当記事は、ご当地ナンバー第三弾導入開始前の2019年12月28日に初回作成し、その後で適宜加筆したものです。
先日、引っ越しに伴う車のナンバー変更をしたことをきっかけに、ナンバープレートの地域名に猛烈に興味が湧いています、福岡市民のPollyです。
これまで日本各地を旅してみて、どこの都府県なんだか皆目見当つかない地域名のナンバーを見かけることも多く、ずっと気になってはいたんですよね。
そこで、2020年5月から新たに加わる17の「新・ご当地ナンバー」を含め、全国各地のナンバープレートの地域分けを徹底的に調べてみよう!と思い立ちました。
本日、国土交通省より、新・ご当地ナンバーの導入開始は2020年5月11日(月)に決定したとの発表がありました。詳細はこちら→「新たな地域名表示(ご当地ナンバー)による地方版図柄入りナンバープレートの交付開始日決定!」
今回は、その第一回として【北海道・東北編】をお送りいたします。
雑談なんかも挟みつつ北海道から南下していきますので、ぜひお付き合いくださいませ☺
目次
そもそもご当地ナンバーとは
まずはちょっと、「ご当地ナンバー」について簡単におさらいしてみましょう。
正式名称は「新たな地域名表示ナンバープレート」
「ご当地ナンバー」というと図柄入りのものがよく話題となっており、「ご当地ナンバー=図柄が入っているプレート」だと思われがちです。
しかし実は、ご当地ナンバーの正式名称は「新たな地域名表示ナンバープレート」。主役はあくまでも「地域名」であり、ここに「図柄」というキーワードは含まれません。
では図柄入りナンバーの正体は何なのかというと、あちらの正式名称は「地方版図柄入りナンバープレート」といいます。
これらは厳密には「別物」なんですね。
頭がこんがらがってしまいそうですので、手書きで恐縮ですが、少しでも分かりやすくなるように以下にまとめてみました。
私も今回調べてみるまではいろいろ混同していましたが、これを機に定義を整理してみると、「図柄の有り無しに関わらず、新たな地域名を冠したもの」が「ご当地ナンバー」であるということになるようです。
というわけで、これまでに交付されたご当地ナンバーの中には図柄入りバージョンのないものもありますし、逆に、ご当地ナンバーでなくても図柄入りが発行されている場合もあります。
言葉にするとややっこしいですね…。
2020年5月から交付開始となるご当地ナンバー第三弾はどうかというと、これらは図柄込みでの募集だったため、認可された17地域全てに図柄入りバージョンがあります。
図柄については国土交通省の公式サイトに載っていますので、チェックしてみると楽しいと思います☺
図柄入りナンバーを取得するにはお金がかかりますが、余計にお金をかけたくない場合や「図柄入りはなんだか恥ずかしいなぁ」という場合は、任意でノーマルデザインを選ぶことも可能なようですよ。
※ここでのノーマルデザインとは、従来までの無地のナンバープレートのことです。
新たな地域名表示とは?
では、「新たな地域名表示」とは、具体的にはどういうことなのでしょうか。
これを一言で言うと、「運輸支局を新設せずに交付されることが認められた地域名表示」のことです。
通常、各ナンバープレート地域名には、それぞれに対応する運輸支局・自動車検査登録事務所があり、1つの事務所から交付されるナンバーは1種類のみです。
ということは、「新しい事務所を作らなければ、新しい地域名のナンバーを新設することはできない」ということでもありますよね。
ところがどっこい、「地域振興や観光振興のために、もっと手軽に新しい地域名を作ることを認めましょう!」というのがご当地ナンバーの生い立ちなのです。
2006年に運用開始となりました。
例えば、札幌運輸支局が交付できるナンバーは今のところ『札幌』のみですが、もし札幌ナンバーエリア内から『千歳』がご当地ナンバーとして認められれば、わざわざ千歳支所なるものを新設せずとも、札幌運輸支局から『札幌』も『千歳』も交付できるようになるというイメージです。
そしてこの「新たな地域名」は、実際にある地名でなくても、本当に “地域名” でいいんです。「富士山ナンバー」がそのいい例ですね。
登録の条件は?
新たな地域名で新ナンバーを作るには、該当地域の自治体が国土交通省に申請し、それが認可される必要があります。
ご当地ナンバー申請の条件には、主に以下のようなものがあるようです。
- (単一自治体であれば)登録自動車台数が10万台以上であること
- (複数自治体が含まれる場合は)台数がおおむね5万台以上で、知名度のある地域名であること
- 住民の合意があること
以前は10万台以上の登録台数が必須条件だったのですが、第3回募集時(今回導入開始分)からは緩和され、上記の2つ目の条件が追加されたんだそうです。
個人的には、複数自治体で構成されているご当地ナンバーのほうが旅行に行きたくなる感じでワクワクしますし、本来の目的(地域振興・観光振興)にも繋がりやすくて素敵だなと思います。
さて、ご当地ナンバーの位置づけを再確認したところで、本題に入っていきましょう!
北海道のナンバー
まずは北海道です。
令和元年度(2019年度)まではナンバーは7種類でしたが、令和2年(2020年)5月からは北海道初となるご当地ナンバーが一気に2つ誕生し、全部で9種類となります。
下の地図の赤色のところが、その新ご当地ナンバーが交付される地域です。
世界遺産エリア「知床ナンバー」は、元は『北見』だった3町と『釧路』だった4町で構成されます。
当初、網走市と根室市も含めた9市町で導入が検討されていたのですが、結局この2市は離脱し、網走は『北見』のまま、根室は『釧路』のまま残ることになったそうです。(情報元:毎日新聞ウェブサイト)
一方『苫小牧』の方は、元は「室蘭ナンバー」でした。そこを、「俺ら今や道内4位の都市なんだもん、ご当地ナンバー欲しいしょ!」ということに加え、地域ブランド力の向上を目的に独立したようです。
参考までに、道内市町村の人口ランキング上位10市は以下の通り。
▼ 道内市町村の人口ランキング(2019年末時点)
1位:札幌(195.9万)、2位:旭川(33.4万)、3位:函館(25.5万)、4位:苫小牧(17.1万)、5位:釧路(16.8万)、6位:帯広(16.6万)、7位:江別(12万)、8位:北見(11.7万)、9位:小樽(11.4万)、10位:千歳(9.8万)
苫小牧には私も何度か行ったことがありますが、大きな港もありますし、新しい家や建物も多く目に付き、確かに「これからまだ発展するんじゃないかな」、と思わせるような街でした。
「小樽ナンバー」や「ニセコナンバー」、他にも稚内や富良野なども見たい気がしますが、登録台数をクリアできないのが現状なのかもしれませんね。
以下、各ナンバーの管轄区域詳細です。
■ 札幌ナンバー
札幌市、小樽市、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、江別市、赤平市、三笠市、千歳市、砂川市、滝川市、歌志内市、恵庭市、石狩市、北広島市、石狩郡当別町・新篠津村、島牧郡島牧村、寿都郡寿都町・黒松内町、磯谷郡蘭越町、虻田郡ニセコ町・真狩村・留寿都村・喜茂別町・京極町・倶知安町、岩内郡岩内町・共和町、古宇郡泊村・神恵内村、積丹郡積丹町、古平郡古平町、余市郡余市町・仁木町・赤井川村、空知郡南幌町・奈井江町・上砂川町、夕張郡由仁町・長沼町・栗山町、樺戸郡月形町・浦臼町・新十津川町
■ 函館ナンバー
函館市、北斗市、松前郡松前町・福島町、上磯郡知内町・木古内町、亀田郡七飯町、茅部郡鹿部町・森町、山越郡長万部町、二海郡八雲町、檜山郡江差町・上ノ国町・厚沢部町、爾志郡乙部町、久遠郡せたな町、奥尻郡奥尻町、瀬棚郡今金町
■ 室蘭ナンバー
室蘭市、苫小牧市(2020年5月より苫小牧ナンバー)、登別市、伊達市、虻田郡豊浦町・洞爺湖町、有珠郡壮瞥町、白老郡白老町、勇払郡安平町・厚真町・むかわ町、沙流郡日高町・平取町、新冠郡新冠町、日高郡新ひだか町、浦河郡浦河町、様似郡様似町、幌泉郡えりも町
苫小牧市
■ 旭川ナンバー
旭川市、留萌市、稚内市、士別市、名寄市、深川市、富良野市、雨竜郡妹背牛町・秩父別町・雨竜町・北竜町・沼田町・幌加内町、石狩上川郡鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町、天塩上川郡和寒町・剣淵町・下川町、空知郡上富良野町・中富良野町・南富良野町、勇払郡占冠村、中川郡美深町・音威子府村・中川町、増毛郡増毛町、留萌郡小平町、苫前郡苫前町・羽幌町・初山別村、天塩郡遠別町・天塩町・幌延町・豊富町、宗谷郡猿払村、枝幸郡浜頓別町・中頓別町・枝幸町、礼文郡礼文町、利尻郡利尻町・利尻富士町
■ 帯広ナンバー
帯広市、河東郡音更町・士幌町・上士幌町・鹿追町、川上郡新得町・清水町、河西郡芽室町・中札内村・更別村、広尾郡大樹町・広尾町、中川郡幕別町・池田町・豊頃町・本別町、足寄郡足寄町・陸別町、十勝郡浦幌町
■ 釧路ナンバー
釧路市、根室市、釧路郡釧路町、厚岸郡厚岸町・浜中町、川上郡標茶町・弟子屈町、阿寒郡鶴居村、白糠郡白糠町、野付郡別海町、標津郡中標津町・標津町、目梨郡羅臼町
※赤字は2020年5月より「知床ナンバー」の交付地域
■ 北見ナンバー
北見市、網走市、紋別市、網走郡美幌町・津別町・大空町、斜里郡斜里町・清里町・小清水町、常呂郡訓子府町・置戸町・佐呂間町、紋別郡遠軽町・湧別町・滝上町・興部町・西興部村・雄武町
※赤字は2020年5月より「知床ナンバー」の交付地域
斜里郡斜里町・清里町・小清水町、野付郡別海町、標津郡中標津町・標津町、目梨郡羅臼町
さすが日本の国土の1/5以上を占める北海道。市町村の数が多くてびっくりです。(2019年度現在179市町村)
道内には14の振興局がありますが、先ほどの知床エリアと空知の北のほう、そして苫小牧を除けば、ナンバーの地域も概ねそのラインに沿って分けられていましたよ。
東北地方のナンバー
さて、次は東北です。北から順にご紹介していきます。
青森県
青森には40の市町村があり、2019年度時点でのナンバーは『青森』『八戸』の2つ。ここに、2020年度からは「弘前ナンバー」が加わることになります。
それぞれの所属市町村は以下の通りです。
■ 青森ナンバー
青森市、弘前市、黒石市、五所川原市、むつ市、つがる市、平川市、東津軽郡平内町・今別町・蓬田村・外ヶ浜町、西津軽郡鰺ヶ沢町・深浦町、中津軽郡西目屋村、南津軽郡藤崎町・大鰐町・田舎館村、北津軽郡板柳町・鶴田町・中泊町、上北郡野辺地町・横浜町、下北郡大間町・東通村・風間浦村・佐井村
※赤字は2020年5月より「弘前ナンバー」の交付地域
弘前市、中津軽郡西目屋村
■ 八戸ナンバー
八戸市、十和田市、三沢市、上北郡七戸町・おいらせ町・六戸町・東北町・六ヶ所村、三戸郡三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷町)
弘前ナンバーの導入は市の長年の夢だったそうで(桜田市長談、朝日新聞デジタルより)、ようやく念願叶って本当に良かったですね。
導入の理由は「郷土への愛着心の醸成、観光・地域振興のため」のようです。
岩木山、弘前城、桜の名所、ねぶたなど、確かに「弘前」は独立して有名ですもんね。全国的には逆に「青森市」に何があるかよく知らない、という人のほうが多いかも…?
私は青森県に2回行ったことがありますが、青森市のことは「アスパム」しか知りません。(すみません…)
展望台からの眺めが素晴らしく、温かい雰囲気の交流スペースなどもあり、もちろんお土産も満載で、とても素敵なスポットでした☺
なお、上記のナンバー導入理由は他の全てにも共通するものと思われますので、以降はよほどのことがない限り、理由の記載は割愛させていただきたいと思います。
秋田県・岩手県
お隣りさんのよしみで、秋田と岩手は同時登場です。
25の市町村がある秋田県は、シンプルに「秋田ナンバー」のみ。新ナンバー導入の予定はありません。
一方の岩手県からも2020年度からの新ナンバー導入はなく、従来通り『岩手・盛岡・平泉』の3種類です。参考までに、市町村の数は33。
秋田県
秋田県といえば、「曲げわっぱ」や「きりたんぽ」「稲庭うどん」など、特産品がたくさんありますよね! 旅行に訪れた折、食べるもの全てが美味しくて、すっかり秋田ファンになりました。
個人的には「男鹿ナンバー」なんて出来たらかなりかっこいいと思いますが、登録台数の問題などがあるのでしょうか。
もし男鹿ナンバーができれば、図柄はもう決まりですね!
ちなみに、秋田県は全国でも6番目に面積の大きな都道府県です。秋田に限ったことではないですけれど、広い県に運輸支局や検査登録事務所が一ヵ所しかないのは不便そう…?
手続きを機にお出かけや小旅行を楽しむなら、それはそれで悪くなさそうですけどね!
▼ 面積の大きい都道府県
1位:北海道(83,424㎢)、2位:岩手県(15,275㎢)、3位:福島県(13,784㎢)、4位:長野県(13,562㎢)、5位:新潟県(12,584㎢)、6位:秋田県(11,638㎢)、7位:岐阜県(10,621㎢)、8位:青森県(9,646㎢)、9位:山形県(9,323㎢)、10位:鹿児島県(9,18㎢ )
↑ 参考までに都道府県の面積トップ10を調べてみたところ(参考:Wikipedia「都道府県の面積一覧」)、東北から5県もランクインしていました。東北では一番小さい宮城県でも、全国では16位です。
北の大地は雄大ですね~。
岩手県
岩手県のほうは、以前は県内全域が「岩手ナンバー」でしたが、2014年(平成26年)からご当地ナンバーとして新たに『盛岡』と『平泉』が誕生しています。
■ 岩手ナンバー
宮古市、大船渡市、花巻市、北上市、久慈市、遠野市、陸前高田市、釜石市、二戸市、岩手郡雫石町・葛巻町・岩手町、和賀郡西和賀町、気仙郡住田町、上閉伊郡大槌町、下閉伊郡山田町・岩泉町・田野畑村・普代村、九戸郡軽米町・野田村・九戸村・洋野町、二戸郡一戸町
■ 盛岡ナンバー(2014.11~)
盛岡市、八幡平市、滝沢市、紫波郡紫波町・矢巾町
■ 平泉ナンバー(2014.11~)
一関市、奥州市、胆沢郡金ヶ崎町、西磐井郡平泉町
地元の方は、やはりご当地ナンバーを気に入って運転していらっしゃるのでしょうか。それとも、「岩手のままでいいや」という感じなのでしょうか。
私の勝手な予想では、盛岡近辺の方はこの盛岡ナンバー導入、けっこう嬉しかったのではないかなと思います。世界遺産の平泉ナンバーも、雰囲気があって素敵です!
ここで話は少し飛びますが、なんとなく東北各都市の人口順位が気になったので、参考までに東北主要都市の人口ランキングを調べてみました。
データ元は各市役所からの令和元年12月1日現在の公表数です。(※山形市・八戸市のみ11月分)
▼東北の都市人口ランキング(2019年末)
1位:仙台市(109.1万)、2位:いわき市(34万)、3位:郡山市(33.2万)、4位:秋田市(30.6万)、5位:盛岡市(29.2万)、6位:福島市(28.7万)、7位:青森市(28.1万)、8位:山形市(24.9万)、9位:八戸市(22.8万)、10位:弘前市(17万)
東北に住んだことのない私にとっては意外なことに、福島の「いわき市」と「郡山市」って、福島市よりはるかに人口が多いんですね!
仙台がぶっちぎりなのは予想通りといった感じですが、注目すべきは、東北の上位10市は全てその地名のナンバーを持っていることです。弘前が仲間入りしてくれたおかげで、そんな発見もできました。
あらためて、おめでとう弘前!
山形県・宮城県
続きまして、こちらもお隣りさん同士、山形県と宮城県のカップリング登場です。両県とも35市町村、いずれも2020年度からご当地ナンバー交付地域もなし、という仲の良さ。
山形県
まず、山形県は、日本海側の5市町が「庄内ナンバー」で、残りは全て「山形ナンバー」です。
■ 庄内ナンバー
鶴岡市、酒田市、東田川郡三川町・庄内町、飽海郡遊佐町
■ 山形ナンバー
山形市、米沢市、天童市、南陽市、新庄市、長井市、上山市、尾花沢市、東根市、村山市、寒河江市、最上郡金山町・最上町・舟形町・真室川町・大蔵村・鮭川村・戸沢村、北村山郡大石田町、東村山郡山辺町・中山町、西村山郡河北町・西川町・朝日町・大江町、東置賜郡高畠町・川西町、西置賜郡小国町・白鷹町・飯豊町
『庄内』というナンバーは、私のような九州と北海道にしか住んだことのない人には「どこの県?」となってしまうかもしれない地域名表示ですが、調べてみると「最上川」「出羽三山」「鳥海山」などの超有名観光ワードが出てきました。
くらげの「加茂水族館」も、今思えば庄内なんですね。札幌発のロードトリップ中に立ち寄った際、駐車場のおじちゃんに、「はぁ~、遠いとこからわざわざよく来てくれたね~、ありがとう!」と言ってもらったことがほっこりと思い出されます。
歴史について調べてみると、ここ庄内にあった「庄内藩」は幕末、会津藩と共に新政府軍と戦った藩であるということも分かりました。新選組の結成に大きく関与している清河八郎も庄内藩出身とか。
西郷隆盛を慕って「南洲翁遺訓」を書いたのも庄内藩の人たちでしたね。
聞いたことないとか言ってすみません。庄内地方、その名をしっかり覚えましたよ!
宮城県
お次は噂の大都会、杜の都・仙台を有する宮城県です。
宮城県のナンバーは2種類。区分は実にシンプルで、“仙台かそうでないか” です。分かりやすくていいですね。
そして、何を隠そう、『仙台』もご当地ナンバーです。2006年(平成18年)に交付開始しました。平成元年に政令指定都市になって以来、念願の “仙台ナンバー” 実現だったようですよ。
■ 仙台ナンバー(2006.10~)
仙台市
■ 宮城ナンバー
仙台市を除く宮城県全域
宮城と言えば、「青葉城」「蔵王」「松島」「リアス式海岸」「牛タン」「ずんだ餅」などの観光キーワードを思い浮かべますが、プロ野球が好きな私にはやっぱり「楽天ゴールデンイーグルス」。
あの球団歌が大好きなんです。泣く子も黙る東北の猛者。
「がんばれ! がんばれ!」を聞いていると、涙すら浮かんでくることもあります。
私にとっては敵チームですが、また優勝してほしい気持ちもありますよ。2020年シーズンもがんばりましょう!
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東北の最後は福島県です。
福島県には東北で最多となる59の市町村があり、ナンバー数も2019年時点では東北最多の4種類。2020年度からは福島ナンバーエリア内に「白河ナンバー」が誕生し、5種類になります。
天栄村と須賀川市、鏡石町は挟まれちゃいましたね。
■ 福島ナンバー
福島市、白河市、須賀川市、相馬市、二本松市、南相馬市、伊達市、田村市、本宮市、伊達郡桑折町・国見町・川俣町)、安達郡大玉村、岩瀬郡鏡石町・天栄村、西白河郡西郷村・泉崎村・中島村・矢吹町、相馬郡新地町・飯舘村、田村郡三春町
※赤字は2020年5月より「白河ナンバー」の交付地域
白河市、西白河郡泉崎村・中島村・西郷村・矢吹町
■ 会津ナンバー(2006.10~)
会津若松市、喜多方市、南会津郡下郷町・檜枝岐村・只見町・南会津町、耶麻郡北塩原村・西会津町・磐梯町・猪苗代町、河沼郡会津坂下町・湯川村・柳津町、大沼郡三島町・金山町・昭和村・会津美里町
■ 郡山ナンバー(2014.11~)
郡山市
■ いわきナンバー
いわき市、双葉郡広野町・楢葉町・富岡町・川内村・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村、石川郡石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町、東白川郡棚倉町・矢祭町・塙町・鮫川村、田村郡小野町
元は『福島』と『いわき』の2種類だけだったところ、今ではずいぶん賑やかになった模様。
『会津』も『郡山』も2014年(平成26年)に福島ナンバーから独立したご当地ナンバーですので、今回の『白河』は、福島のご当地ナンバー3つ目ということになりますね!
どれも素敵ですが、特に『会津』なんてかっこよすぎです。幕末から明治初期の歴史を振り返ると“かっこいい”とだけ言っていられるものではなく、辛い思い出が語り継がれるご家庭もあるのかもしれませんが、それでもつい、地図の色付けを「白虎隊」の白にしてしまいました。
現代の観光としては磐梯山も猪苗代湖も喜多方ラーメンもありますし(南の方はあまり知らずにすみません)、これぞご当地ナンバー!、というナンバーだと思います。
『白河』については、私には耳馴染みのない地名で、観光地をざっと調べてみても「羽鳥湖」しかピンと来ませんでした。何年か前のロードトリップ中に、羽鳥湖周辺のトイレに眼鏡を忘れたんですよね…。忘れもしない。
みなさんには全くもって関係のない話ですみません(笑)
歴史的には、山形の庄内藩や会津藩と同じく、佐幕派として戦った「白河藩」があった土地なんですね。
東北まとめ
何回も寄り道しながら、読む方によっては蛇足でしかない情報まで載せてきましたが、最後にもう一点だけ調べさせてください。
東北6県の人口ランキングです。(参考:総務省統計局ウェブサイト)
▼ 東北6県の人口(平成30年推計)
1位:宮城県(231.6万)、2位:福島県(186.4万)、3位:青森県(126.3万)、4位:岩手県(124.1万)、5位:山形県(109万)、6位:秋田県(98.1万)
秋田市の人口は仙台、いわき、郡山に次いで4位だったのに、秋田県となると最下位。いかに一極集中化が進んでいるか、ということですよね。
まとめも兼ねて、上記の人口順に東北各県のナンバー地域名を並べてみましょう。
▼ 東北6県の全ナンバー(2020年度、県の並びは人口の多い順)
- 宮城県:宮城 仙台
- 福島県:福島 いわき 会津 郡山 白河
- 青森県:青森 八戸 弘前
- 岩手県:岩手 盛岡 平泉
- 山形県:山形 庄内
- 秋田県:秋田
黄色がご当地ナンバー、中でも赤色が新・ご当地ナンバーです。
こう見ると、ナンバー地域名の数は単に人口に比例するというわけではなく、経済の中心となる都市が県内にいくつあるか、地方自治体や地域住民がどうしたいのか、というようなことが大きく関わっているということが分かります。
現行の地名だけで地域の特色を十分に表している、ということであれば、ご当地ナンバーは導入しないという選択肢もあるということですね。
勉強になりました!
忘れかけてしまった北海道のほうは以下の通りです。2020年5月からは「9地域名」となります。
札幌 函館 室蘭 苫小牧 旭川 帯広 釧路 北見 知床
おわりに
以上、新・ご当地ナンバーを含む「北海道および東北地方のナンバープレート地域分け調査」をお送りいたしました。
運転中にこれらのナンバーを見かけるようになるのが楽しみですね!
長くなりましたが、これにて当記事の締めくくりとさせていただきたいと思います。最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
それではまた☺ Polly
※記事内の所属市町村リストは軽自動車検査協会「全国の事務所・支所一覧」、国土交通省「全国運輸支局等のご案内」を参考に作成しました。また、地図素材はフリー素材、無料素材のDigipotのものを使用させていただきました。