狭くなった鉢からの植え替え:二層式ポットのハイドロカルチャー管理メモ【4】

こんにちは、福岡市在住の自然好きアラフォー女子、Pollyです。

今回の記事では、自宅でハイドロカルチャー環境で育てている観葉植物の、一回り大きな鉢への “引っ越し”の様子をご紹介したいと思います!

私はハイドロカルチャー歴2年ほどの初心者に過ぎないのですが、約半年前に当ブログで「イオン交換樹脂栄養剤」の使用体験記をご紹介して以来、定期的に自宅の植物たちの生育記録をご報告しております。

知識も経験も豊富な玄人の指南記事とはいきませんが、一般人の管理の様子を眺めるという感じで、何かしら参考になれば幸いです。(こんな感じでも一応育ってます笑)

今回は、シリーズの4回目となります(記事アップ日:2020.1.12)。よろしくお願いいたします!



生育状況のおさらい

まずは、我が家の水栽培植物たちの、これまでの生育状況を簡単にまとめてみたいと思います。これまでの記事に目を通してくださった方は読み飛ばしてくださいませ。

私は、アイビーを2鉢ガジュマル1鉢の計3鉢をハイドロカルチャー環境で育てています。

アイビーは元はフラワーアレンジメントの一部としてスポンジに刺さっていた “脇役”、ガジュマルはダイソーで300円で購入したものです。それぞれ、およそ8ヶ月前にハイドロボール環境に植え替えました。

いずれもインナーポットを使った二層式。二層式は一層式(?)に比べて水や根の管理がしやすく、個人的には初心者におすすめの栽培方法だと思います。

使用しているハイドロボールはダイソー調達、インナーポットはホームセンターで買った「園芸用ポリポット」に自分で切り込みを増やしたもの、アウターポットにはキッチン用キャニスターを使用したりしています。

代用命節約命! でやっております(笑)

彼らがハイドロカルチャーデビューしてからこれまでの流れは以下の通りです。

  • 2019年5月…それぞれをハイドロカルチャーに植え替え
  1. 同年6月10日…イオン交換樹脂栄養剤の初回投入
  2. 同年9月13日…イオン交換樹脂栄養剤の交換1回目 記事②
  3. 同年10月20日…アイビーの一部を土栽培へ移植 記事③
  4. 2020年1月11日…ガジュマルの引っ越し&イオン交換樹脂栄養剤の交換2回目(今回の記事

今回の作業内容

そんな彼らの、❷2019年9月13日(イオン交換樹脂栄養剤の1回目の交換後)の様子がこちら。

ハイドロカルチャーの観葉植物
2019年9月13日の様子

一番右に写っているガジュマルの根が肥大し、2020年1月現在、このインナーポットではちょっとピチピチ&パンパンになってきてしまいました。

そこで今回、イオン交換樹脂栄養剤の2回目の交換と合わせて、ガジュマルの植え替え作業を行うことにしたというわけです。

イオン交換樹脂栄養剤は本来ならば3ヶ月おきに交換するものですが…今回は4ヶ月後になってしまいました。「冬場だからいっか」と怠けていたのが原因です。(すみません汗)

かごに入ったハイドロカルチャー用イオン交換樹脂栄養剤のパック

その交換作業自体は前回記事でご紹介した内容と大差ありませんので、ここでは主にガジュマルのポット引っ越し作業の様子をご紹介してみます!

といっても、新しいインナーポットを用意して入れ替えるだけなんですけどね…

アイビーの方の植え替えの様子は、次回以降の記事の中でご紹介しています ↓

交換作業

早速、そのガジュマルをポットから抜いてみましょう。冬なので水の投入は控えめにしており、わりとカラカラ状態。

ハイドロカルチャーで生育中の植物の根の部分

前回のイオン交換樹脂やら根っこのカスやらがまとわりついていますので、植え替えを機にきれいな水で洗ってあげるといいと思います。

このとき私はそれをし忘れ、少しだけ後悔しました…。

ポットから出しても、特に腐ったような悪臭がするということはありませんでしたが、また新しいイオン交換樹脂栄養剤を入れたら、その後3か月間はじゃぶじゃぶしづらくなりますからね。

2020.6.21追記

この約5ヶ月後、根腐れの危機にさらされています…

1年間ずっとハイドロカルチャーで育ったガジュマルの根

根の状態を確認するという意味も込めて、やはり植え替えのときにはハイドロボールをバラして、根を傷つけない程度には洗ったり、ボールを清潔なものに交換したりした方がいいのかもしれません…。

しかし、もしこのときに根腐れの兆候が発見されていても、冬場にあれこれいじるのは良くなかったはず。(冬はガジュマルの成長が遅く、再生能力も低いため)

そもそも冬場は栄養も不要なわけですので、作業は春まで待ってからやっても遅くはなかったのかも…?

ほんと、初心者は試行錯誤が尽きませんね(笑)

今回植え替える “引っ越し先” はこちら。

左が新居、右がこれまでの家です。いずれも前述の通りホームセンターで購入した「園芸用ポリポット」。

左(新居)が40円、右(旧宅)が25円です。

極小サイズと小サイズの園芸用ポリポット

買ってきたままでは経験上、空いている箇所が少なすぎて根っこに良くなさそうですので、まずはカッターナイフで改造。(※あくまでも自己流のやり方です)

もし同じようにされる場合は、カッターで一度切りたいラインを軽く入れてから、二度目にしっかり力を込めてやるようにするとうまくいくと思います。刃を出し過ぎないように、お気を付けくださいね。

次に、新ポットの底にハイドロボールを敷きます。分量は、植物を入れたときの高さを見つつ調整。

園芸用ポリポットにハイドロポールを注ぐ様子

新しい鉢に入れるときの留意点としては、根っこが直接ポットの側面にタッチしないようにすることです。(と、以前に何かの記事で読んで以来、私はそのようにしています。)

高さがだいたい良くなったら植物を入れ、周囲からハイドロボールを流し込んで固めていきます。

ハイドロカルチャーのポットにハイドロボールを入れる様子

ガジュマルはどっしりとしていますのでとてもやりやすいですが、ヒョロヒョロした植物の場合は、位置セットのために割り箸などを活用しながら行うといいかもしれません。

ハイドロボールを入れ終わったら、新しいイオン交換樹脂栄養剤を入れて完成!

ハイドロカルチャーのアイビーとガジュマル

気分転換に、アウターポットもイケアで買った水色のに着替えてみました。

アイビーたちも樹脂を交換してリフレッシュできましたし、これでまた3ヶ月はポット内の様子を見ながら水をあげる日々です。

ここ3~4ヶ月は正直ほったらかしにしてしまっており、季節のせいか日光浴が足りないせいか、葉っぱがやや黄緑っぽい色になってしまったため()、これから春に向けて様子をこまめにチェックしながら育てていきたいと思います!

後日追記】

このときは冬でしたので、葉が黄緑っぽくなった原因は「日光不足」とも考えられそうですが、さもなければ「根のトラブル」である可能性が高いようです。今思えば、どっちもだったのかも…。

いずれにしても、植え替え作業を行うのは冬以外にしておいたほうがいいような気がします!

おわりに

今回もまた、一素人の植物管理の様子をご紹介しただけの記事ですが(笑)、こんな風にやっている人もいるということで、どなたかの参考にでもなればと思います。

植物は自分から喋って自己主張したりはできませんので、初心者には本当に、手探りの連続ですよね(汗)

だからこそ、やるべきであると分かっている作業くらいはサボらずにしっかりやって、少しでも元気に暮らしてもらいたいものだ…とあらためて感じた今回の作業でした。

以上、最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました! みなさんも、楽しい栽培を☺

それではまた! Polly