日本縦断ロードトリップ2020秋【26日目】鹿角、十和田、一気に函館へ!

丸太に乗った赤と黄色のモミジの葉

こんにちは! 暫定旅人ブロガー、「しぜんfan」のPollyです。

北海道へ再移住することを目的に、2020年10月5日夜、福岡発札幌行のロードトリップを始めました。相棒はホンダライフ4WDです。

道中、景勝地観光や写真撮影をしながら道の駅を転々とし、昨日10月31日、旅の26日目にしてついに青森に到達

そして、ついにフェリーに乗ってしまいました

本当はもう1日青森県内で過ごしたかったのですが、どうしても切りよく11月1日に札幌に着きたかったもので、思い切って18時の便に乗ってみました。

青森港発・函館行き。乗船時間3時間50分。

でも、乗ってしまったことをちょっと後悔しています。なぜなら、青森に未練たらたらだからです(笑)

昨日はほとんど十和田湖と奥入瀬渓流しか見ていませんし、運転ばかりで旅を楽しむ余裕もありませんでした。もったいないことに。

青森県は、前回・前々回のロードトリップ時にいろいろ観光させてはいただいたのですが、まだ津軽半島を訪問できていないんです。龍飛崎とか十三湖とか、見てみたかったなぁ。

それは今後のお楽しみということで、大事に(?)とっておこうと思います。

それでは【26日目】の旅レポートをはじめてみましょう!

ロードトリップ26日目の概要

前日・25日目は、秋田県を南から北まで激走し、十和田湖まであと20kmというところにある「道の駅 おおゆ」にてフィニッシュしたところでした。

26日目は、同道の駅近くのファミマでコーヒーとドーナツを買い、朝イチで「十和田湖」に向かうところからスタートです。

ゴールは、函館市街地から20kmほどのところにある、七飯町の「道の駅 なないろ・ななえ」。函館から一番近い道の駅です。

© OpenStreetMap contributors

この日もずいぶん走りましたし、フェリーもがんばってくれました。Googleマップで距離を測ってみると、青森フェリーターミナルから函館フェリーターミナルまでは113kmあるそうです。

車のほうの走行距離は、178km。

総移動距離は「113+178=291km」というわけで、この日本縦断2020秋・旅レポート始まって以来、最も縦長の地図になりました。

上の地図上で「」が付いているのは、そのルートを通ろうと思っていたのにいきなり「通行止め」にぶち当たり、迂回しなければならなかった箇所です。十和田湖と八甲田山周辺で2ヶ所あったんですよね。

閉鎖された滝の沢ゲート(国道102号)
滝の沢~子ノ口(国道102号)
閉鎖された谷地ゲート(酸ヶ湯まで・国道103号)
谷地~酸ヶ湯(国道103号)

八甲田山の方は、山の上の方にはもう雪が付いていましたので、おそらく冬季閉鎖を始めたということなのではないかと思いますが、十和田湖の方は原因不明。3日間だけの通行止めにちょうど当たってしまったようです。

他の車たちも同じように「あれっ!?」と拍子抜けをし、おろおろと車を脇に停めてスマホやカーナビでルート検索をしているような姿も見られました。

道は、いつも通れるわけではないのですね。あらためて。

特に山道の場合は迂回すると大きく予定が狂ってしまうこともありますし、ルート決めする際には、念のため道路情報も確認すべきなんだなぁと身をもって感じた出来事でした。

山エリアから平地に下り、青森市に入ってからはほとんど自由時間はなく、バタバタとフェリーに乗る準備。

17時半までにせねばならない乗船手続きを17時20分に済ませ、いざ海上へ!

夜の青森港にとまる「3号はやぶさ」
青函フェリー「3号はやぶさ」
青函フェリーの乗車レーンで乗船を待つ黒いホンダライフ
乗用車レーンで乗船を待つライフ
青函フェリー甲板デッキと青森の夜景
さよなら青森!

約4時間の航海を終えた後は、眠たい目を擦りつつ、再度気合を入れて夜の「函館山」へ。美しいと評判の夜景を堪能した後、午前0時に「道の駅 なないろ・ななえ」に到着。長い一日を終わりといたしました。

本当に、長かった…。

しかし、九州を出て以来、久しぶりに馴染みのある土地を踏みしめた感じがして、疲れていてもホッとしました。ただいま、北海道☺

夜のセイコーマート
セイコーマートもただいま☺

26日目の主な観光地

止滝(とまりたき)・中滝

26日目の一発目は、「道の駅 おおゆ」から車で15分ほど進んだところにある滝です。その名も「止滝(とまりたき)」。

これがまた美しい場所でして、奥入瀬渓流にも負けていないのではないかというくらいの景勝地でした。朝っぱらから撮影スイッチが入ってしまいましたよ。

秋の鹿角市大湯止滝
紅葉期の鹿角市大湯止滝全景
秋の清流イメージ(鹿角市大湯止滝)
滝と岩場とモミジのイメージ(鹿角市大湯止滝)

はらはらと一面に舞い落ちたモミジの朱色と、岩々に覆いかぶさった苔のモスグリーンが、絶妙な秋のコントラストを生み出していました。

また、この場所の素敵なところは、その気になれば「滝めぐりハイキング」ができること。この「止滝」以外にも、「中滝」「弥助の滝」「錦見の滝」「銚子の滝」「湯の又の滝」と、合わせて6つの滝が点在しているようなのです。

※下の写真をタップ(クリック)すると大きい画像でご覧いただけます。

私は、徒歩15分でたどり着けるという「中滝(なかたき)」にだけ足を延ばしてみましたよ。

中滝(鹿角市大湯)

どこもかしこも秋色ですねぇ。

遊歩道からの中滝ももちろん美しいですが、個人的には、車道から見える姿の方が素晴らしいと思いました。運転していると一瞬で過ぎ去ってしまいますので、後続車の様子を見つつ、ぜひゆっくり目に走ってみてください☺

※秋田県観光総合ガイド「あきたファン・ドッと・コム」内、「止滝(とまりたき)」紹介ページはこちら

十和田湖① 発荷峠

さあ、お次は本日のお楽しみ、「十和田湖」です。日本で3番目に深い湖!

十和田湖というと「八甲田山」や「奥入瀬渓流」とセットで思い浮かべられ、所属県は「青森県」であるというイメージが強いですが、実は、西岸は「秋田県」だったりするんですね。

そんな十和田湖で有名な展望台は、秋田県鹿角郡小坂町の「発荷峠展望台」。

こんな風に(↓)車が無秩序に並んだり、ときには大型観光バスがぎゅうぎゅうに停まったりする人気観光地です。

発荷峠駐車場の様子(俯瞰)
望台から見下ろす発荷峠駐車場

発荷峠からの十和田湖の楽しみ方は3つありまして、まずは、車道沿いの展望所から眺めること。

十和田湖発荷峠

視界的には若干木々に阻まれる感じはしますが、「発荷峠」という文字とともに記念写真を撮るのであれば、この車道沿いの展望スペースは外せません。

次の楽しみ方は、展望台の上から大パノラマで満喫すること。

秋の十和田湖発荷峠展望台からの眺め

先ほどの展望所から一段も二段も高いところに上がることで、見える景色もかなり変わってきます。ここからの眺めは、本当に最高です。

最後の楽しみ方は、展望台1階の室内からまったり眺める方法。

十和田湖発荷峠展望台1階ガラス張り展望室の様子

全面ガラス張りですので、眺めの素晴らしさは保たれている、というのが正直な感想。全然悪くないです。特に寒いときなんかはいいですね!

以上、発荷峠の展望レポートでした(笑)

それから、私は行き逃したのですが、発荷峠の近くには「紫明亭展望台」という展望所もあり、そちらからの眺めは発荷峠よりもさらに良いと評判らしいです。これから十和田湖に行くという方はぜひ!

発荷峠から見る「紫明亭展望台」
発荷峠から見る「紫明亭展望台」

※「発荷峠展望台」の詳細情報はこちら →青森県観光情報サイト アプティネット東北の観光・旅行情報サイト 旅東北

十和田湖② 西湖畔遊歩道(大川岱園地)

湖を上から見た後は、湖面にもっと近寄ってみましょう。

西岸の「十和田プリンスホテル」近くの湖畔に駐車場を伴う公園がありましたので、そちらを少々散策してみました。「西湖畔遊歩道大川岱口」という場所のようです。

十和田湖西湖畔遊歩道の案内マップ
現地の案内板

駐車場からまず真っ直ぐ湖の方へ進むと、湖に張り出た桟橋があり、数名の釣り人が釣りをしていました。駐車場でも身支度中の人を見かけましたし、人気の釣りスポットなのかもしれません。

秋の十和田湖西湖畔遊歩道・大川岱の桟橋

それにしても、紅葉がきれいですね!

秋の十和田湖(西湖畔遊歩道より)
秋の十和田湖西湖畔遊歩道・十和田プリンスホテル裏

十和田湖周辺の紅葉の見頃は「10月中旬~下旬」ということで、私の訪れたこの日が10月31日。日にちだけでみると終わりかけですが、印象としてはまだまだ見頃真っ盛りといった感じ。

キラキラと太陽を反射する湖面を覗き込んでみると、澄んだ水が揺らめきながら水中の小石に影を落としていました。

平和だなぁ。

北国の秋は煌びやかだなぁ。

紅葉した木々の枝が重なり合う様子

この遊歩道は全長5kmあるそうで、私が歩いたのはその中間あたりのほんの一部でしたが、しばし時を忘れるような贅沢なひとときを過ごさせていただきました☺

「十和田湖西湖畔遊歩道」紹介ページ(秋田県観光総合ガイド「あきたファン・ドッと・コム」)

奥入瀬渓流

いつまでも湖畔でぼんやりしていたいところですが、そうもいきません。夕方のフェリーに向けて、次の目的地「奥入瀬渓流」へ向かいたいと思います。

この「奥入瀬渓流」、私は4年半前の春に一度来たことがあったのですが、紅葉の時期に来るのは初めて。

しかもこの日は土曜日。

大混雑の奥入瀬渓流駐車場

混雑もするわけですよね! 他県ナンバーも多く見られ、全国規模の一大観光地であることをあらためて実感しました。

そもそも奥入瀬渓流がどういうところなのか、自分の情報整理のためにもまとめてみますと、まず、十和田湖からは「奥入瀬川」という川(二級河川)が流れ出ています。河口があるのは日本海側、おいらせ町と八戸市の間です。

奥入瀬川の中でも、十和田湖畔の子ノ口から14km先の焼山までを「奥入瀬渓流」といい、国の特別名勝および天然記念物に指定されています。

この14kmの渓流沿いにはずーっと車道が走っており、川際を散策できる遊歩道も整備されていますので、部分的にせよ全行程にせよ、人々はそこを歩きに来るわけですね。

※参考:十和田湖国立公園協会ウェブサイト、青森県庁公式サイト内「十和田湖および奥入瀬渓流

光差す奥入瀬渓流イメージ

滝あり、急流あり、穏やかな流れあり。密やかな森の中を流れる清流は圧巻の美しさで、苔むした岩々やシダなどの植物がその風景をより一層特別なものにしています。

本当に、心に染みる美しさ、だと思います。

ただちょっと困ってしまうのは、なにぶん森の中に道路が走っているもので、渓流沿いに大きな観光駐車場というものがないこと。

駐車スペースは道路沿いに点在してはいるものの、ちょうどうまく空いているとも限りませんし、何とか捻じ込んだはいいが、車通りが途切れずに出るのに苦労する、というようなことも。

そんなこともあり、一番賢いのは、焼山にある「奥入瀬渓流館」の広い無料駐車場に停めてレンタサイクルを借りることかもしれません。

起伏も少ないですし、実際自転車で渓流沿いをめぐっている人々も何人も見かけましたよ。

「奥入瀬渓流館」の公式サイトはこちら。トップページから、レンタサイクル情報ページへも飛べます。

さて、私はこの日、あまりの人の多さにげんなりし、時間に余裕がないこともあり、有名どころの「銚子大滝」とその周辺を少々散策するにとどまりました。

奥入瀬渓流・銚子大滝
奥入瀬渓流と川面に落ちる木々の影
奥入瀬渓流・遊歩道から見上げる岩壁
奥入瀬渓流・銚子大滝近くの遊歩道の様子

「今、これをカメラに収めておきたい!」という景色は際限がなく、他の訪問客のみなさんも、思い思いに絶景を探しては真剣な表情で撮影をしていました。

季節や天気によってもいろいろな表情があるわけで、本当に好きな人は、何年も通い続けてもまだ足りない、という場所なのかもしれないな、と思いました。

さて、奥入瀬渓流の後は、八甲田山を横目に見ながら一路、青森市内へ!

十和田394号と八甲田山
たぶんあれが八甲田山!

途中、青森県最高峰の「岩木山(津軽富士)」を眺望できるという展望台があり、もちろん寄ってみたのですが、うっすら~としか見えませんでした。残念!

岩木山展望所(青森市)からうっすら見える岩木山の山影
見えますか…?

青函フェリーターミナル

ここは景勝地でも観光地でもありませんが、流れとしてチラッと登場させたいと思います。「青函フェリー 青森ターミナル」。

青函フェリー 青森ターミナル外観

山から下りて来てすぐに「極楽湯 青森店」でクイックリーひとっ風呂浴び、ターミナルに駆け付けたときにはもうとっぷり日も暮れようかという17時15分。

大急ぎで乗船手続きを済ませるべく、ターミナル受付窓口へ。

青函フェリー 青森ターミナルの受付カウンターの様子

実は、青森港と函館港とを繋いでいるのはこの「青函フェリー」だけでなく、「津軽海峡フェリー」という別の会社の船もあるんです。

夜の津軽海峡フェリー
津軽海峡フェリーターミナルはすぐお隣り

しかし私が「青函フェリー」の方を選んだ理由は、乗用車運賃の大幅割引キャンペーン期間中だったから。4m未満の場合、14,200円が10,300円になるというんですから、かなり大きいですよね☺!

津軽海峡フェリーのほうも、同乗者が7名まで無料になる「海割ドライブ」という割引キャンぺーンをやっていたのですが、一人旅の私には関係ありませんので…青函フェリーの勝ち。

※各社の割引キャンペーン情報ページはこちら →「青函フェリー」「津軽海峡フェリー

このように、フェリー会社では「ネット割」「早割」「往復割」「学割」などいろいろやっていますので、予約前の比較チェックは欠かせません。

…と、そういうことはしっかり(ちゃっかり)しているくせに、気持ちが急くあまり乗船申込書の記入台に車検証を忘れ、出航直前に船からターミナルビルまで走るという大失態。

が、無事に車検証も取り戻し、船も無事に18時に出航。

青森港から遠くに見える青森の夜景と満月
薄雲のかかる満月

ハロウィーンのこの日、満月でもあったんですね。しかも、一カ月のうちに2回目の満月ということで、「ブルームーン」と呼ばれる代物だったそう。

そんな特別な月に見送ってもらえるなんて、なんかラッキー☺

函館山からの夜景

ここで時間は一気に夜へと飛びます。時刻は22:40。

夜の函館山展望台

やって来ました函館

サブちゃんの、厳密には作詞家・星野哲郎さんの言葉を借りると、「はるばる来たぜ函館へ!」。このときばかりは、自分のためにこの歌があるような気すらしましたよ(笑)

無事に北海道へ渡ってきたからには、そして函館に夜に来たならば、やはり「函館山」は外せないと思うわけですよね。

函館山展望台といえばロープウェイというイメージですが、車や観光バスが通れる登山道路も整備されており、季節や時間帯によっては山頂展望台までシュッとマイカーで行けてしまうんです☺

冬季閉鎖となる直前のこの時期は、16~21時の“夜景混雑タイム”を外せば、一般車も通行可能。(※詳しくは、函館市公式観光情報サイト「はこぶら」内「函館山へのアクセス、早わかりガイド」をどうぞ)

土曜の夜ということもあってか、展望台は思ったよりも地元の方で賑わっており、23時を過ぎてもわいわいと活気のある状態でした。

それでは、肝心の景色をどうぞ!

函館山からの夜景
函館山からの夜景(市街地 寄り)

やはり、文句なしの美しさですね。函館特有の地形が浮き上がって見えるところが、本当に唯一無二の素晴らしい夜景。

近年では「世界三大夜景」から外れたり、「日本新三大夜景」で札幌の「藻岩山」にお株を奪われたかたちになったり、「元気にやっているかなぁ?」と少し心配してもいましたが、全然元気にやっているようでした。(※参考:北海道ファンマガジン「なぜ外された!? 函館夜景が世界新三大夜景に入らず」)

良いものは良いのですから、代わりに(?)「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星をもらったりもしたそうですよ☺(※参考:函館山ロープウェイ「函館山からの眺望が三つ星として紹介されました」)

長い一日の終わりに疲れた体を引きずっての行軍でしたが、逆に元気をもらいました。ありがとう、函館!

「函館山ロープウェイ」公式サイトはこちら

明日27日目(最終日)の予定

明日は、函館(正確には七飯町)からついに札幌へ!

道中、函館圏にしかない人気バーガー店「ラッキーピエロ」や道南きっての景勝地「大沼国定公園」、久々の「洞爺湖」などに寄りつつ、ぼちぼち進みたいと思っています。

ここが北海道の恐ろしいところで、北海道の地図だけを見ていると縮尺がよく分からなくなり、簡単に移動できてしまうような気になるんですよね。

しかし、函館から札幌はとっても遠く、軽く250kmはあるんです。

いよいよ旅の最終日、最後まで気を抜かないようにしっかり安全運転で、今回の日本縦断を締めくくりたいと思っております!

それではまた☺ Polly

※記事内の写真および現地情報は、2020年10月31日時点のものです。

晩秋の大沼国定公園 紅葉した木々と木々を映した湖面