増えすぎるアイビーをまとめて土植えプランターへ!:ハイドロカルチャー管理メモ【9】

こんにちは! ここ1年ちょっとの間、自宅でこじんまりと初級園芸活動にいそしんでいる福岡市民、「しぜんfan」のPollyです。

現在育てている植物は、

の3種類がメインで、他にもほぼ放置状態の「ドラセナ」が4鉢ほどと、長老の「シャコバサボテン」もいます。昨年夏には「ミニひまわり」を種から育ててみたりもして(関連記事『ミニ咲きひまわりの生長記録や反省点まとめ』)、少しづつ植物管理のことや土のことなどを実地で学んでいるところです。

ここ2~3日は、じわじわと増え続けるアイビー(ヘデラ)の管理作業に追われておりまして、今回の記事もそのひとつ。

細々といくつもの鉢に分かれたアイビーを、今後の増殖にも備え、いっそミニプランター(横長コンテナ)にまとめてしまおう! という作業の様子をご報告したいと思います。

プランターはSeria調達です

さすがにこのサイズではハイドロカルチャーにしてしまうと管理が大変ですので、水栽培から卒業して土栽培にすることにしました。

いつもながら、一素人の平凡な園芸活動記に過ぎませんが、ご自宅のアイビー管理のアイデアづくりに少しでもお役に立てれば幸いです。

※当記事で紹介している作業を行った日は、2020年7月24日です。

今回の主役アイビーの紹介

今回の作業で主役となるのは、こちらの2鉢のアイビーです。

左がハイドロカルチャー、右は既に土栽培。土栽培の方は、伸びすぎたつるを最近カットしたばかりです。(私の経験からは、少なくともアイビーに関しては水栽培より土栽培の方が生長が早いようです。)

他にもアイビーはおりますが、この2鉢間での株の大きさ・長さがちょうど同じくらいでバランスが良いため、彼らをひとまとめに植え替えることにした次第です。



用意した土

土選びや配合は私にはまだマスターしきれないエリアなのですが、これまでに蓄積した薄い知識を元に、

  • 鉢底石
  • 腐葉土
  • 赤玉土
  • 家にあった「観葉植物の土」の残り

を用意してみました。

どれも100円ショップ調達のものです。

ちょうどガーデニングシーズンだからか、コロナによる外出自粛のせいもあるのか、今年の春くらいから各100ショップの土が品薄になっているようですので、「見つけたら早めに買っておく」がクセになっている今日この頃。

100円ショップになくても、ホームセンターに足を運べば豊富にあるのですが、そんなに大量には要らないですし、やはり小袋が便利ですよね。個人的にはキャン★ドゥがお気に入りです。

鉢底石はプランターに適当に敷き詰め、他の土は洗面器(か何かの容器)の中にざらざらっとあけ、均等になるように混ぜれば準備完了。私は何となく、腐葉土を多めにしてみました。

選ぶべき土の種類そのものや、種類ごとに層を分けた方がいいのかなど、何が正解なのかは私には分かりませんので、各自のご判断でどうぞ…

ただ、アイビーは丈夫な植物ですので、余程のことがない限りは適当にあり合わせでやっても何とかなるのではないかと思います!

2020.8.11追記

腐葉土を多めにした場合、べったり土が湿ったまま風通しの悪い室内に置き続けていたりすると虫が湧くこともありますので、どうぞお気を付けください!

株の植え込み準備

次は、植えこむ株の準備です。実際に植え込むことになる株をそれぞれ、今入っている鉢の中から引きずり出します。

まずはハイドロカルチャーの方。

絡み込んでいるハイドロボールをできるだけ優しく引き剥がし、根っこ全体をきれいな水でゆすぎ洗いしてみました。

どす黒くてぶよっとした感じの根っこがあれば、根腐れしている可能性がありますので、これを機に取り除いておくといいと思います。これらは、今のところは何も問題ないようです。

お次は土栽培の方。

こちらは特に丸裸にしなくても、多少は土が付いた状態のままでOKでしょう。水栽培に比べると根っこがずいぶん長く伸びていましたので、長すぎる分は適当にカットしました。

いざ、プランターへ!

株の引っ越し準備ができたら、いよいよ植え込み作業です。

まずは、プランターの中に薄めに土を敷きます。

次に、株を手で支えながらプランターの中に仮配置してみて、根っこの終わり(茎の始まり)がちょうど地表に合う高さになるように土の量を調節。

そして、手で支えながら株の周囲に土を入れていきます。

丸裸の根っこを植える場合は、先に土を上まで入れておいて、適宜穴を掘って植え込むのが正しい方法なのかもしれませんが、ズボラな私は以上のようにして埋め込み作業を行いました。

出来上がりはこちら。

植えてすぐに水やりをし、根っこの周りの土がエアリーになるよう、ザクザクっと軽く耕しておきました。

2024.3.27追記

この時から数年後経った今、”根っこの周りをエアリーに”はどうもダメだった疑惑が濃厚です。根っこと土が密着するよう、ぎゅぎゅっとしっかり押さえつけるのが正解と思われます。

これから数日間は、特にハイドロカルチャーから植え替えた方の根っこが無事に定着するまでは直射日光は控えつつ、半日向で経過を見守りたいと思います

あー、これで鉢の数が減ってすっきり!!

今後は購入するイオン交換樹脂栄養剤の量も減らせますし、管理もより楽になってくれることを願って、今回の作業を完了といたします。

おつかれさまでした☺

かごに入ったハイドロカルチャー用イオン交換樹脂栄養剤のパック

おわりに

植物をいくつも育てていると、生長の具合に合わせて鉢を変えるという作業がどうしても出てくるわけですが、これがなかなか面倒くさいですよね…。

やってしまえば何てことないですし、おかげで健康状態の異変に気付けたり、自分自身も身近な自然と触れ合うことでリフレッシュできたり、いいことばかりではあるんですけれども。

それでも異変に気付けず、ガジュマルを大変な目に遭わせてしまったことも…

1年間ずっとハイドロカルチャーで育ったガジュマルの根

今回も、アイデアを行動に移すのは若干面倒ではありましたが、やってよかった!

まとめて植えると見栄えもなかなかいいですし、同じくアイビーが増え過ぎて困っているという方にはこの「まとめてプランター作戦」はおすすめの一案です☺

室内の定位置は日当たりのいい出窓!

以上、しがない私のハイドロカルチャー管理メモ【9】として、「増え続けるアイビーをまとめて土植えプランターへ!」をお送りいたしました。

最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました!

ではまた。 Polly(2020.7.27)