【2020南関東編】新ご当地ナンバーを含めた全31ナンバーを地図で確認してみよう!

千葉県のナンバープレート区分2020




こんにちは! 自然観光旅行好きの福岡市民、「しぜんfan」のPollyです。

今回は、「2020年度から新登場するご当地ナンバーも含め、日本全国のナンバープレートの地域分けを地図で見てみよう!」というシリーズの第三弾です!

北からスタートし、第一弾では北海道と東北6県を、第二弾では甲信越(新潟・長野・山梨)と北関東(群馬・栃木・茨城)の6県を調査いたしました。

第三弾は、埼玉・千葉・東京・神奈川の【南関東編です。

関東圏に住んだことがない私には、この「南関東」という呼び方が普通に使われているものなのかどうなのか分からないのですが、首都圏4都県と呼んだほうが耳馴染みがいいのでしょうか。

当初は「関東」で括るつもりだったのですが…なにしろこの南の4都県は2020年度からの新ナンバーが多い!そして、元々のナンバー数も多い!

スクロール地獄な記事になってしまうのを防ぐため、北関東と南関東を切り離すことにしたのでした。

ご当地ナンバーの概要、これまでの全国の導入地域リストなどは前回の【甲信越・北関東編】内にまとめてありますので、よろしければそちらをご覧くださいませ。

それでは、いってみましょう!



埼玉県

まずは埼玉県です。

埼玉県には現時点で7種類のナンバーがあり、2020年度から加わる新ナンバーはありません

元は「大宮所沢熊谷(くまがや)・春日部」の4種類でしたが、2006年に「所沢」から「川越」がご当地ナンバーとして独立し、続いて2014年には「川口」と「越谷(こしがや)」が、それぞれ「大宮」と「春日部」から独立しています。

埼玉県のナンバープレート区分図 2020年度
埼玉県のナンバープレート区分
■熊谷ナンバー
熊谷市、行田市、秩父市、加須市、本庄市、東松山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、比企郡(滑川町・嵐山町・小川町・川島町・吉見町・鳩山町・ときがわ町)、秩父郡(横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町・東秩父村)、児玉郡(美里町・神川町・上里町)、大里郡寄居町

■大宮ナンバー
さいたま市、上尾市、桶川市、蕨市、蓮田市、戸田市、北本市、白岡市、北足立郡伊奈町
■川口ナンバー
川口市

■所沢ナンバー
所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、ふじみ野市、入間郡三芳町(※毛呂山町・越生町は川越ナンバー)
■川越ナンバー
川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、入間郡(毛呂山町・越生町※三芳町は所沢ナンバー)

■春日部ナンバー
春日部市、草加市、三郷市、八潮市、久喜市、幸手市、吉川市、南埼玉郡宮代町、北葛飾郡(杉戸町・松伏町)
■越谷ナンバー
越谷市

まず私のような関東に縁遠い者にとって小さな驚きだったのは、“埼玉ナンバー”がないことです。

確かに、埼玉県の県庁所在地は以前は浦和市で、元々“埼玉市”なるものは存在しませんでした。(現在の「さいたま市」は、2001年に浦和市・大宮市・与野市の3市が合併して誕生。)

でも、だったらなぜ「浦和ナンバー」はなくて、「大宮ナンバー」だったんでしょうか。運輸支局の設置場所を決めた当時は、浦和市より大宮市の方が人口が多かったというような理由でもあるのでしょうか。

それから、川口ナンバーと越谷ナンバーがそれぞれ一市単独で構成されていることにも注目です。

次にご紹介する千葉県でも一市単独ナンバーが続出しているようですし、人口・車両登録台数の多い首都圏域では、エリアの細分化を望む声が多いということなのかもしれませんね。

とにかく、私にはよく分からない埼玉県内各市の力関係。少しでも把握するために、人口ランキングを調べてみました。(情報元:埼玉県公式サイト)

埼玉県の都市人口ランキング(令和元年12月1日現在)

1位さいたま市(1309,418人)、2位川口市(592,967人)、3位川越市(354,243人)、4位越谷市(345,897人)、5位所沢市(341,337人)、6位草加市(250,976人)、7位春日部市(229,853人)、8位上尾市(225,990人)、9位熊谷市(194,873人)、10位新座市(164,145人)

2位の川口市の2倍以上という圧倒的な差で、さいたま市が堂々1位です。

こうなると気になってくる、さいたま市内各区の人口ランキングも調査。

さいたま市各区の人口ランキング(令和元年12月1日現在)

1位南区(191,016人)、2位見沼区(164,149人)、3位浦和区(163,201人)、4位北区(146,126人)、5位緑区(124,840人)、6位大宮区(117,029人)、7位中央区(101,812人)、8位桜区(98,395人)、9位西区(92,224人)

1位は、浦和でも大宮でもなく「南区」でした。このランキングを見ると、ますます「大宮ナンバー」のことを皆さんがどう思っているのか、気になるところです。

千葉県

千葉県からは今回、新ご当地ナンバーが4つも登場します。

まず、元々あったナンバーをみてみると、ご当地ナンバー制度が始まるまでは「千葉習志野袖ヶ浦野田」の4種類でした。

そこに2006年10月から「成田」が加わり、さらに2020年度からは船橋市川市橋松戸が加わり、合計10種類となります

しかもこれらの新ナンバーは、いずれも一市のみで構成された“単独ナンバー”。地図で見ると、東京・埼玉寄りのエリアがかなりごちゃっとなりました。(言い方が悪くてすみません汗)

千葉県のナンバープレート区分図 2020年度
千葉県のナンバープレート区分図
■千葉ナンバー
千葉市、銚子市、佐倉市、東金市、旭市、四街道市、八街市、匝瑳市、香取市、大網白里市、山武郡九十九里町(※横芝光町・芝山町は成田ナンバー)、香取郡東庄町(※神崎町・多古町は成田ナンバー)、印旛郡酒々井町(※栄町は習志野ナンバー)
■成田ナンバー
成田市、山武市、富里市、山武郡(横芝光町・芝山町※九十九里町は千葉ナンバー)、香取郡(神崎町・多古町※東庄町は千葉ナンバー)

■習志野ナンバー
習志野市、八千代市、船橋市★、市川市★、鎌ヶ谷市、浦安市、印西市、白井市、印旛郡栄町(※酒々井町は千葉ナンバー)
★は2020年度よりそれぞれ「船橋ナンバー」「市川ナンバー」
[新]市川ナンバー
市川市
[新]船橋ナンバー
船橋市

■野田ナンバー
松戸市★、流山市、野田市
★は2020年度より「松戸ナンバー」
■柏ナンバー
柏市、我孫子市
[新]松戸ナンバー
松戸市

■袖ヶ浦ナンバー
館山市、木更津市、茂原市、勝浦市、市原市★、鴨川市、君津市、富津市、袖ヶ浦市、いすみ市、南房総市、長生郡(一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町)、夷隅郡(大多喜町・御宿町)、安房郡鋸南町
★は2020年度より「市原ナンバー」
[新]市原ナンバー
市原市

千葉県へは成田空港を利用するために何度も“行った”他、葛西臨海公園や船橋周辺、そして房総半島をちょこっと観光したことはありますが、どの街がそれぞれどのくらいの規模なのかはチンプンカンプン。

そこで、こちらも各市の人口ランキングを調べてみました。(情報元:千葉県公式サイト)

埼玉県の都市人口ランキング(令和2年1月1日現在)

1位千葉市(980,219人)、2位船橋市(639,662人)、3位市川市(495,639人)、4位松戸市(492,777人)、5位柏市(430,087人)、6位市原市(270,011人)、7位八千代市(197,975人)、8位流山市(195,087人)、9位習志野市(173,791人)、10位佐倉市(170,672人)

東京都や埼玉県に隣接しているエリアから、東京湾に沿って帯状に人口が集中しているようです。

1位はやはり県庁所在地の千葉市ですが、さいたま市の130万9,418人と比べると、意外にも100万人に達していないんだということに少し驚きました。

やはり東京方面へのアクセスの良し悪しが影響しているのかな、と勝手に思ってみたり。

ちなみに、ディズニーリゾートのある浦安市は「11位」、ナンバーの一つにもなっている野田市は「12位」でした。

千葉県のナンバープレート区分2020

あらためてナンバー区分を地図で見てみると、流山市(松戸市の上)がそのうち「うちも独立する!」と言い出すのではないかと冷や冷やしますね。

いや、別に“冷や冷や”しなくてもいいのですが(笑)、エリア内での引っ越し&住所変更が面倒くさくなりそう…。



東京都

さてさて、次はいよいよ日本国の中心・東京都です。

東京都に今年度から登場する新ご当地ナンバーは板橋葛飾江東の3種類です。

元々は「品川練馬足立多摩八王子」の5つだったところ、2014年に「世田谷杉並」が誕生し、さらに今回新たに3つ独立しますので、2020年度からは合わせて10つになるということです。先ほどの千葉県と同じです。

2019年度までは愛知県の「8つ」が都道府県別の最多ナンバーでしたので、今回、千葉と東京がそれを追い越してトップに躍り出ることとなりました。

東京都のナンバープレート区分図 2020年度
東京都のナンバープレート区分図 2020年度
■品川ナンバー
中央区、港区、品川区、大田区、千代田区、渋谷区、目黒区、大島町、新島村、神津島村、利島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村
■世田谷ナンバー
世田谷区

■練馬ナンバー
練馬区、北区、新宿区、豊島区、文京区、中野区、板橋区
★は2020年度より「板橋ナンバー」
■杉並ナンバー
杉並区
[新]板橋ナンバー
板橋区

■足立ナンバー
足立区、葛飾区★、荒川区、台東区、墨田区、江東区★、江戸川区
★は2020年度よりそれぞれ「葛飾ナンバー」「江東ナンバー」
[新]葛飾ナンバー
葛飾区
[新]江東ナンバー
江東区

■多摩ナンバー
三鷹市、調布市、小金井市、立川市、昭島市、町田市、武蔵野市、東村山市、国分寺市、小平市、西東京市、東大和市、東久留米市、武蔵村山市、狛江市、清瀬市、多摩市、稲城市、府中市、国立市

■八王子ナンバー
八王子市、青梅市、日野市、福生市、あきる野市、羽村市、西多摩郡(瑞穂町・日の出町・檜原村・奥多摩町)

私のような田舎者でも、さすがに「東京23区」それぞれの名称くらいは一通り聞いたことはありますが、その23区のナンバー区分が「足立」「品川」「練馬」の3つだったということは知りませんでした。

でもなぜこの3区の名前なのかは、皆目見当がつきません。品川ナンバーエリアなんて、区の面積の広さからいくと「大田ナンバー」でもよさそうなものですけどね。

ところで品川ナンバーといえば、2014年に「品川」から「世田谷」が独立したとき、一部の住民が反対して揉めたと聞いたことがあります。

が、私には分離したい理由も反対したい理由も、どちらもよく分かりません(汗)。

そもそもご当地ナンバーって「地域振興と観光振興のために地域名をブランド化しよう」という主旨なのに、こういった首都圏の一区・一市が単独ナンバーにするのって、何かズレていると思うんですよね…。

「知床」「会津」「富士山」など、その土地の自然環境や文化的特色が詰まったような、観光エリアとしての地域ナンバーならば大賛成ですが、全国的に見ると東京23区はひとまとまりで「東京」ですし、必要以上に分裂しなくてもいいのではないかと個人的には思います。

その土地に住んでみないと分からないことも多いのだとは思いますが、このシリーズの回を重ねるごとに、導入基準のあいまいさのようなものを感じずにはいられない「ご当地ナンバー制度」なのでした。

東京都を締めくくる前に、23区と各市の人口ランキングを載せてみましょう。(情報元:国土地理協会「2019年4月調査 市町村別 人口・世帯数」)

東京都内の人口ランキング(2019年4月)

1位世田谷区(912,095人)、2位練馬区(734,689人)、3位大田区(732,618人)、4位江戸川区(697,801人)、5位足立区(689,242人)、6杉並区(571,512人)、7位板橋区(568,721人)、8位八王子市(561,407人)、9位江東区(519,259人)、10位葛飾区(463,099人)、11位:町田市(428,706人)、12位:品川区(396,996人)、13位:北区(352,289人)、14位:新宿区(346,425人)、15位:中野区(332,957人)

上の順位は「常住人口」(ざっくり言うと“夜の人口”)ですので、さすがに港区・渋谷区・千代田区・目黒区あたりはトップ15にはランクインしていませんね。

では、オフィスの数や勤務者数(“昼の人口”)ではどの区が1位になるのでしょうか。

気になって調べてみると、東京都による2018年3月のデータ(「東京都の昼間人口」(従業地・通学地による人口)の概要)によると、昼間人口では「港区の940,785人」が一番多いそうです。その他、昼間人口の多い区は新宿区、千代田区、世田谷区など。

昼と夜を総合して考えると、車のナンバーという観点では「品川ナンバー」が“東京の中心の中心”で、次に「世田谷」や「練馬」が続くというイメージなのかもしれません。

個人的には「多摩」のほうがカッコイイですけどね、本気で。

東京都ナンバープレート地域区分2020



神奈川県

南関東4県の最後は神奈川県です。

神奈川県には2020年度からの新ご当地ナンバーはなく、というか、これまでにご当地ナンバー自体が導入されたことはなく引き続き「横浜・川崎・湘南・相模」の4種類となります。

神奈川県のナンバープレート区分
神奈川県のナンバープレート区分

■横浜ナンバー
横浜市、横須賀市、鎌倉市、三浦市、逗子市、三浦郡葉山町

■川崎ナンバー
川崎市

■湘南ナンバー
平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、小田原市、秦野市、伊勢原市、南足柄市、寒川町、大磯町、二宮町、大井町、開成町、中井町、松田町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町

■相模ナンバー
厚木市、海老名市、綾瀬市、大和市、相模原市、座間市、愛甲郡(愛川町・清川村)

東京都に次ぐ人口を有する神奈川県なだけに、埼玉や千葉県ばりに大変なナンバー区分になるのかと思いきや、予想に反してシンプルな状況でした。

県民の方々は「湘南」と「相模」の区分にもやもやしたりもするようですが…土地鑑のない私にはそのあたりのことはよく分からず。

逆によそ者だからこその感覚で言わせていただくと、“湘南”ってもっと海沿いに限った地域のことなんだと思っていました。そんなことはないんですね。

そして、「鎌倉」や「箱根」といった大変有名な地域名がご当地ナンバーになっていないのもまた意外。これまで北海道から南下してきて、もっとガツガツ(?)アピールしている地域もありましたからね(笑)

周辺のどの市町村までを含めるのか、といった問題がクリアされないのか、現存のナンバー区分だけで十分という方針なのか。

今後の動向に注目したい神奈川県のナンバー地域分けでした。

最後に、ナンバーとは直接関係のないところで個人的に興味をそそられた、横浜市・川崎市・相模原市の区の数や人口について、寄り道して調べてみたいと思います。

まずは、各市の人口ランキングです。(情報元:神奈川県公式サイト内「神奈川県人口統計調査 公表資料」)

神奈川県の都市人口ランキング(令和2年1月1日)

1位横浜市(374万9,929人)、2位川崎市(1531,646人)、3位相模原市(722,796人)、4位藤沢市(434,769人)、5位横須賀市(393,025人)、6位平塚市(257,713人)、7位茅ヶ崎市(242,012人)、8位大和市(237,894人)、9位厚木市(224,536人)、10位小田原市(190,022人)

さいたま市の130万9,418人もはるかに凌いで、横浜市がダントツの1位です。東京23区の900万人超えには遠く及ばないにしても、さすが横浜です。

次に、県内上位3市の区の数も見てみましょう。

神奈川県3大都市の区数(区の並びは人口の多い順)

  1. 横浜市18区(港北区、青葉区、鶴見区、戸塚区、旭区、神奈川区、港南区、都筑区、保土ヶ谷区、金沢区、南区、緑区、磯子区、泉区、中区、瀬谷区、栄区、西区)
  2. 川崎市7区(中原区、高津区、川崎区、宮前区、多摩区、麻生区、幸区)
  3. 相模原市3区(南区、中央区、緑区)

横浜には18区もあるのに関わらず、近隣市町も含めて1つのナンバーなのに対して、川崎市は一市のみで独立ナンバー。

「横浜」という地名・地域名のネームバリューが絶大なせいもあるかもしれませんが、つくづくナンバープレートの地域分けって、都道府県によって方針が違うものなんですね。

まとめ

以上、南関東4県のナンバープレート調査をお送りいたしました!

埼玉県から順に列記してみると、以下のようになります。太字&黄色のアンダーラインが引いてある地域が、2020年度から導入予定の「新ご当地ナンバー」です。

南関東のナンバープレートまとめ
  • 埼玉県…大宮・所沢・熊谷・春日部・川越・川口・越谷(7地域)
  • 千葉県…千葉・習志野・袖ヶ浦・野田・成田・柏・船橋市川市橋松戸(10地域)
  • 東京都…品川・練馬・足立・多摩・八王子・世田谷・杉並・板橋葛飾江東(10地域)
  • 神奈川県…横浜・川崎・湘南・相模(4地域)

4県の中で一番人口の少ない千葉県が、一番人口の多い東京都と同じナンバー数で、全国で2番目に人口の多い神奈川県が意外にも4つしかナンバーを持っていないという発見がありました。

さて、無事に関東圏を越えまして、次なる山場は愛知県!

というわけで次回は中部【北陸&東海編】をお送りしたいと思いますので、機会があればまたお付き合いくださいませ。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

それではまた☺ Polly

※記事内の所属市町村リストは軽自動車検査協会「全国の事務所・支所一覧」を参考に作成しました。また、地図素材は白地図専門店のものを使用させていただきました。

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