日本縦断!絶景ロードトリップ2020秋【9日目】祖谷渓&剣山の紅葉

紅葉の剣山




こんにちは。2020年10月、福岡から北海道へ向けてホンダライフで一人旅をしている「しぜんfan」のPollyです。

一応10月中に札幌に着くのが目標なのですが、秋の風景が美しすぎて、体感的にも快適過ぎて、結構ちんたら進んでいます。

現在地は四国

自然がいっぱい、山いっぱいの四国です。

私の旅は「景勝地」や「絶景」を見つけて写真に収めるというのが一番の楽しみなので、なるべく都会は避けていくスタイル。

そうして田舎ばかりにいると、人と会話することもなく寂しくなるのでは…と思われるかもしれませんが、意外と都会より田舎の方が、その辺の人とちょっとした世間話をする機会が多いんですよね。

都会でも話す人は話しますが、「見知らぬ人に話しかける」という行為が、呼吸するのと同じように自然に横行する(笑)のは、やはり田舎のほう。

地元の方々の方言を生で聞けるのはすごく贅沢なことですし、世間話だけでなくても、観光地やスーパー、コンビニ、公衆浴場などで耳に入って来るいろいろな言葉の切れ端を味わうのも旅の楽しみのひとつです。

高知で「生・がですよ」を聞いたときは、人知れずじんわり感動しましたもん。私の博多弁もそんな風に、旅行者の誰かに「おお!」と思われたことあるのかな?

そう考えると、なんか面白いです。

さて、それでは本題、9日目(10月14日)のレポートを始めたいと思います! 四国山地の豊かな自然美を存分に味わう日となりましたよ☺

ロードトリップ9日目の概要

9日目を一言で表すと、延々と続く極細国道との闘い

© OpenStreetMap contributors

道の駅 南国風良里」から祖谷渓・剣山を経由して「道の駅 温泉の里神山」まで、多少の寄り道も含めての総走行距離は173kmでございました。

見通しの悪いくねくね道(しかも離合困難箇所多数)を170kmは、まあやっぱりキツかったです…。車の方も、キツかったと思います。ごめんね…。

途中では、前々回の記事(【7日目】四万十川から海へ)でも話した「時間通行止め」にも引っかかりました。

剣山登山もしましたし、思えば超ハードな一日。

しかし、道中の「祖谷渓」の景色は美しく、剣山の紅葉もそれはもう素晴らしく、完璧な秋の四国山地満喫コースだったとも言えるかもしれません。

それでは、かなりかいつまんでではありますが、この日の風景をご紹介してみたいと思います!

9日目の主な観光地

三畠コスモス園

朝イチの観光スポットは、「道の駅 南国」から2kmほどのところにあるコスモス畑です。Googleマップで「三畠コスモス園」とあったので、寄ってみました。

すると、特に「ここがコスモス園です」という看板があるでもなく、駐車場があるでもなく、元は田んぼであったと思われる何枚かの区画に、ただただ無数のコスモスが花開いていました。

高知県南国市・三畠コスモス畑

その中にポツンポツンと、黄色のひまわりが混じっているのが何だか芸術的。

高知県南国市・三畠コスモス畑

通常のコスモス畑にはいくつもの畝が作ってあって、コスモスたちも列ごとにならんでいることが多いのですが、ここには列らしきものは見られず、まるで草原のような花畑です。

畑に降りてコスモスの間で写真を撮る、というよりも、散歩しながら or 運転しながら一面のコスモスを見渡す、という感じの場所かもしれません。

ほんのり冷気を含んだ風に吹かれて揺れるコスモスたちに、いよいよ夏が去ったことを実感する朝となりました。

祖谷渓・東祖谷の川

さて、高知から剣山に行くには、「祖谷渓(いやけい)」という秘境を抜けて行かねばなりません。(というか、剣山自体が祖谷渓の東端にあります。)

この祖谷渓で有名なスポットといえば、「大歩危・小歩危」「小便小僧」「かずら橋」「二重かずら橋」「かかしの里」。

私はこれらのスポットは前回の旅で訪問済みですので、今回は剣山でできるだけ多くの時間を過ごすべく省略。その代わり、通りがかりに止まれる絶景スポットを探しながら進みました。

そのうちの1ヵ所がこちら。

祖谷渓・東祖谷小中学校そばの川

三好市東祖谷小・中学校の近くにある、小さな橋からの眺めです。次に行く「落合集落展望所」への、国道439号からの入り口でもあります。(※徳島側から来た場合は出口)

国道439号から落合集落展望所への入り口の橋
ここです。

コバルトブルーの水の色がとにかく美しく、絶景以外の何物でもないという景色。

祖谷渓・東祖谷小中学校そばの川

嬉々として橋の上で写真を撮っていると、散歩中のご夫婦が話しかけてくださいました。

「とってもきれいで感動しました!」と私が言うと、そのご夫婦は近所に住んでいるそうで、「きれい? そうねぇ、まあいつもと変わらんわね」とのお返事。

この後、時間通行止めに引っかかったときにお話した軽トラのおじちゃんも、「きれいなとこは他にいくらでもあるっちゅう話やね、東北のほうとか」と仰っていました。

ご謙遜なのか、毎日見過ぎて実感が湧かないのか。

大自然に囲まれた秘境に暮らすということは、いいことばかりではないかもしれませんが、みなさんの住んでいるところはかなり美しいところですよ!

落合集落展望所

「落合集落展望所」は、先ほどの橋から3kmほど山道を登った先にあります。

車で大丈夫です。

落合集落とは何ぞや、訳も分からずにただ「展望所」の文字に惹かれて行ってみただけの私。我ながら、景勝地を探り当てる嗅覚は確かなようです(笑)

こちらがその、展望所から望む「落合集落」。

東祖谷・落合集落

山の斜面に、集落が広がっています。これが落合集落です。正式名称は、「落合伝統的建造物群保存地区」。

展望所にあった説明書きによると、集落の起源は平家の落人とも言われ、中世には集落が形成されていたとみられるそうです。江戸時代に入ってから建てられた主屋なども残っており、昭和50年頃まで、葉煙草や麦、稲の生産、養蚕を行う山村として維持されていたんだとか。

今でも誰か住んでいるのかどうかは分かりませんが、地区内の高低差は約390mだそうですよ!

上の方に住んでいる人は、下の方に住んでいる人のことを羨ましいと思うでしょうか。そもそも、車って通れるの? あんなところで農業したら、絶対腰を悪くするよ!

など、いろいろなことが頭に浮かびますね。

実際に住んでいた方に、タイムスリップしていろいろ話を聞いてみたいものです。

ちなみに、展望所にはトイレもあり、きちんと整備された場所でした。おそらく「かかしの里」から移住してきたとみられる一団が座っていますので、誰かいる!と思ってギョッとしないように(笑)

さあ、落合集落展望所から再び国道に合流すれば、剣山まではあと21km!

東祖谷・奥祖谷の行先ガイド表示看板

剣山観光登山リフト

コスモス畑を朝8時頃に出発した私が登山リフト乗り場に着いたのは、お昼の12時半過ぎでした。

途中、数か所で停まって写真撮影をしたり、落合集落に寄ったりしたとはいえ、高知市(正確には南国)から4時間半もかかるとは…。(※オール下道です)

Googleマップでは3時間以内で着けるはずなのに、やはりあの、ほぼ一車線のくねくね国道がGoogleの目測を狂わせているのでしょうか。まあ、私の運転がちんたらしていた説もありますが。

登山するなら早い時間の方がいいですので、何とかお昼頃にたどり着けてよかったです。

早速リフト乗り場前の無料駐車場に車を停め、バックパックの中身を用意し、服装を整え、いざ出発!

秋の剣山観光登山リフト

リフトの山麓駅「見ノ越駅」の標高は1,420mで、山頂駅「西島駅」の標高は1,750m。所要時間約15分、料金は往復で1,900円です。

1,955mもの山の8合目まで一気に行けてしまうなんて、最高!

山頂駅から剣山頂上までは、最短ルートである「尾根道」を行けば900m・約40分で登れてしまうという手軽さです。

西日本で2番目に高いという山なのに!

山登りは苦手だわ、という方も、山頂駅からの眺めだけでも素晴らしいものですので、特に紅葉の時期などはリフトに乗ってみるのも一興だと思います。

剣山観光登山リフト・山頂駅「西島駅」の様子(秋)
山頂「西島駅」

剣山観光登山リフトの公式サイトはこちら

剣山の紅葉

剣山登山中の景色や出来事は、ここで載せると切りがなくなってしまいますので、ごちゃごちゃ言わずに厳選写真を数枚だけ載せて終わりますね。

剣山1955m山頂
徳島・剣山の紅葉
徳島県・剣山の紅葉(2020.10.14)
徳島県・剣山の紅葉 遥か下方に見える西島駅(2020.10.14)

頂上付近で霧がたちこめて、しばらくは周囲の景色が何も見えなくなってしまったのですが、またしばらくすると回復。

霧がさーっと引いて行く様子が幻想的で、心も晴れていくようでしたよ☺

山の上の方にはクマザサがわんさか生えており、木々の姿も色合いも、まるで北海道にいるかのような見事な秋の山でした。

明日の予定

明日は朝から徳島市内へ向かい、眉山あたりを観光した後は淡路島経由で本州へ渡りたいと思います!

鳴門海峡付近にも展望台や公園がいくつかあるようですので、時間配分に迷うところ。行きたいところに全部行っていたら、時間がいくらあっても足りませんからね。

しかしせっかくなので、天気が良い限りは、鳴門海峡にも多少の時間を使ってもいいかなと思っております。

渦潮、見られるかな?

それでは、今日の記事はここまでといたします。最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました!

Polly

※当記事の写真および現地情報は、2020年10月14日時点のものです。