当記事は、私個人が2020年10月5日から27日間で行った「福岡→札幌、ホンダライフで日本縦断&景勝地めぐりの旅」の12-13日目の模様をお伝えするものです。
こんにちは。福岡発ロードトリップの13日目を終え、琵琶湖の下の方までやってきました、「しぜんfan」のPollyです。
3日前に淡路島から本州に渡ってからというもの、神戸→大阪→京都と、関西の大都市圏(の端)で苦戦を続け、ようやく解放されました!
苦戦の理由は、車の多さ、信号の多さ、道の曲がり角の多さ、そして道の駅のなさ。
決してその3府県が嫌いなわけではありません。
むしろ、もっと行ってみたい・寄り道したい自然観光地はあったのですが、いかんせん日程の問題と、車中泊スポットをうまく見つけられなかったことがネックとなりました。
加えて雨・くもりに当たってしまったこともあり―。
しかし、各府県1ヵ所ずつは観光しましたよ! 高速に乗ってスキップすることだけはするものか!
という感じで、当記事では、旅の12日目・13日目の、関西エリア編をお伝えいたします。しがない一九州人の一人旅行記ですが、よろしければお付き合いくださいませ☺
目次
ロードトリップ12・13日目の概要
11日目は、兵庫県神戸市北区の「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」に到着したところで終わっておりました。
12日目(10月17日)は一日中大雨だったため大した観光はせず、温泉でリフレッシュしたり、車中でブログ作業したり、マックでブログ作業をしたり。北神戸・西宮近辺に滞在し、そして夕方になって、大阪府の箕面に移動したという一日でした。
そして箕面で一泊し、13日目は滋賀県草津市の「道の駅 草津 グリーンプラザからすま」でフィニッシュ。
12日目の走行距離は45km、13日目は119kmということで、2日合わせて「164km」という結果となりました。
なぜ中継地が箕面だったかというと、翌日の朝イチから「箕面の滝」に行きたかったからです。
しかしこの箕面での滞在先…なんとコインパーキング(笑)
どのみち道の駅は存在しないエリアですので、Googleマップを駆使して駐車場とトイレのある公園や展望台、休憩スポット等を探してみたのですが、いい場所にうまく見つからず…。
うーん、どうしよう。
そこで、一旦落ち着いて、翌日の朝に「箕面の滝」を見るために停めることになる「箕面公園」の駐車場情報や、公園自体の構造などを調べてみました。
すると、まず箕面公園は、箕面川に沿って「滝道」という全長2.5kmほどの遊歩道が整備された公園であり、「滝道」の起点は箕面駅周辺、終点は滝であることが判明。
駐車場は、上流のほうの滝の近くに「大日駐車場」という無料駐車場がありますが(写真上部の赤丸)、そちらは朝9時からしか開かない模様。それ以外には、駅前に点在する民間有料駐車場を使うしかないようです。
私は朝9時より早く行きたいし、遊歩道を全部歩いてもみたい。なら結局は、明日は駅前のコインパーキングに停めることになるじゃん。
それなら、最大料金のあるところを探して、夜のうちから停めれば一石二鳥じゃん☺!
探してみると、24時間700円のところがいくつかありました。悪くない。道の駅よりは落ち着かないけど、どこぞに違法駐車するよりは断然マシです。
そんなわけで、12日目の夜はちょっとした試練の夜となりましたが、13日目は朝イチから無事に「箕面の滝」を観賞。その後は京都嵐山、比叡山ドライブウェイを経由して琵琶湖南東部へ向かったのでした。
12・13日目の主な観光地
道の駅 神戸フルーツフラワーパーク大沢
この道の駅に行ったからには、その様子を書き綴っておかねばなりません。
どんな道の駅なのか、私は全く知らずに「一番近かったから」という理由で行ったのですが、まず、夜に着いてその門のデカさにビビりました。
まず、門があるって異常です(笑)
何かのテーマパークにでも来てしまったのか、入ってはいけないところなのか、一瞬不安になりましたよ。
同じように思う人は少なくないのか、門の通過点付近には「入園・駐車料金無料」と書いた案内看板がいくつかありましたので、少なくとも門が開いている限りは入ってもいいんだな、と安心して門をくぐりました。
中の駐車場も広大で、「こんなに必要なの? 土地が余ってるの?」などと夜のうちは思っていたのですが、朝になってびっくりです。
道の駅にしてはすごいお洒落な建物が並んでいるし、隣りには遊園地のようなものまであります。しかも、城?!
この城のような建物は、道の駅の中に入っているホテル「神戸フルーツフラワー」の入口で、この敷地がまた広大なんです。
私はこのホテルの中にある温泉施設「金仙花の湯」に行きたかったのですが、入口から温泉まで、周囲をキョロキョロしたりしながら10分弱歩きましたもん(笑)
(温泉があるのはホテル本館の中で、そちら側にも駐車場はあったようなのですが、そこまでの行き方がよく分からず、私は道の駅側の駐車場に停めたまま歩いて行きました。)
同ホテルの公式サイトによると「オランダの国立美術館を模したお城のような外観のホテル」だそうで、確かに、ヨーロッパのお城そのものですね。
敷地内には「神戸モンキーズ劇場」という、日本で初めて「ギャランティー・システム」を導入したお猿さんのショーを見られる施設があったり、大きなBBQ場があったりします。道の駅の隣りにあった遊園地も、このホテルの一部であるようです。
この日は雨ふりで、ホテル内は割とひっそり気味であったように感じましたが、それでも道の駅駐車場には多くの車が停まっていましたし、晴れた日ならば大混雑するような一大スポットに違いありません。
日帰り温泉は大人800円。鉄分を豊富に含んだ茶褐色のお湯が特徴だそうで、かの有名な「有馬温泉」と似た泉質なんだそうですよ。
露天風呂のお湯が心持ちぬるめで、おかげで長く浸かっていられて気持ちよかったです☺
※「大沢温泉 金仙花の湯」の公式ページはこちら
箕面公園・箕面大滝
次のスポットは、翌日の「箕面公園」です。
前章でも書きました通り、駅周辺から滝まで2.5~2.8kmくらいの距離を箕面川沿いに散策することのできる素晴らしい自然公園。
この日は日曜日だったため、たくさんの方が歩きに、もしくは走りに来ておられました。大阪府民の方(兵庫県民の方もいたかもしれませんが)にとって、人気の健康増進スポットでもあるようです。
遊歩道からは、周辺の展望台や登山道に行くことのできる脇道が出ていたりもしましたので、ハイキング・登山愛好家の方々の姿も見られましたよ。
私も一ヵ所、「望海丘展望台」というところまで登ってみました。
しかし、道のりがキツかった割には曇天で、見通しのよい眺めは拝めませんでした。残念。
天気が良ければ、大阪湾までも見渡せるんだそうです。街の景色はちょっと遠目ですが、夜景もきれいかもしれませんね。
肝心の「箕面の滝(箕面大滝)」の様子はというと…
評判に違わず、美しい佇まいの滝でした。落差は33mだそう。
そこらじゅうにモミジの木がたくさんありましたので、紅葉したらさぞかしキレイな風景になることでしょう。
箕面駅から公園入口までの間にはたくさんのお土産物屋さんが軒を連ねており、自然散策地かと思えば賑やかな観光地の雰囲気もあり。
「大阪」といえば今まで「繁華街」というイメージばかりが強く、思えばこういった自然系スポットを訪れたことがなかったので、大阪の新たな一面に触れた気がした箕面の滝訪問となりました。
※「箕面公園」の公式サイトはこちら
嵐山
続いては、一気に飛んで京都市西京区の「嵐山」。
本当は途中で一ヵ所、同じく西京区にある山の展望台に行きたかったのですが、到達直前で「通行止め」という憂き目に遭い…
残念ではありましたが、あんなにボッコリと土砂崩れがあったなんて、下の方の家々に被害はなかったのだろうか…ということの方が気になります。
自然災害ばっかりはどうしようもないですからね、私が展望台に行けないことくらい、ちっぽけなことです。
さて、「嵐山」。
以前に訪れたことはありますし、今日はこの景色が見たかっただけなんです。
やっぱり、河原で人々が思い思いに憩っている様子はいいですね。ピクニックしたり、お気に入りの一枚を撮ろうと頑張ったり、一生懸命お喋りしたり、遊んだり。
京都の人にとっての川って、とても大切な生活の一部という感じがします。
さすが世界の京都、withコロナで観光地としての活気を取り戻し、日曜の嵐山は大賑わいでした。(外国人観光客の姿はまだありませんでしたが、日本人だけでもたくさん。)
せっかくなので、人ごみをかき分けて「竹林の小径」までも歩いてみましたよ。
しかし、相変わらず、あまり写真を撮りたくなるような場所ではありませんでした。
私が行く時間帯がいつも良くないのかしら。
このくらいの竹林なら、日本中のどこにでももっと綺麗なところはあるんではなかろうか…と思うわけですが、そういう問題ではなく、文化的な背景が一番大事なんですよね、きっと。
周囲には歴史ある有名なお寺とかありますし。
それにしても嵐山は、一人で行くところではありませんね(笑)家族や友人と行って、わいわい買い食いしたりする方が楽しいです。
※JR東海「そうだ 京都、行こう。」内、「嵯峨野・嵐山 観光マップ」はこちら
比叡山ドライブウェイからの夜景
この日の締めくくりは、琵琶湖の南端部が一望できる「夢見が丘展望台」。「比叡山ドライブウェイ」という有料道路上にある展望所です。
京都と滋賀との県境付近にあるこのドライブウェイは、大津市山上町にある「田の谷峠料金所」と比叡山山頂とを繋ぐ観光道路。
延暦寺まで行くこともできますし、さらに連結している「奥比叡トライブウェイ」を乗り継げば、比叡山を最後まで縦走して反対側のゲート「仰木料金所」まで走り抜けることもできます。
眺め良しですし、あの「比叡山延暦寺」を見られるとあれば魅力的なのですが、なにぶん高いです。車の場合、山頂まで行こうと思えば1700円。「仰木料金所」まで全部走れば2,430円です。
※「比叡山ドライブウェイ」の料金設定はちょっと複雑です。詳しくはこちらの公式サイト内「通行料金」のページをご覧ください。
私は、手前の「夢見が丘展望台」だけを見られれば良かったので、比叡山山頂まで行かずに途中でUターンして戻るという、一番安い860円のコースにしました。
展望台からの眺めはこちら。
琵琶湖・大津方面が一望できます。素晴らしい眺望。
しかし、せっかく860円払うならば(バイクの場合は580円)ここで引き返さないように!
かく言う私は引き返しそうになったのですが、スマホを取り出してよくよく「比叡山ドライブウェイ」のサイトを見てみると、もう少し上にある「ロテルド比叡」というホテル前の検札所までは同金額で行けるということが判明。
上れるところまで行ってみよう!と行きついたのが、ホテル前のカーブにある、こちらの駐車場です。
Googleマップによると、名を「登仙台駐車場」というようです。
こちらからは、京都市を一望できるだけでなく、左奥に大阪市も望むことができます。おまけに、京都と滋賀の県境マークも!
私の地元・福岡の場合、関門トンネル内の歩道に同じような県境マークがあり、写真スポットとして大変人気ですが、こちらもそのようですね。みなさん嬉しそうに、中には景色そっちのけで県境撮影を楽しんでいらっしゃる方もいました。
跨いでみたり、上に寝そべってみたり、ジャンプしてみたり。そういう楽しみ方もある展望台です。
さて、景色の方はどうでしょうか。
しばらくは夕日がギラギラと強すぎてうまく写真が撮れない感じでしたが、雲に隠れ始めるとだいぶ良くなりました。
私事ですが、日が沈む頃、街の灯りが点り始める頃が夜景よりも好きです。トワイライトタイムってやつですね。
京都タワーと、左奥の梅田とのコラボレーションもバッチリ☺
また、ラッキーなことに、空には美しい繊月が。
刻一刻と風景が変わっていく様子に魅了され、何度も同じような写真を撮る&寒くても引き上げどきが分からない、という現象が巻き起こりました(笑)
寒い方が夜景はキレイと言いますし、防寒をばっちりして、サーモスに暖かい飲み物でも持って、準備万端で向かいたいですね!
一方の琵琶湖側は、夜景はこんな風になっていました。
夜景もいいですね。みなさんは、どちらがお好きでしょうか。
明日(14日目)の予定
さて、夜景の後は30km近くも車を走らせ、琵琶湖南東部にある「道の駅 草津」へ向かいました。
「琵琶湖博物館」の近くの道の駅なので、博物館もぜひ行ってみたいと思うのですが、明日は月曜なのでお休みかも。
詳細はこちら、「琵琶湖博物館 事前予約について」をご確認ください。
いずれにしても、夜景で遅くなって疲れましたし、明日はのんびり、彦根あたりまで行けたらいいかなと思っています。加えて、その後の行先・ルート検討をしなくては!
それでは、今回はここまでです。
私の旅の12・13日目に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☺
よろしければ、また次回!
Polly
※記事内の写真および情報は、2020年10月17・18日時点のものです。