当記事は、私個人が2020年10月に行った「福岡→札幌、軽自動車で日本縦断&景勝地めぐりの旅」の10日目の模様をお伝えするものです。旅に出た気分でお楽しみいただけると幸いです☺
こんにちは。福岡を出発して既に10日が経ったとは!と、かなりビックリしているPollyです。
毎日移動して、毎日違ったことをしていると、気持ちも次から次にどんどん移り変わり、つい数日前のことが遠い昔のことのように感じるものですね。
10日前に自分がどんな人間だったかすらも、何だかよく思い出せません。(今と何も変わっていないはずですが笑)
10日後、私はどこで何をしているのでしょうか。
大人になってからこんな時期を持てること、真っ白な未来を自分で埋めていく実感を持てること、なんて贅沢で素晴らしいことでしょう!
ちょっとくらい周りと違っても自分は自分。どうせ逃げ道はないのですから、その自分を楽しんでいきましょう。なむなむ。
さてそれでは、10日目の旅レポートを始めたいと思います!
目次
ロードトリップ10日目の概要
10日目は、徳島県名西郡(みょうざいぐん)神山町の「道の駅 温泉の里神山」からスタートしました。
まずは「眉山」に行き、鳴門海峡を観光し、大鳴門橋で淡路島に渡り、そして南あわじ市の「道の駅 福良」でゴール。
というわけで、この日のメインイベントは、「鳴門海峡を渡ること」でございました。名残惜しいですが、脱・四国。
海岸線で赤線がT字のように二股に分かれている理由は、鳴門海峡へ行く前に、香川県のうどん店「うどんや」まで足を延ばしたからです。
瀬戸内海側をちょっと走れば、香川に入れるんですね。
それに気付いた私は、「せっかく四国にいるならば、ここで行っておかねば後悔する!!」と車を走らせました。と言いつつ、お腹が空いていたというのが一番の理由ですけれど(笑)
うどんは間違いなく美味しかったですし、海岸線ドライブも楽しかったし、決行してよかったです☺
そんな感じで、うどんのために30kmほどを余分に走るという一幕も含め、一日の総走行距離は118kmという結果になりました。
本当はもっと淡路島を中央部くらいまで突き進みたかったのですが、「鳴門公園」が予想外に見どころの多い場所だったため、そこで時間をたっぷりとってしまったのです。
ま、そんなこともありますよね。フリープランの旅ですから。
その他特記事項としては、「徳島市内はガソリンが安かった!」ということ。
6日目のレポート記事で、愛媛県西予市宇和町のガソリンが激安で嬉しかった話をしましたが、徳島市は、私が今回旅をした道筋の中ではその次に安い「122円」でした!
実は、昨日までいた高知市近郊は「142円」だったんです。
やはり物流ルートが関係しているのか、大きな港がなく、陸路で物資を運ぶにも一苦労するような場所はガソリンが高いということなのかもしれませんね。
もちろん私は、徳島で満タンにしましたよ☺
さてそれでは、10日目のレポートいってみましょう!
ロードトリップ10日目の主な観光地
眉山
まずは、徳島市のシンボル山「眉山」です。山頂へはロープウェイが架かっていますが、車でも上がることができます。
標高290mと、そう高くはない山ですが、頂上展望台からの眺めは大パノラマの絶景。
吉野川の河口付近を見るか、大鳴門橋の方を見るか、上がってくるケーブルカーを見るか。着いてすぐはどれを見ればいいのか迷ってしまうくらい、素晴らしい眺望です。
頂上には全面ガラス張りの無料展望休憩所もありますので、ちょっと寒いというときも安心。
そして、何かやたらとアニメキャラが、特に「鬼滅の刃」の絵が目に入るなぁと思っていたら、この展望所のある建物1Fには「マチ★アソビCAFE」という、アニメ関連のお店が入っているんですね。
カフェの開店は10時からだったのですが、開き待ちをしている人もいたほどでしたので、私も開店後に便乗して入ってみました。
すると中は、木材をふんだんに利用したそれはオシャレな開放的なお店で、そして、大量の鬼滅のグッズで埋め尽くされていてビックリ。
奥には座敷席の展望カフェもあり、鬼滅の映像や音楽が流れていました。とにかく、コアなファンにはたまらない様子。
スタッフのお姉さんに聞いてみると、「鬼滅の刃」のアニメ制作会社の社長さんが徳島のご出身で、それでこの眉山にお店を出しているんだそうですよ。
ここまでの規模の“鬼滅店”は他には東京、大阪などの大都市にしかないとのことで、全国からたくさんのファンが訪れるそう。さもありなん、ですね。
まさに今どきの人気沸騰ネタですので、話題づくりや話のタネにもなる眉山、行ける距離にある人はぜひ!
※徳島県観光協会による「阿波ナビ」の眉山情報ページはこちら
※「マチアソビカフェ」公式サイトはこちら
うどんや
次の観光スポットは、香川の讃岐うどん。
ここ東かがわ市の「うどんや」さんは、徳島県との県境からわずか700mほどのところにある、香川県最東端のうどん屋さん、らしいです。
私の訪ねたのはお昼どきだったこともあり、店内は結構混雑していました。地元の人気店であるようです。
メニューには「肉ぶっかけうどん」大540円・小440円、「かけうどん」大360円・小260円など9種ほどのうどんメニューがあり、各種天ぷらのトッピングをお好みで追加するスタイル。
福岡ではうどんに載せるトッピングといえば「ごぼう」が一番人気ですが、ここには「こんぶ」があったりして、地域の違いを感じましたよ。
また、このお店には海を眺めながらうどんを食べられる“テラス席”もあり(上の写真)、そちらは通常の店内席に比べると幾分ひっそり。ゆっくり味わうには最高でした。
鳴門スカイライン・四方見(よもみ)展望台
「鳴門スカイライン」は、鳴門海峡付近の入り組んだ地形の織り成す絶景を楽しむことのできるドライブコースです。以前は有料道路だったようですが、現在では完全無料。
車の人たちはもちろん、バイカーたちにも人気のコースであるようで、私がいたときも、たくさんのバイクが列をなして駐車場に入ってきたりしました。
ここからは、鳴門海峡や大鳴門橋を見るというよりも、その手前の「内の海」と、そこに浮かぶ無数の「釣り屋形」の眺望が素晴らしいです。
福井の「三方五湖」のドライブコースに、少し景色が似ているかな? 長崎県の海岸沿いでも、雰囲気の似た絶景が楽しめますよね。
海や湖のすぐ傍に山や丘があって、しかもそれが入り組んでいるなんて、日本って本当に絶景の宝庫だなぁとしみじみ思いました。
※「四方見展望台」については、鳴門市の総合情報サイト「鳴との門」に詳しく載っています☺
鳴門公園
次に向かったのは、鳴門海峡を望むには絶好の名所「鳴門公園」です。鳴門海峡や渦潮を観賞するのも、この公園からとなります。
実際に行ってみると、展望台は3つもあり(有料エスカレーターで登る分も入れると4つ)、大鳴門橋に入り込んで渦潮を見下ろすことのできる「渦の道」、架橋記念館(博物館)、そしてたくさんのお土産店が散在する、一大観光名所でした。
それだけに駐車場も無料ではなく、500円。致し方なし。
私はこの公園内でたっぷり2時間半を過ごしましたが、全てのスポットについて細かく話しているとそれはもう別記事にしていいレベルですので、前回記事の「剣山登山」のときと同様に、厳選写真だけを載せることといたします。
「厳選」と言いつつ結構載せましたが(笑)、橋梁マニアの人たちがなぜ橋に魅力を感じるのか、ほんの少しだけ理解できたような気がしました。
ところで、橋の上から渦を見下ろすことができるという「大鳴門橋遊歩道 渦の道」にも行ってみたのですが、渦潮って、いつでも所定位置にゴーッと巻いているわけではないんですね。
テレビや写真で見るような得大渦潮が見られるのは「春と秋の大潮のとき」なんだとか。(※大潮というのは、月に2回ある満月・新月のときのこと)
そうでなくて、私が行ったような普通の日(大潮でない日)の場合は、満潮時か干潮時を狙えば、ちいさな渦があちこちで出来ては消え…という様子が見られるようです。
私は満潮時に行きましたが、ご覧のように、ちょっとした渦はたくさん確認することができましたよ☺ スタッフの方のお話によると、満潮か干潮のどちらかを選ぶなら、干潮の方が見えやすいそうです。
行けばいつでも見られるものではないと知れただけでも収穫でした。
※「徳島県立渦の道」公式サイトはこちら
さて、この日の実質上の観光はここで終わり!
この後は橋を渡り、淡路島で夕日を見損ない(間に合わず)、しょんぼりと「道の駅 福良」へ向かい、近くのローソンでスープパスタと半額の唐揚げを買って食べたのでした。
明日(11日目)の予定
明日はいよいよ兵庫県!
淡路島では、北の方にある「あわじ花さじき」という見晴らしのいい花園に行こうとは思っておりますが、細かい部分はいまだにノープランです。
兵庫県でしたいことも、六甲山から神戸や大阪湾を見下ろすことくらいですから…。(混むのがイヤなので、街中には入りません)
大まかには、六甲山の北側へ出て、大阪の「箕面大滝」に寄ったり、琵琶湖や彦根城を経由したりしながら北陸に抜けるつもりです!
ここから先は私にとっては本当に“馴染みのない土地”ですので、ますますGoogleマップさんにお世話になることになりそう。
それでは、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
よい一日を☺ Polly
※記事内の写真および現地情報は、2020年10月15日時点のものです。