日本縦断ロードトリップ2020秋【5日目】大分臼杵から愛媛八幡浜へ

明暗の分かれた空模様と海上に浮かぶ二艘の船




当記事は、私個人が2020年10月5日から4週間で行った「福岡→札幌ホンダライフで日本縦断一人旅」の5日目の模様をお伝えするものです。旅に出た気分でお楽しみいただけると幸いです☺

こんにちは。おかげさまで事故もなく無事に旅を進めております「しぜんfan」のPollyです。

旅を始めて6日、旅をしながら書く記事は、これで5本目!

やってみる前は、「やっぱり書きながらは難しいかな~」と思ったりもしていたのですが、意外といけるものです。楽ではないですけれど。

限られた時間と充電の中で形にしようとすることで「書く内容を絞る」「早く考えをまとめる」「ある程度は諦める」といった訓練にもなって、なんだか一石二鳥かも☺

よし、この調子で5日目の旅レポートスタート!

ロードトリップ5日目の概要

5日目のメインイベントは、何と言っても「フェリー」! 午後には豊予海峡を渡り、いよいよ四国へ上陸します。

© OpenStreetMap contributors

車の走行距離は、午前中の臼杵市内観光分だけの22km。訪れたのは、「臼杵石仏」と「白馬渓」と「水ヶ城展望台」の3ヶ所です。

地上の移動距離は少な目でしたが、フェリーでは70km弱くらいを一気に海上移動! 運転する時間が少なくて済んだため、身体的には割と楽な一日となりました。

ところで、この航路を運航しているフェリー会社は2社あるんですね。私は「オレンジフェリー」を利用したのですが、あとひとつは「宇和島運輸フェリー」です。

※各フェリー会社の公式サイトはこちら → 「九四オレンジフェリー」「宇和島運輸フェリー

私がオレンジのほうを選んだ理由は、ネットで調べたときに一番に出てきたから(笑)。サイトも見やすかったですし。

どちらも値段は変わりませんので、選ぶとすれば時刻表の違いか、船の違いか。

両方乗ってないので何とも言えませんが、私の乗った「おれんじ四国」という船はとてもきれいで快適でしたよ。こんな風に植物が置いてあったりして。

おれんじ四国船内・二等船室の様子
2等船室の靴脱ぎ場付近の様子

全体的に明るくて新しい感じですし、軽食コーナーや売店などもあり、乗船している2時間20分の間、文句なしの充実した時間を過ごすことができました。

10月時点での運賃は、4m以下+運転手で9,500円。ネットで予約すると5%割引になり、9,030円です。大人1人単独での運賃は、2等で2,350円となっています。

九四オレンジフェリー「おれんじ四国」
オレンジ四国(臼杵港にて)

「オレンジ四国」については、時間があるときにまたあらためて、乗船記でも書けたらなぁと思います。いつになるやら、ですが(笑)

愛媛の八幡浜(やわたはま)に着いてからは、フェリー発着場から車で2~3分のところにある「八幡浜黒湯温泉 みなと湯」でさっぱりした後、港にある「道の駅 八幡浜みなっと」へ。

道の駅 八幡浜みなっと 駐車場入口の看板
カラフルな看板が目印!

この「みなっと」は、前々回の日本縦断ロードトリップのときに立ち寄り、トイレが素晴らしいことを鮮明に覚えていたんですよね。

全国公募のコンペにより決定したというデザインで、ご覧の通り、中に木が生えています。

道の駅八幡浜みなっとのトイレ建物内部
「みなっと」のトイレ入口すぐの様子

ナチュラルかつモダンな雰囲気で、もちろんトイレ自体もきれい。女性の方はパウダールームも完備しています。

トイレ以外にもいろいろと魅力満載の道の駅ですので、もし愛媛を旅する機会があればぜひ。おすすめ道の駅です☺

「八幡浜みなっと」の公式サイトはこちら

5日目の主な観光スポット

臼杵石仏

車中泊をしていると、早寝早起きが身に付きます。

この日も朝日とともに起床し、朝7時にはもう「臼杵石仏」の大駐車場(無料)に到着。

そんなに早く行っても開いている観光地なんてそうそうないのですが、石仏は違います。なんと、朝6時から観覧可能なのです。すごい。

臼杵石仏参道入口付近の様子

参道入口の脇にある小屋で拝観料(大人550円)を支払い、いざ石仏見学へ。

私は実際に現地を訪れるまでは知らなかったのですが、「臼杵石仏」って、61体もあるのですね。アップダウンのある敷地内に、大まかには4ヶ所(4群)に分かれて点在しており、じっくり見て回ると結構時間がかかります。

その詳細はここでは省かせていただきますが、スマホで聞ける無料音声ガイドがあったのが非常に有難かったですよ。

臼杵石仏の音声ガイド(スマホ利用)

文字も出るので、聞き取れなかったところを確認するのも楽々です。

ざっくりと臼杵石仏について分かったことをご説明をすると、

  • 平安時代後期から鎌倉時代にかけて掘られたらしい
  • 誰が掘ったかなど、詳細は謎のまま
  • 自然の岩壁に掘られた仏像のことを「磨崖仏(まがいぶつ)」といい、「臼杵石仏」は1995年に摩崖仏としては全国で初めて、59体が国宝に指定された
  • さらに2017年に2体の金剛力士立像が国宝に追加指定され、現在では61体すべてが国宝

※参考:「国宝臼杵石仏」(公式サイト)

臼杵石仏・金剛力士像
金剛力士立像
臼杵石仏
古園石仏大日如来像

駐車場にあるお土産店のおじさん曰く「見る人のそのときの心境・状況によっても、石仏を見て感じることは違うもの」だそうで、確かに、そんなものなのかもしれません。

「臼杵といえば石仏だし、せっかく国宝なら見てばおこう」というくらいのノリで行ったのですが、思いもよらず、「みんなが幸せに暮らせますように」という仏のような気持ち(?)で訪問を終えることができました。

すぐ隣りの公園には満開のコスモス畑が広がっており、そちらもまた嬉しいサプライズに。

臼杵石仏広場のコスモス畑

近所にお住いの方のお話によると、この公園では3月は芝桜、7月は蓮が見られるようですよ☺

お花見とセットで石仏、そしてランチにふぐ、なんていかがでしょう!(臼杵はふぐ料理が有名なんだそうです。)

白馬渓

お次は、臼杵石仏から車で5分ほど港の方角に行ったところにある「白馬渓」という渓谷。臼杵市指定名勝で、紅葉の名所としても知られているそうです。

しかしただの渓谷ではなく、実は神社でもあります。

臼杵・白馬渓入口
白馬渓入口の様子
臼杵・白馬渓の遊歩道と鳥居
渓谷内に佇む鳥居

元々は1833年、伊勢参りに行けない人々のために伊勢神宮のご分霊をこの地に祀ったことが始まりだったそうで、順路を先へ先へと最後まで進んで(登って)行くと、その神殿にたどり着くことができるという造り。

そう、渓谷沿いの道は「参道」でもあり、その道中には当時から残るという8つの古い石橋があったりもして、厳かな空気も漂う場所なんです。

臼杵・白馬渓の遊歩道と石橋

しかも、「渓谷」と言ってもドーンと大きなものではなく、かなり細く、つづら折りのように上へ上へと続いて行く、独特の風景美の詰まった場所でもありました。

終始うっそうと木々に囲まれていますので、天気や時間帯、光の入り具合によっても随分雰囲気が変わるであろうと思われます。

と知った風に言っていますが、実は私、一番の見どころであったらしい「池」まで行ってないんです…。神社が最終目的地だと思って引き返したら、どうやらその先の池がゴールだったらしく…。

残念!

あなたがもし臼杵に行く機会があり、白馬渓に行く気分になったなら、ぜひ「池」まで見てきてくださいね。

所要時間はおそらく、駐車場から往復1時間くらいだと思います!

それから、よく見るとそこかしこにカニがいるので、何匹見つけられるか探しながら行くのも楽しいかも。私は4匹見つけましたよ☺

臼杵・白馬渓で見かけたカニ

※大分県観光情報公式サイト内「白馬渓」紹介ページはこちら

水ケ城展望台

フェリーに乗る前に最後に訪れた観光地は「水ケ城展望台」。先ほどの「白馬渓」のある山の頂上にあり、車で上がることもできます。

臼杵・水ヶ城展望台への道路
すごい道ですけど…

白馬渓の駐車場から展望台まで約2km、特に最後の方は大変急な坂道になりますので、細くて急な道の運転が苦にならない場合のみおすすめです。

しかも、上がれるまで上がったところに整備された駐車場はなく、必ず安全に停められるという保証はない上、最後は自分の足ですんごい坂を100mほど登る必要があります。

この手の展望台には、登ってみた先にある景色が期待外れだった…という残念なケースも無きにしも非ずですが、この「水ヶ城」に関しては登って正解!

臼杵・水ヶ城展望台からの眺め(快晴時)
臼杵・水ヶ城展望台からの眺め(津久見島)

臼杵市内を一望できるだけでなく、臼杵湾に浮かぶ「津久見島」や、背景には四国まで望めます。(方角的には四国なはず!)

フェリー乗り場も見えますので、ちょうど四国行きのフェリーが出る時間であれば、どこまでその姿を認められるか、見つめ続けてみるのもいいかも。

展望台自体はこんな風(↓)ですので、見る角度は限られますが、それでも十分な絶景を楽しめる場所でした。

臼杵・水ケ城展望台

「水ケ城」というからには、お察しの通り昔は山城があった場所であるようで、臼杵市公式サイト上の案内によると、“鎌倉時代から室町時代にかけて臼杵地方に住んでいた臼杵氏が戦時の緊急避難、或いは防御のために築いた城といわれている”んだそうですよ。

麓から足だけで登るルートもあるようですので、地元の登山・ハイキング好きの方にはお馴染みの山なのかもしれませんね。

臼杵訪問の際には、特に紅葉の時期ならば先ほどの「白馬渓」とセットでぜひ☺

以上、5日目の主な観光内容でした!

この後は先述の通り「オレンジ四国」で愛媛に渡り、無事に四国入り。「道の駅 八幡浜みなっと」で一日を終えたのでございます。

明日(6日目)の予定

明日は、いよいよ四国での初日です! わくわく。

大まかな道筋としては、宇和島(愛媛)→四万十川(高知)→高知市内→剣山(徳島)→鳴門(徳島)→淡路島、と考えておりますが、細かい部分はノープランです。

愛読書『旅に出たくなる日本』やGoogleマップ、路上の案内表示を参照したり、人に聞いたりしつつ、日毎に決めていこうと思います!

四国にかける日数は、3日くらいかな?

一応10月中に北海道入りしたい予定なので(現在は10月11日です)、そうゆっくりもしていられないのが残念なところですが、こればっかりはきりがありませんしね。

メリハリをつけつつ、とにかく安全第一で北へ向かいましょう!

以上、しがない私の「福岡から札幌まで、景勝地をめぐる日本縦断ロードトリップ」5日目の概要でした。

それではまた次回! Polly☺

※記事内の写真や情報はすべて2020年10月10日のものです。

滑床渓谷 木々の間からのぞく滝

日本縦断ロードトリップ2020秋【6日目】八幡浜から西土佐