こんにちは! タイトルが早口言葉のようになってビックリしている福岡市民、Pollyです。
先月5月5日に種を蒔いたラベンダーも、約6週間後の今、見た目にもラベンダーと分かるくらいに成長しました。(上の画像参照)
が、育ちがとってもスロー。
早いものでやっと草丈6cm、遅いものではまだ4cmといったところです。昨年育てたミニひまわりはみるみるうちに育ち、この頃には軽く10cmは超えていたというのに。
ひまわりは種も芽も葉も大きく、茎も太いのに対し、ラベンダーは全てが華奢で繊細な感じですから、余計に遅く感じるのかもしれません。
このラベンダーたちが、一体どのくらいの時間をかけてどれだけ成長するのか。そもそも、このダイソーの花の種シリーズのラベンダーの品種は何なのか―。
それもよく分かっていない園芸初心者の私ですが、来年あの薄紫色の花を見ることを目標に、気長にがんばっていこうと思っております。
というわけで今回は、前回の記事(種蒔きから3週間目まで)に引き続き、4週目~6週目までの成長記録をまとめます!
「素人が行き当たりばったりでやるとこうなるのか」という視点で(笑)、彼らの成長を一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
目次
3週目終了時の様子
それでは、冒頭の写真から約3週間分、時間を戻してみましょう。
元気なのも今にも逝ってしまいそうなのも含め、計22個の芽が出、1組目の本葉が育ち始めた、というのが前回までのあらすじでした。
この時点での大きな反省点は、
- 種まきに適したトレイやポットを使わなかった
- 種まきに適した土を使わなかった
という2点。
ラベンダーのような小さな種の場合は特に、蒔く環境にはもっと気を使った方が良かったらしいということに加え、私がこれまで土の種類に無頓着だったことが災いしました。
それでも全体の約3.6割は発芽してくれましたので、少なくとも水やりという点では失敗せずに済んだようです。(毎朝なんとなくあげていただけですが。)
ではここから、続きを見ていくことにしましょうか。
種まきから4週目
4週目の主な出来事は、2組目の本葉が育ったこと、小さな羽虫がそこそこ大量に発生したこと、そして、8本ほどが枯れてしまったことです。
それぞれ順にご説明してみます。
2組目の本葉、すくすく成長
まずは本葉の成長についてのダイジェスト。上から5/28、5/30、6/1、6/2の様子です。
たった1週間の間での成長具合ですので、パッと見たところではほぼ変わり映えはしませんが、最後の写真では3組目の本葉が登場しています。
体が小さいから分かりづらいだけで、けっこう活発に成長していってるんですね!
小さな羽虫、大量発生
これについては前回の記事の最後に追記でも書いたのですが、この頃から小さな虫たちが発生し、鉢の周りを飛び回ったり、土の上をちょろちょろ歩き回ったりするようになりました。
コバエっていうんでしょうか?
この時点で私が使っていた土は、ダイソーの「観葉植物の土」と「花の土」を混ぜたもの。(※これは不正解例です。)
以前、室内の観葉植物を同じく「観葉植物の土」で育てていたとき、同じようなことが起きたことがありましたので、原因は「湿気を帯びた観葉植物の土(の中の配合成分)」であると私はにらんでいます。
放っておいても植物自体に目立った影響はないはずですが、あまりにも邪魔くさい…。
我慢しきれずに、人間用の虫除けスプレーを一度、キンチョールを一度、鉢の周囲や下のすのこに、やんわりと吹きかけてしまいました。
それでもヤツらは一向に減らず、そうこうするうちにこちらも段々慣れてきて、「まあいっか」と思うように。
その後、植え替えに伴い土を換えて以降は、数も気にならない程度に落ち着きました。
というわけで、今回のことに限らず、「観葉植物の土」のように黒っぽくて水はけの悪い(乾きにくい)感じの土は、状況・環境をしっかり選んだうえで使った方がいいのかも、という教訓にもなりました。
枯れてしまった仲間も…
4週目で起きた大きな出来事の3つ目は、芽が8つほど枯れてしまったことです。
どれも、双葉の時点で片方がもげてしまっていたり、早い段階で本葉が立ち枯れてしまっていたり、何らかの理由でうまく育っていなかった個体です。
これが不思議なことに、鉢ごとに起こったんですよね。
大小合わせて4つのポットのうちの2つが全滅してしまったんです。ということは、鉢ごとに適当に行った「土の配合」のせいだったのかも。(肥料分が多すぎたとか…?)
虫除けスプレー&キンチョールが直接芽にかかってしまった可能性も否めませけれど。そうだとしたら、罪悪感でいっぱいです。
考えてみたら、一袋55円(税込)の種のためにこんなにも一喜一憂できるなんて、やっぱり✨園芸って素晴らしい✨ですね!
種まきから5週目
この週は、特にこまめに記録写真を撮ってはおりません。いつ撮っても同じにしか見えないので、サボってました(笑)
ということで、週の後半の様子を一日分だけご紹介。(日付けは6/7)
こちらも前回の記事に追記しましたが、生き残った2鉢の中で成長具合に違いが生じました。浅い方はもりもり育ち、深い方はちょろちょろしか育たなかったのです。
これも、「土の配合のせい」という説もありつつ、「鉢の深さの差のせい」、「素焼きかプラスチック製かの差のせい」という説も考えられます。
ラベンダーは水はけの良い土や乾燥した気候を好む植物らしいので、そのあたりにヒントがあるのか、単に浅い方が苗を育てる際の環境に適していたのか…
真相は、よく分かりません。
他の観葉植物たちとともに日光浴をした日だったんですね。
置く場所によっては全然お日様の当たる時間がなかったり、逆に長いこと当たり過ぎてしまったり、ベランダ栽培で苦労することの一つが「置き場所」ではないでしょうか。
うちでは、直射日光が昼間の2時間ほど当たる状態が理想と考え(※個人の感覚です)、その日の天気に合わせて置く場所を変えています。
かつ、なるべく風通しの良い場所が良いと思うのですが…どこが彼らにとって快適なのか、直接聞けないので手探りの連続ですよね。
種まきから6週目:ついに定植!
6週目のハイライトは、何と言っても「植え替え」!
ついに植え替えの目安である「5cm」に届く苗が、ちらほら出始めたのです☺
といっても実は、5週目の終わり際からぼちぼち植え替え作業を始めていました。大きいものから順に、新居の準備の整った順に、無理せず数日に分けて、ということで。
全員の成長具合が揃っていれば、もちろん一気にやってしまってもいいと思います。
植え替えにあたっては、大きめのポットやプランター、ウッドパネル、土なども全てダイソーやキャンドゥ、セリアで新調しましたので、100均と言えども意外に2,000円近くかかってしまいましたよ。
土なんかはホームセンターでまとめて買った方が安いのかもしれませんね。
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とりあえず第一弾で揃えてみたのは、下の写真奥の2つの大きめポット(by ダイソー)と、
キャンドゥの土各種です。
土については相変わらずよく分からないのですが、「ハーブの土」をメインに、適当に「赤玉土」や「鹿沼土」もブレンドしてみることにしました。(本当に適当ですみません)
「ハーブの土」自体がもうブレンド済なので、本当は他に何か混ぜる必要はないのかもしれませんが…色違いのパッケージがかわいくて(笑)
キャンドゥには他にも「種まきの土」や「花と野菜の土」、「多肉植物の土」などいろいろな種類があり、いつもダイソーでばかり買っていた私には嬉しい発見。量は少なめのようですが、その分品質に期待できるような気がします。
それぞれを洗面器の中に入れ、ザクザクと混ぜていたら、どこからかひょろっとした芽が出てきました。
お店に平積みされた袋の中で発芽したということですよね! 何の植物なのでしょうか。
すぐさま鉢の隅っこに植えてみましたが、いきなり光に当たってびっくりしたのか、1時間後にはよれよれになって、気付けばどこかに行ってしまいました。
混ぜ終わった土を新居に流し込み、中央をくり抜き、いよいよ植え替えです。
細いスコップで苗の周りごとガスッとくり抜き、根っこの周りに前の土が残った状態で植え込むようにしてみました。
植え替えた後は、苗のまわりにしっかり水をあげて完了!
パッケージには「株間:約50cm」とありますが、前回のミニひまわりに引き続き、今回もしっかり無視してしまいました。
だって、場所が足りないものですから…。鉢を増やし過ぎても、家族に渋い顔をされてしまいそうですし(笑)
植え替え第二段
第二段にはさらにもう一つ、プランター(by セリア)を購入。
他にも以前から家にあった鉢も使い、小さすぎる苗を除いては、なんとかかんとか全ての植え替えを決行してみました。
これから数週間様子をみつつ、育ちの悪いものがあれば間引いてもいいですしね。
今後の育て方は?
以上で植え替えはほぼ完了しましたが、これから心配なのは、日当たりをどう調節していくかということと、水やりの量や頻度。
とりあえず植え替えた根が定着するまでは、直射日光にはなるべく当てないようにするというのはどの植物でも共通のことですよね。(たぶん)
ラベンダーの育て方について、あらためてネットで調べてみたところ、NHK出版の「趣味の園芸」には
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。特に、高温多湿に弱い系統を庭植えする場合は、西日の当たらないところを選び、土壌改良をして水はけをよくして植えつけます。
水やり
朝、用土が乾いていたらたっぷりと水やりします。葉が少し柔らかく垂れ下がってきたころが水やりのタイミングです。夏は過湿にしないように注意します(中略)。鉢植えの場合は、長雨が続くときは軒下などへ移動させましょう。
と書いてありました。
ラベンダーは地中海原産のハーブということですので、生まれ故郷の気候をイメージしつつ育てていくといいのかもしれませんね☺
結局、この時点までで生き残ったのは「13株」。
引き続き、枯らさないように大事に見守っていきたいと思います!
おわりに
以上、種まきから約6週間が経った我が家のラベンダーの様子をお送りしました!
パッケージによると、私の住む北部九州では花が咲くのは「6月上旬~7月中旬」とのこと。ちょうど来年の今頃です。
果たして来年、花が咲くほどに育ってくれるのか…。元気に育ってくれることを願いつつ、第2回目の成長記録を締めくくりとしたします。
何しろ成長ぶりが地味なので、第3回目を作成するのは数カ月後になるかもしれませんが、また何かあれば追記などでもご報告していきたいと思います!
▼ 2020.9.5、第3回目をアップしました!
最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。みなさんも、楽しいベランダ栽培を☺
Polly(2020.6.13)