買って正解でした! 初心者にもおすすめ「イオン交換樹脂栄養剤」の役割解説&使用体験記①

かごに入ったハイドロカルチャー用イオン交換樹脂栄養剤のパック




みなさん、こんにちは。旅と自然が元気の源、「しぜんfan」のPollyです。

今回の話題は、我が家のハイドロカルチャー植物の管理方法について。近頃始めて使ってみた「イオン交換樹脂栄養剤」がすごく良かったですよ、というお話をしたいと思います!

ハイドロカルチャー歴1年半、そのうちの大半は何が何やらよく分からないまま適当に育ててきたというひよっこの私ですが、だからこその視点で、学んだことなどをここでシェアできればと思います。

ハイドロカルチャーの植物を買ってみたけど管理方法に迷っているという方や、これから始めてみたいという方の参考になれば幸いです。

我が家の植物紹介

まずは、現在私が自宅で育てているハイドロカルチャーの植物たちをご紹介させていただきたいと思います。

ガジュマル」の鉢がひとつ(写真左側)と、「アイビー」の鉢がふたつ(写真右側)。2種類の植物をハイドロカルチャーで育てています。どちらも今年5月にハイドロカルチャー環境へ植え替えをしたものです(現在は8月)。

出窓にあるハイドロカルチャーの植物(ガジュマル、アイビー)、斜め上からのアングル

アイビーたち(写真右)は、元は姉が出産祝いでもらったものの一部で、スポンジに刺さったまま半年間生きながらえていたところを救出。根っこにまとわりついたスポンジを丁寧にはがし、しばらく瓶の中で水栽培して根をしっかり育てたあと、ハイドロボールの中に埋めました。いまでは当時の面影がないくらいに育っています。

ガジュマルの方(写真左)は、ダイソーで300円で購入したものの土を落として即植え替え。

どちらも、ダイソー調達のハイドロボールを使用しています。そして、 “インナーポットを使った二層式” です。

「インナーポット」とは、縦に細長い切れ込みがいくつも入った薄いプラスチック製の容器で、文字通り “インナー(内側)” に入れて使います。水や根の状態が見やすく、個人的には管理のしやすい方法だと思っています。

しかし、正式なインナーポットは私の近所では手に入らず、ネットで買うと送料がかかりすぎてしまうので、園芸用の安い「育苗ポリポット」で代用したりしています。外側の陶器ポットも、ピーターラビットの方はキッチンで使う「キャニスター」。代用しまくりです。

ハイドロカルチャーを続けていく上で、増やしたり植え替えたりという機会もどんどん出てくると思います。ガラス容器などに直接入れる場合もそうですが、 なるべくお金をかけずに手元にあるもので済ませたいですよね!

身の回りに使えそうなものがないかどうか、探してみるのも楽しいと思います♪



ハイドロカルチャーには何を入れるべき?

さて、ここからは早速、管理方法についての話に入っていきたいと思います。

ハイドロカルチャーを始めたての頃って、何を入れたらいいのか、何がどの役割をするのか、いまいちよく分かりませんよね。

私も始めたてのころは、何かを入れる必要があることすら知らず、半年以上何も入れませんでした…。ごめんなさい。どうりで育ちが悪かったはずです。

しかし、おかげで彼らが健康に育つのには何が必要なのかを学びました。それは、

  • 根っこを正常に保つ「根腐れ防止剤
  • 成長に必要な養分を補う「肥料・栄養剤

の2つです。それぞれを、私の理解の範囲でご説明してみると、

根腐れ防止剤:ハイドロカルチャーの栽培法では、根っこはほとんど水に浸かりっぱなしですので、息がうまくできなかったり、老廃物が溜まって水質が悪くなると、水もろとも腐ってしまうことがあります。それを防ぐのが根腐れ防止剤です。

肥料・栄養剤:ハイドロボールは土ではありませんので、菌が繁殖しづらい、虫が付きにくい、などのメリットがある反面、植物にとっての栄養は水だけになってしまいます。そこで、健康を保つために栄養補給をしてあげる必要があります。

というような感じです。

植物たちがハイドロカルチャーで健康に成長するには、「水質と根っこの管理」と「栄養の管理」が欠かせないということですね。

一人二役の「イオン交換樹脂栄養剤」を活用!

根腐れ防止剤」と「肥料」。どちらも、ハイドロカルチャーで植物を育てる際の必需品だということが分かりました。でも、どれがいいのかよく分からない、または、いろいろ入れるのは面倒…。そんな方におすすめしたいのが、そのどちらの役目も果たしてくれる「イオン交換樹脂栄養剤」です!

難しそうな名前で、はじめは「なんのこっちゃ」と思いましたが、今では分かります。「イオン交換樹脂栄養剤」です。それぞれの意味を、パッケージの言葉を借りてご説明すると、

イオン交換樹脂:有害な植物の老廃物を吸収し、根腐れも防止します

栄養剤:植物に必要な養分を供給します

というわけで、「イオン交換樹脂栄養」は、根腐れ防止と栄養補給の両方の役目をしてくれるものなんですね。持続期間は “鉢へ供給後、約3か月” ですから、私たちはその間、基本的には水の量と日光の当たり具合に気を付けていれば良いというわけです。

とても便利ですね!

イオン交換樹脂栄養剤の入手方法

そんな便利なイオン交換樹脂栄養剤は、お近くのホームセンターや園芸店で入手するか、ネット通販でも購入することができます。

私の場合は近隣で購入できるお店がありませんので、Amazonで購入しています。お値段は、3個パック650円(2019年8月6日現在)660円(2019年11月2日現在)。プライム会員は送料無料ですので、プライム会員の方は、これがネットで一番安く購入できる方法だと思います。

楽天など他のショッピングサイトでも販売していますが、単体では送料がかかってしまうことがほとんどです。「○○会員」などご自身のステータスに応じて、あちこち見てみるといいかもしれません。どうしても送料がかかってしまう場合は、植物とのあわせ買いを検討するのも手かもしれませんね!

まだプライム会員でなければ、“30日間のAmazonプライム会員無料体験” をやってみるのもおすすめですよ! 私はとても重宝しています。

私がイオン交換樹脂栄養剤に辿り着くまで

私がイオン交換樹脂栄養剤を使い始めたのはつい2か月前なのですが、それ以前は、根腐れ防止剤としては「ゼオライト」、肥料としてはハイポネックス社の『キュート』という「水栽培用液体肥料」を使っていました。

『キュート』はストレートタイプなので薄める必要もなく、ボトルには目盛りも付いていて便利で使いやすく、とても気に入っていたのです。実際に使っておられる方も多いと思います。

↓ こちらがその『キュート』。

ところが、引っ越して環境が変わったことにより、次の2つの問題に直面してしまったのです。

ホームセンター問題

この春の引っ越しで所持していた『キュート』を手放してしまったため、再び入手しようと近くのホームセンターに行ったところ、ないのです。何件ハシゴをしても、地域で評判の園芸店に足を運んでも、店員さんすらその存在を知らず、代わりに植物活性剤を勧められる始末。そもそも、ハイドロカルチャーグッズすら置いていない様子です。

ホーマック(北海道のホームセンター)には普通にあったのに…。

九州では、人々はハイドロカルチャーをしないのでしょうか? もはや一番頼りになる存在はダイソーですが、さすがに液体肥料はありません。

思いがけず “ハイドロカルチャー用肥料難民” となった結果、我らが救世主・ネット通販にシフトチェンジしたというわけです。

送料問題

ところが次につきまとったのは “送料問題” 。『キュート』は、本体価格こそ400円前後とお得ですが、単体で購入しようとすると、どうしてもそれ以上の送料がかかってしまいます。あわせ買いをすれば解決なんですけど、そうでもなければ貧乏な私には大問題。

そこで、送料がかからなくてお得なもの…とあれこれ探した結果、イオン交換樹脂栄養剤にたどり着いたのでした。結果、それはそれで良かったですけどね!

『キュート』がお近くで手に入る方であれば、根腐れ防止用の「ゼオライト」はダイソーにもありますし、『ソフトシリカ ミリオンA( 珪酸塩白土 )』も根腐れ防止に良いようですよ。どんな選択肢があるのか、まずは近くのホームセンターや園芸店を覗いてみるのもいいですね。

ちなみに『ソフトシリカ ミリオンA』はネットでも購入できます。

イオン交換樹脂栄養剤の使い方

さて、次は本日の主役、イオン交換樹脂栄養剤の使い方をみてみましょう。

プランテリアのハイドロカルチャー用イオン交換樹脂栄養剤3個パックの中身

プランテリアさんの3個パックを購入した場合、上の写真のように、シルバーの袋に3個まとめて入ってきます。1個1個の袋はとても小さく、横幅5.5cmです。

使用量の目安

パッケージの説明書きによると、500mlの大きさのポットに1袋くらいがちょうどいいようです。

鉢の大きさでの目安としては、

  • Sサイズの鉢(直径7cm)に対し、1/2袋程度
  • Mサイズの鉢(直径9cm)に対し、1袋程度
  • Lサイズの鉢(直径12cm)に対し、2.5袋程度

と書いてあります。持続期間は、約3か月です。私の植物たちの鉢のサイズはだいたいS・M・Lくらいがひとつずつですので、インストラクション通りにいけば4袋必要ということになりますが、まぁ適当でいいか、と3袋を仲良く分け合ってもらいました。

使用方法

使用方法は簡単です。 “植え込みのときに鉢底に敷くか、上に撒いて水で流し込むか” です。私のポットは二層式ですので、適当に両方やってみました。容器の中で根っこがどうなっているか想像しつつ、気楽にやっていいと思います。

あとは、水の量や日当たりを気にしてあげながら、成長を見守るのみです。

イオン交換樹脂栄養剤を実際に使ってみた結果

我が家の植物の成長ぶり

我が家のアイビーとガジュマルの成長ぶりを写真で見てみましょう。

まず、5月中旬~末にかけての植え替え以来、水ばかりで生活してきた彼らに初めてイオン交換樹脂栄養剤をあげた、6月10日の様子がこちらです。

アイビーに関しては、後からもう少し本数を加えたため、鉢に植わっている数は今よりだいぶ少ないです。ですので、繁り具合というよりは、葉っぱの大きさと丈の長さを指標に見比べていただくと分かりやすいと思います。

そして、約2か月後の8月5日がこちら。

夏に葉が大きく育つハイドロカルチャーのガジュマル
ベンチの上に置かれたアイビーのハイドロカルチャーの鉢

ちょうど春・夏の成長期に重なったせいもありますが、すごい成長ぶりです。特にガジュマルは、成長するにつれて葉っぱの大きさがすごいことになっていることにお気づきいただけると思います。

夏に生長中のガジュマルの葉のクローズアップ、ハイドロカルチャー
ハイドロカルチャーで生育中のガジュマルの根

根っこも、植え替え当時はとても短くて心配したものですが、今ではこの25円の 園芸用「育苗ポリポット」の切れ間から伸び放題です。

【2019.10.28追記】

上の写真の育苗用ポリポットは買ってきたままの状態なのですが、正規のインナーポットに比べると切れ込みがかなり浅いです。そのまま使うと中で水が循環しにくくなったり、老廃物が蓄積されてしまいやすかったりするような気がしましたので、私はのちにカッターで切れ込みを深くしたり、増やしたりしてみました。

刃を出し過ぎるとヨレヨレして危ないので、やってみるという方は、くれぐれも気を付けてくださいね!

ご参考まで。

アイビーの方も、新芽が伸びるにつれ、葉が大きくなってきています。長さもだいぶ伸びましたよ。

夏に生長中のアイビーの新葉
夏に生長中のアイビーのツルと新葉

すくすく育ってくれて嬉しい限りです。このままいくと、植え替えも検討しなければなりませんね。しかし、次から次に出てくる新葉の輝く黄緑色を見る楽しみには代えられません☺

私の管理方法

この2か月間、イオン交換樹脂栄養剤に頼るかたわらで、管理方法として私が気を付けたのは以下の3点です。

  • 2~3日に1回は外に出して、お日様を浴びさせてあげる
  • 水は、かなり減った時点で鉢の1/3くらいを足してあげる
  • 室内に置いているとき、たまに霧吹きをしてあげる

日光浴については、植物の品種によるかもしれません。通常、ハイドロカルチャーの植物は土植えに比べると体力がないはずですので、直射日光は控えてカーテン越しの光にしたほうがいいとも言いますよね。

アイビーもガジュマルも強い植物なので、我が家のメンバーは 直射日光にさらしても平気なようです。ただ、あまりに暑い日は一日中室内で休ませたり、外に出すときも長時間にならないように気を付けています。冬は、その植物の耐寒性を考慮して、あまり外には出さないほうがいいかもしれません。

いずれにしても植物が日光を嫌いなわけがないので、お持ちの植物の性質や体力をみつつ、たまにはいつもと違う光の入り方がする場所に移してあげるといいと思います。

また、水やりについて、ご紹介したのは夏の場合ですが、冬になると頻度が変わるので注意が必要です。

冬の間は植物はほとんど成長しないため、夏ほど水を必要としません。根っこも夏ほど活動しませんので、常に水が入った状態だと根腐れの原因となってしまう恐れもあります。そういうわけで、私の経験上では、冬の間は水が空になってからも2~3日間放置して大丈夫です。

細かい管理方法は季節や植物の種類によっても変わってくると思いますので、適宜調べてみると安心だと思います。

おわりに

ここまで、ハイドロカルチャーで植物を育てるのに必要な「根腐れ防止剤」と「肥料・栄養剤」の両方の働きをしてくれる「イオン交換樹脂栄養剤」について、私の体験談を合わせてご紹介いたしました。

ハイドロカルチャーって、見た目もオシャレで衛生的で手軽な反面、水だけで生きることになってしまった植物たちへの気遣いが欠かせない栽培方法なんですよね。私もこの記事をまとめていて、つくづく再認識しました。

どんな風に植わっていようと、植物にとって「腐ってない水」と「栄養」は大事! 特に、春夏は葉を増やし茎や枝を強くする大事な成長期ですので、今お読み下さっているのが春・夏ならば、イオン交換樹脂栄養剤を始めてみるには絶好の機会です。元気いっぱいに冬を迎えられるよう、栄養補給・健康管理にぜひ乗り出してみてください!

以上で当記事はおしまいです。最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

それではまた☺ Polly