですが、広島県民の方々がどれほど「広島東洋カープ」を応援しているかは多少なりとも知っていますので、気持ち的には赤一色にしたいくらいだったのですが。

カープや楽天のように、これだ!というチームカラーが一色、はっきりと決まっているチームっていいですよね☺

去年は阪神と接戦の末に惜しくもCS出場を逃し、サポーターのみなさんも大変悔しい思いをされたことと思いますので、今年はいいシーズンになることを陰ながら応援しています!

ナンバーの話に戻りますと、中国地方No.1の都会である広島(全国でも都市人口10位)がシンプルに2種類だったのはちょっと意外でした。「呉ナンバー」なんてあっても良さそうですけどね。

同じくナンバーが少なくて意外だった県として真っ先に浮かぶのは京都府ですが、京都や広島のように、観光面で県のネームバリューが確立した都道府県というのは、案外ご当地ナンバーには興味がなかったりするのかも?

嚴島神社の大鳥居(2016.4.22撮影)

山口県

お次は、同じく山陽繋がりで山口県を見てみたいと思います。

山口県は、元は「山口」のみだったところ、2006年よりご当地ナンバー「下関」ができ、現在は2種類となっています。こちらも、2020年度からの新ナンバーの予定はなしです。

山口県のナンバーレート地域区分図2020
山口県のナンバーレート地域区分図
山口ナンバー
山口県のうち下関市を除く全域

下関ナンバー(2006.10~)
下関市

山口県も、「萩」や「岩国」など有名な土地名(市名)がありますが、意外と2地域に収まっていました。

下関市は山口市よりも人口の多い県下一の都市ですし、やはり一括りで“山口”という同じカゴに入っているよりは、単独の地域として特色を主張していきたい気持ちがあったのでしょう。と、推察します。

山口県は下手をすると“九州と広島・岡山を繋ぐ移動区間”になってしまう可能性のある立地(?)ですし、「どんな観光地があったっけ?」とぼんやりした印象に甘んじないためにも、下関以外のご当地ナンバーを作ってみてもいいのではないかな、と個人的には思いました。

ナンバーとは直接関係のない話にはなりますが、山口県って、以前は56市町村あったところを19町村にまで合併しているんだそうです。(情報:県公式HP「山口県の市町村合併」)

平成の大合併等で各県がどれほど市町村の数を減らしたのか、調べたわけではないのではっきりとした比較対象があるわけではありませんが、ほぼ3分の1にまで減らすというのはかなりの“大整理”なのでは?

ちょっとびっくりしたので、ここで共有。



島根県・鳥取県

島根県と鳥取県は、鳥取が単一ナンバーだったこともあり、2県一緒にご紹介させていただきます。

まず、島根県の従来のナンバーは「島根」ですが、2020年春からは新・ご当地ナンバー出雲が誕生します。一方、鳥取のほうは今のところ「鳥取のみです。

島根県・鳥取県のナンバー地域区分
島根ナンバー
島根県のうち、出雲市・仁多郡奥出雲町・飯石郡飯南町を除く全域

出雲ナンバー(2020.5.11~)
出雲市、仁多郡奥出雲町、飯石郡飯南町

鳥取ナンバー
鳥取県全域

地図の色分けをしてみて「あれっ?」と思ったのは、雲南市が出雲ナンバーエリアに入っていないことです。雲南市も入った方が、明らかに自然な区分けになると思うのですが…。

毎日新聞のネット記事によると、同市での住民アンケートの結果、賛成が回答者全体の35パーセントにしか満たなかったことが原因のようです。出雲ナンバーにしてしまうと、出雲市の軍門に下る(?)ような気がしてちょっと嫌だったのでしょうか?

「出雲国」という旧国エリアで考えると仲間ですし、外野から見ると残念な気もしますけれど…。

しかしこの「出雲ナンバー」、「飛鳥ナンバーばりにカッコイイですね!プレートに載った字面を想像するだけで惚れ惚れします☺

国土交通省の公式発表によると、出雲ナンバーを含めた新ご当地ナンバーの導入開始は2020年5月11日(月)に決定したようです。詳しくは、同省によるこちらのページをご確認くださいませ。

一方の鳥取県は、安定の単一ナンバーです。

山陰地方は、どうしても山陽に比べると影が薄くなってしまいがちですが、鳥取には知名度No.1の鳥取砂丘をはじめ、中国地方最高峰の大山(だいせん、1,729m)、因幡の白兎コナン鬼太郎米子など、有名どころも盛りだくさんなんですよね!

白兎神社にて(2016.4.28撮影)

鳥取と島根は混同されやすく、私も「松江ってどっちだっけ?」となってしまうこともありますが、以前にテレビで「両県には明治の廃藩置県でひとまとめにされて以来の因縁がある」と聞いて以来、必死で違いを覚えるようにしています。

兵庫に近い方が鳥、山口に近い方が島…。

参考までに、こういうところ(↓)も一絡げに扱われてしまう要因なのではないかと思ったり。(データ元:総務省統計局

中国地方の県の人口(平成30年10月、千人以下は四捨五入)

全国12位広島(282万)、20位岡山(190万)、27位山口(137万)、46位島根(68万)、47位鳥取(56万)

やはり域外在住者にしてみると“似ている”両県ですが、鳥取の「地方版図柄入りナンバープレート(リンク先は国土交通省HP)」などが普及して、イメージの分離化に繋がっていけばいいですね!

四国地方

四国地方の概要

次は四国地方に突入です。まずは、四国の全容をなんとなくでも掴むために、またまたデータを出してきてみました。「/」の横は全国順位です。

四国地方の県の面積(Wikipedia「都道府県の面積一覧」より)

1位/18位:高知県(7,104㎢)、2位/26位:愛媛県(5,676㎢)、3位/36位:徳島県(4,147㎢)、4位/47位:香川県(1,877㎢)

四国地方の県の人口(総務省統計局、平成30年10月、千人以下は四捨五入)

1位/28位:愛媛県(135万人)、2位/39位:香川県(96万人)、3位/44位:徳島県(74万人)、4位/45位:高知県(71万人)

四国地方の都市人口(Wikipedia「日本の市の人口順位」、主に2020年1月、全国順位に東京23区は含まず)

1位/27位:愛媛県松山市(50.9万人)、2位/41位:香川県高松市(41.9万人)、3位/66位:高知県高知市(32.9万人)、4位/88位:徳島県徳島市(25.5万人)、5位/157位:愛媛県今治市(15.2万人)

四国のエース都市は愛媛の松山市」で、人口が一番多い県も「愛媛県」、その次に多いのが「香川県」。人が集まっているのは、中国地方に隣接した瀬戸内海側であるということが分かりました。

ちなみに、総面積が一番広いのは高知県ですが、実は可住面積が一番広いのは「愛媛県」となります。そのあたりも、愛媛県が人口一位となっている理由の一つであると思われます。

四国のナンバー区分

ここでようやく、本題のナンバープレートを見てみましょう。

四国はこれまでは4県とも単一ナンバーでしたが、ついに2020年度から、四国初のご当地ナンバー高松が新登場します。

先ほどまで話題に上っていた愛媛県からではなく、香川県での導入です。

四国4県のナンバープレート地域区分図2020
四国4県のナンバープレート地域区分図
高松ナンバー(2020.5.11~)
高松市

なぜ高松ナンバー導入に至ったのか、詳しい背景はネット上でちょっと調べた限りでは不明でしたが、おそらく「香川に高松あり!」ということではないでしょうか。

※導入についての高松市からの案内はこちら→「高松版図柄入りナンバープレートの導入について

今回のご当地ナンバーは図柄入りがデフォルトのように扱われていますが、図柄の入っていないノーマルデザインもちゃんと選択可能なようですよ。

でも、私だったら図柄入りにしちゃうかもしれません。せっかくですし。

新ナンバー導入は2020年5月11日からとのことですので、ゴールデンウィーク明けに、路上でカラフルなナンバーが走り回るのを見るのが楽しみですね!

ここから先は完全な余談ですが、もしご当地ナンバーを食べ物でも登録できるとしたら、香川は「うどん」、愛媛は「みかん」、高知は「カツオ」、そして徳島は?

すみません、「阿波踊り」しか浮かびません…。「すだち」ですかね?

まとめ

四国の方はまとめてのご紹介となってしまいましたが、以上、中国・四国地方のナンバープレート調査をお送りいたしました!

各県のナンバーを並べてみると、以下のようになります。黄緑が既にデビュー済みのご当地ナンバー、赤色が2020年5月から導入予定の「新」ご当地ナンバーです。

中国地方のナンバープレートまとめ

  • 岡山岡山 倉敷
  • 広島広島 福山
  • 山口奈良 下関
  • 島根島根 出雲
  • 鳥取鳥取
四国のナンバープレートまとめ

  • 愛媛愛媛
  • 香川香川 高松
  • 高知高知
  • 徳島徳島

中国・四国地方からは出雲ナンバー」(島根)と「高松ナンバー」(香川)が誕生するということが分かりました。

関西以西は、経済圏が1~2つにまとまっている県が多いのか、ナンバー数が全体的にガクッと減りましたよね。千葉や東京の「10地域」や愛知の「8地域」なんて、今思うとゾッとします(笑)

次はいよいよ最終回、九州・沖縄編。ナンバー数はやはり少ないままなのでしょうか?

九州は私の地元でもありますので、一層の気合を入れて記事作成に励みたいと思います。完成した暁には、ぜひまたお付き合いくださいませ。 →2020.4.2アップ済

他エリアのナンバー調査記事はこちらです ↓

北海道・東北編 甲信越・北関東編 南関東編 北陸・東海編 関西編

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

それではまた☺ Polly

※記事内の所属市町村リストは、国土交通省「地域名表示の追加(PDF)」、軽自動車検査協会「全国の事務所・支所一覧」を参考に作成しました。また、地図素材はフリー素材、無料素材のDigipotのものを使用させていただきました。