ガジュマルの鉢から悪臭…実は根腐れ危機だった!? ハイドロカルチャー管理メモ【6】

1年間ずっとハイドロカルチャーで育ったガジュマルの根

こんにちは! ハイドロカルチャー歴2年半とちょっとの福岡市民、Pollyです。

昨年(2019年)5月にダイソーからやってきた我が家のガジュマルも、ハイドロカルチャー環境に植え替えてから1年1カ月が経過しました。

左が昨年6月、右が今年6月の様子です。

写真の縮尺がかなり異なっているので、パッと見では少々分かりづらいですが、全体的にかなり成長しました☺

この1年1カ月の間、インナーポットも2度ほど一回り大きいものに替えましたし、根っこまわりもかなり肥大化。冬の間に若干葉が黄緑っぽくなって心配になる一幕がありつつも、今では青々と元気そうな姿を見せてくれています。

管理には、根腐れ防止剤と栄養補給の“一人二役”をしてくれる「イオン交換樹脂栄養剤」を愛用しており、直近では約2ヶ月前に交換したところです。

3ヶ月に一度の樹脂交換作業の様子は、当サイト内の初心者の園芸コーナーでも度々ご紹介させていただいておりますね!

次の交換は1ヶ月後ですので、それまでは水量と日光浴の管理にいそしむ毎日。昨日も、野球中継の合間に呑気に鉢の中の様子をチェックしていたところ…

ガジュマルの鉢の中から悪臭が!

実は先週あたりにも、ちょっと匂ったんですよね。腐敗臭のような匂い。

その時は鉢の中の水を捨て、インナーポットごと水でじゃぶじゃぶ洗ってみたのですが、それだけでは問題解消されなかったようです。

というわけで今回は、「鉢の中から悪臭…そのときどうする!?」的な体験記をシェアしてみたいと思います!

相変わらずただの一素人のやることですので、正解をバーンと示すような立派な記事ではありませんが、

  • 同じく、根から変な匂いがするかも…
  • 1年間以上根っこの部分をしっかり洗わずにいるけど、大丈夫かな?

というようなハイドロ・ガジュマル仲間のみなさんに、あくまでも一つの実験例として参考にしていただければ幸いです。



ポットの中の“匂いチェック”は大事!

ハイドロカルチャーというのは、ご存じの通り、土を使わずに植物を育てる“水耕栽培”のことですよね。

土がないゆえに微生物がほとんど育たず、虫なども付きづらく、土屑が散ることもなく、やり方によってはとってもオシャレなインテリアにもなる、というのが魅力。

その分、水の管理が大変重要となってくるため、イオン交換樹脂やゼオライトなどの根腐れ防止剤をしっかり入れておいたとしても、日々の“根っこまわりの匂いチェック”はとても重要な管理作業です。(と、私は思っています。)

健康な状態であれば、生え際の周辺からはその植物本来の香りが漂ってくるだけのはず。

しかしそれが、本能的に「あれ?」と不快に感じる匂いであれば、何かしら対処すべき問題があるということかもしれません

水が腐れかけているのか、腐れかけているのは根の方なのか、はたまたハイドロボールにカビやコケが生えてしまっているのか…

とにかく、根から上の部分の見た目に変わりがないうちに、根から下の部分の異変に気付くことができるのは、ほったらかしていない証拠。

…気付けた自分、グッジョブ!(と、自らを励ます笑)

私のガジュマルの状態

まずは“匂いチェック”に引っかかる

これまでの記事をお読みいただいた方はご存じの通り、我が家のハイドロカルチャーは全て、自作インナーポットとアウターポットを使った「二層式」です。

なので、鉢の中の水量や匂いをチェックするときは、インナーポットをひょいと持ち上げてみて、クンクンとするわけです。

何か良くない匂いがするな…

というときは大抵、前述の通りインナーポットごと水でじゃぶじゃぶと洗い、アウターポットもきれいに洗い、1~2日はポットに水を入れずに様子見をするようにしています。

今回は、明らかに腐ったような不健康な匂いで、アウターポットからも金魚鉢のような匂い…。

中の粒々はイオン交換樹脂栄養剤です

くさっ!

もったいないけれど、イオン交換樹脂栄養剤ごと捨てて、アウターポット内をきれいに洗浄。

インナーポットの方にもじゃんじゃん水を通し、ポットごと洗浄。そのまましばらく、外に出しておいてみることに。

“視覚チェック”でもアウト

1時間半ほどして、少し外側が乾いてからあらためて根をまじまじ見てみると、何だかどす黒く、匂いも明らかに異様です。

はみ出した根が何だかどす黒い…

これは、中身を全部出してみる必要ありか! ということで、早速新聞紙を広げ、ざらっと全て出してみました。

すると、中身が衝撃のどす黒さ

黒くなったハイドロカルチャーのガジュマルの根
2020.6.20の様子

これはもう、明らかにアウトっぽいです。異様な匂いもします。

ちなみに、約5ヶ月前の様子はこんな感じでした。明らかに色が違います。

2020.1.11の様子

上の写真は前々回の記事、狭くなった鉢からの植え替え:二層式ポットのハイドロカルチャー管理メモ【4】のときの様子です。

このときもそうでしたが、私はこれまで1年間、ガジュマルの根のあちらこちらに絡み込んだハイドロボールをわざわざ掻き出してまでの“お手入れ”をしたことがありません。

植え替えをするときも、基本的には「スポッ」と気軽にやっていましたが……思えば、少しずつ根腐れが進行していたのかもしれませんね。

原因は水加減の失敗か、根詰まりか。ごめんね…。

とりあえず水洗いしてみる

というわけで今回は、夕日輝く中、初めて徹底的にハイドロボールを引き剥がしてみることにしました。

辛うじて健康な根まで痛めてしまう可能性もありますが、ここは思い切って、洗面器の中で結構しっかり“揺すり洗い”。

すると洗面器の中は、ポロポロ千切れてくる根の切れ端や細かいカスなどで、思ったよりも真っ黒に。

有機物は当然ながら腐るものですし、ハイドロ環境ではそれをどうこうしてくれる微生物もいませんから、ちょっと濯いだだけで水が汚れるようでは、そりゃあ好ましくない気がしますね…。

ハイドロボールの方もカスまみれでしたので、しっかり水洗いし、半分くらいは捨てました。

再利用できそうな分だけ熱湯で洗うなり天日干しするなりして、後は新品のボールと混ぜて使おうと思います。

一晩乾かして、悪い部分を除去

一方のガジュマル本体はというと、

すぐに悪そうな部分をカットして良かったのだとは思いますが、おっかなびっくりだった私は、根っこを一晩放置して乾かしてみるという作戦に。(※正しい対応ではない可能性アリ

翌日、半生&ガビガビになった根っこたちを指で優しくすくと、細々とした黒い切れ端たちが、パラパラと脱落してきました。

健康な根は弾力があって、触っただけで取れるということはないはず…。という勝手な判断から、少々黒くてもしっかりしているやつはそのまま残してみたりして※1、適当にカットしてみました。

けっこうスカスカになりました…

もっと切るべきだったのか、切らなくていいのまで切ってしまったのか…その辺はよく分かりませんが、これにて根の整理は一旦良しとすることにします。

※1【後日追記】

明らかに黒い部分や、判別に迷う部分があれば、思い切って全て除去してしまったほうがいいと思われます。でなければ、後からせっかく健康な根が出てきても、結局はまた“腐れ”が広がってしまうためです。

このときの私は、もっとごっそりカットしてしまうべきだったのかもしれません(汗)

根っこを切るって、けっこう勇気が要りますよね…。

とりあえず明日くらいまではハイドロボールには埋めず、ポットの水はうっすら程度で※2、根・幹・葉の全体に多めに霧吹きをしながら室内で経過観察してみようと思います!

写真撮影だけ、外でやりました
※2【後日追記】

こちらも正しい対応ではなかった可能性は大アリで、本来はすぐさまどっぷり水に浸けたほうがいいのかもしれません。(特に幹の下部ギリギリまでバッサリ切除したような場合は。)

根をばっさり切ったガジュマル

もろもろ素人考えですので、他の情報も調べてみてくださいね!

ちなみに、根を切ったりするのは春・夏が良く冬はNG! というのだけは確かです(笑)

イオン交換樹脂の代用に、ゼオライト登場!

というわけで、生き残ってくれることを願いつつ心機一転、明日以降に再びハイドロボールに埋めようと思いますが、ここで問題発生。

イオン交換樹脂栄養剤のストックがほとんどありません。(昨日までポットに入っていた分は、悪臭騒ぎで全て捨ててしまいましたからね…)

本来なら2袋近く必要な鉢のサイズなのに、わずかに4分の1袋分ほど、未使用分が残っているのみ。

どうしたものか…。

そこで代わりに、戸棚の中に1年ほど放置されていた使いかけのゼオライトを起用してみることにしました。

ゼオライト by ダイソー

栄養はないけど、水質面では役に立ってくれるはず※3

※3【後日追記】

後でネットで調べてみたところによると、いずれにしてもこういう、根を切った後でまた増えるのを待っている状況では、過度の栄養分は与えない方が良いようでした。結果オーライです。

あらためてまじまじと裏の説明書きを読んでみると、ゼオライトが水をきれいに保つのもイオン交換作用なんですね! 以前はよく知らないまま使ってました(笑)

パッケージ裏面
  • 使用量の目安は金魚鉢・小型水槽サイズで1~5袋
  • 使用前は、バケツや洗面器で優しく水洗いする
  • 交換の目安は1ヶ月に1回

ということで、次のイオン交換樹脂栄養剤をamazonに注文するまでは、何とか残りの樹脂&ゼオライトのコンビでリハビリ期間を乗り切ってくれますように!

おわりに

以上、「ガジュマルの根っこから悪臭がしたのでポットから出してみたら、中身が真っ黒だった」という話をお送りいたしました。

ハイドロカルチャーの植物を、どの程度の頻度でポットから引きずり出して、どの程度しっかり洗うべきなのか、私には正確なことは分かりません。

が、一つはっきり言えることは、

葉の色根の見える部分の色匂いなど植物の出すサインを見逃すべからず

ということなのではないでしょうか。

ねえ、なんか息苦しいよー!

とか、植物が喋ることができればいいのですけれどね。

私たちにできるのは、その植物が置かれている状況をできる限り把握して想像して、良かれと思うことをするのみ…。

栄養剤や根腐れ防止剤を入れているからといって安心しきらずに日々のふれあいを大事にしていかねば、と心底思った今回の出来事でした。

うちのガジュマルは、無事に生き残ってくれるでしょうか…。

また来月あたりに追って近況をご報告したいと思いますので、どうか皆さまも、無事を祈っていてください(笑)

皆さまのおうちの植物も、元気で育つように応援していますよ!

それでは今回も、最後までお読みいただきどうもありがとうございました☺

よい一日を!

Polly(2020.6.21)