こんにちは。福岡市在住の一般アラフォー市民、Pollyと申します。
昨今、コロナ禍をきっかけに「ハンコ」や「名刺」のデジタル化が話題になっていますよね。
書類もデータでやり取りする時代ですし、確かに「はんこ」のデジタル化には大賛成です。むしろこれを機に、日本もサインに切り替えてもいいんじゃないかと思うくらいです。
しかし、「電子名刺」については微妙なところ。
臨機応変にデータを活用するのもいいですが、その性質上、やはり名刺は「実際に手にできる」状態がデフォルトであってほしいと思ったりもします。
…という前置きから始まる今回の記事のテーマは、「ネットで名刺印刷」!
先日、サイト運営用に100枚、個人名刺を作ってみました☺
仕事半分、プライベート半分、気軽な気持ちでやってみた結果、イメージ通りのものが手元に届いて大満足。

ネットで個人名刺を作成するのは今回が初体験だったのですが、

という感想で終えることができました。
しかし、業者の選択肢が多すぎるのはネットサービスの難点。いざ「注文したい!」と思っても、どこに頼めはいいのか、ちょっと迷ったりするものですよね。
いくつもタブを開いて、価格に送料にと業者間であれこれ比較して…
というのは、はっきり言って面倒! というあなたに一案としてご紹介したいのが、私も今回使ってみた「ビスタプリント」という印刷サービスです。
サイトの見やすさ・扱いやすさ、デザインの豊富さ・自由度の高さでは、私が他のサービスと見比べたでは一番でした。仕上がりも文句なし。
- あれこれと比較検討する時間を節約したい
- ごちゃごちゃと見にくいネット店舗は苦手
- 最安でなくてもいいから、しっかりした名刺が欲しい
- なるべくイメージに近いものを作りたい
と思っている方にはおすすめだと思います☺
当記事では、ビスタプリントで名刺作成してみた感想、値段設定や配送日数、他の業者とのサービス比較などについて書いてみたいと思いますので、判断材料のひとつとしてお役立ていただければ幸いです。
※当記事内のサービス内容は、筆者が実際に利用してみた2020年5月末時点のものです。
サービス利用体験記
ビスタプリントで名刺を作成してみた感想
名刺などの印刷物を注文するときは、
とにかく内容(文字)さえ入っていればいい
という場合と、
色やデザインにもしっかり納得した上で頼みたい
という場合とに大きく分かれると思います。
後者だった私が「ビスタプリント」に決めた理由は、以下のようなものです。
- “名刺印刷”とググって上の方に出てきた
- ログインせずに気軽にデザイン作成を試せた
- デザインの選択肢や自由度が高く、画面上で思い通りの名刺が作れた
- 「プレビュー機能」で仕上がりをリアルにイメージできた
- やりかけのデザインデータを複数一時保存しておけるのが便利
❶はまあ単純な理由ですが(笑)、❷~❹はけっこう重要でした。
まず、テンプレート選択画面はこんな感じです。かるく千パターンはあると思います。

デザインがあり過ぎて困る! という方も心配無用。画面左のサイドバーで、
- 業種:美容、アパレル、飲食関連、教育・保育、自動車整備、宿泊、金融・保険、ペット関連など多数
- スタイル・テーマ:エレガント、キュート、シンプル、自然・動物、花柄など
- ロゴ・写真エリア:あり、なし
- 向き:ヨコ、タテ
- テーマカラー:12色
といった要素ごとにフィルターにかけて、ある程度好みを絞り込むことができます。
私は「ロゴを入れたい」「横向き」「ベースカラーは緑色」という希望があったので、そのように設定してみたところ、一気に43個に絞ることができましたよ。

▲以上は主にビジネス用メニューである「プレミアム名刺」の作成画面ですが、「個人名刺」「ママ名刺」といった別の名刺メニューでは、もっと装飾度・プライベート感の高いデザインも並んでいたりします。
それぞれのシーンに合わせて選ぶのも楽しいそうですね☺
テキスト入力画面はこんな感じ(↓)。サイズ・フォント・色を自由に選ぶことができる他、文字列の配置も調整可能です。

作成中に文字の大きさや位置などで迷った場合は、下の写真のような「プレビュー機能」を使えば、実物を手に持っているかのような気分で客観的に調整していくことができます。

面倒な情報登録(やログイン)をせずとも名刺づくりを最後まで試すことができるため、「ちょっとやってみよう…」と思っているうちにどんどんイメージ通りの名刺が出来上がって、あれよあれよと注文完了していました(笑)
作りたい名刺のイメージがあればあるほど、楽しく作業に没頭することができることと思います。
というわけで、
色やデザインにもしっかり納得した上で頼みたい
という方にはビスタプリントはおすすめですし、それとは逆に
とにかく内容(文字)さえ入っていればいい
自分で細々とデザインするのが苦手
という場合でも、テンプレートさえ選んでしまえば超簡単にしあげることも可能です。
どのスペースにどの情報を入れるかというデフォルト設定がちゃんとありますので、そちらに従って氏名やアドレスなどの情報を入力するだけで、立派な名刺が一丁上がり☺
途中の操作や手順が難しいということもなく、サイト自体もシンプルで見やすく、心穏やかに作成に取り組むことができました。

名刺作成にかかる金額のイメージ
サービス内容がどんなものかが分かれば、次に気になるのが「価格」ですよね。
ビスタプリントの名刺印刷メニューは、以下のような金額設定になっています。
- プレミアム名刺(100枚980円~)
- 個人名刺・家族名刺(25枚780円~)
- DECO名刺(100枚1,980円~)
- ママ名刺(25枚780円)
- 予約カード(250枚2,580円~)
- 二つ折り名刺(250枚3,980円~)
一番人気は、最上段の「プレミアム名刺」。(私もこちらを注文しました。)
この価格表記を見た限りでは、100枚980円で注文できるのかな、と思ってしまいがちですよね。
しかし実際は、「送料」と「裏面をどうするか」といった課金ポイントがいくつか加わります。そう、上記の金額は、「表面フルカラー印刷」のみの値段(税抜)で、送料等は別途必要なんですね。
これは、ビスタプリントに限らず、他の名刺印刷サービスでもよくあることですが、名刺印刷にかかる費用は以下のようなオプションによって大きく変わってきます。
- サイズ
- 印刷枚数
- 紙質、厚さ
- 裏面も印刷するかどうか
- 裏面をカラーにするかどうか
中でも紙質は、「上質紙」「光沢紙」「マット紙」「ラミネート有無」などいろいろな種類があり、業者によっても名称が違ったりして、印刷業界に馴染みのない一般人にはけっこう難しいところ。
例えばビスタプリントの「プレミアム名刺」では、以下の4タイプの用紙があります。
- ホワイト・マット(209g/㎡)
- ホワイト・マット(262g/㎡):追加料金480円
- オフ・ホワイト・マット(262g/㎡):追加料金480円
- 両面光沢仕上げ(310g/㎡):追加料金680円
デフォルト設定されているのは一番上の「ホワイト・マット(209g/㎡)」という一番薄い(安い)用紙で、私はこれで注文しましたが、特に薄いと感じることもなく、手に取ってみて何の不満もありませんでした。
というわけで、特にこだわりがなければ、紙質は一番安い価格設定のものから選んでしまっても不足はないものと個人的には思います。
(209g/㎡は厚さにすると約0.23mmで、「kg」表記だとおそらく180kgだと思われます。)
そうして「一番安い用紙」「100枚(最小注文可能枚数)」に「裏面フルカラー」というオプションを追加した私が払った金額はこうなりました。
表面フルカラー980円+裏面フルカラー780円+送料600円=2,360円(税別)

裏面を「無地」や「白黒」にすることで多少は節約できますが、はっきり言ってビスタプリントは最安ではないです。送料600円というのも、どちらかというと高め。(※2,500円以上の注文では送料無料)
当記事の最後にもご紹介しているように、同じ枚数でもっと格安で印刷できる会社はいくらでもありますので、最安狙いの方には向かないでしょう。
しかし、私がいくつかの業者のサイトを覗いてみた限りでは、ビスタプリントの「デザインの豊富さ・自由度の高さ」と「ページの見やすさ・扱いやすさ」は、少々多めに払う価値ありなのではないかと思います。
そこで、冒頭の「こんな人におすすめ」が活きてくるわけですね!
- あれこれと比較検討する時間を節約したい
- ごちゃごちゃと見にくいネット店舗は苦手
- 最安でなくてもいいから、しっかりした名刺が欲しい
- なるべくイメージに近いものを作りたい
ちなみに、ビスタプリントのホームページには「北米、ヨーロッパ、オーストラリア、日本など世界25ヶ国以上で展開されているネット印刷通販の世界No.1ブランド」との記載があります。
海外のウェブサイトにはシンプルなデザインのものが多いですので、そう言われてみると、ビスタプリントも全体的にそんな雰囲気かも。
配達までは最短4日
さて、ビスタプリントで注文してからどのくらいで手元に届くのかというと、福岡市在住の私の場合は「注文日含めて5日間」でした。
ホームページの案内によると、配送日数は「通常、注文完了から4または5営業日(地域によっては6営業日、離島への配送はさらに数日を要する場合あり)」とのこと。
配達方法はネコポスでした。

100枚注文時の厚みは3.5㎝強といったところで、問題なくポストの投函口を掻い潜ってくれていました。
届いたラベルを見てみると、送り元は千葉県木更津市。発送前には追跡番号とともに通知メールも届きますよ。
私が注文した2020年5月末は『COVID-19サポート製品特別セール 対象商品最大30%OFF』というのをやっていて、注文時にとりあえずクーポンコードを入れてみておいたところ、ボールペンがもらえました♪

時期によっては何かしらのキャンペーン・割引セールをやっていることもあるようですので、注文前には一度トップページをチェックしてみるといいかもしれません。
■ ビスタプリント 名刺印刷トップページへ
他の名刺印刷サービス会社は?
ビスタプリントについては以上ですが、ここでざっと、他のメジャーな名刺印刷サービスについても、「一番安い用紙、100枚、両面カラー」という条件ではいくらくらいになるのかを調べてみました。
2020年6月1日時点での確認情報ですが、ご参考までにどうぞ!(※価格は税込です)
■ アドプリント(「一般紙質名刺」のページへ)
マットコート220kg(ラミネート無)or アートポスト220kg、印刷代470円、送料は地域によって500円 or 600円(佐川急便)、商品到着まで5営業日
■ プリントパック(「カード商品」のページへ)
ホワイトアートポスト(光沢紙)180kg、印刷代950円、送料無料(佐川急便)、商品到着まで4営業日
■ パプリ by ASKUL(「名刺印刷」のページへ)
マシュマロホワイト180kg や マットカード180kgなど4種類、印刷代1,012円、1回の注文金額の合計が1,000円(税込)以上の場合は送料無料、15時までの注文で当日出荷(日祝除く)
■ ラクスル(すぐ下にリンク画像あり)
アートポスト(光沢紙)or ケント紙 or マット紙、印刷代550円、メール便220円 or 宅配便500円(配送会社はそのときによる)、商品到着まで3営業日
■ プリスタ。(すぐ下にリンク画像あり)
ライトプラン(上質紙 180kg)、印刷代570円、ネコポス or ゆうパケット260円、宅急便は会員や配送地域によって660円 or 880円 or 1,650円、16時までの注文で当日出荷
他にもたくさん、いろいろな会社がありました。ここで紹介した中では「ラクスル」のメール便が一番安いようですね。
■ 激安印刷通販ならラクスル!
一体どれがいいのか、頭の中がカオス状態になってしまったら、とにかく自分の使いやすいサイトで進めるのも手だと思います☺
おわりに
以上、「初めてネットで名刺印刷をしてみた感想」および「ビスタプリントを使ってみた感想」をお送りいたしました。
ネット印刷が、こんなに便利なサービスだとは…
自分好みの色やデザインで作れることも楽しいですし、大して要りもしないのにハマって何パターンも作ってしまいそう(笑)
仕事 or プライベートに関わらず、名刺があると便利なシチュエーションってまだまだあると思いますし、これからも気軽に生活の中で活用していきたい思います。
みなさまも、オリジナル名刺作成を楽しまれてくださいね☺
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!
Polly
けっこう楽しかった!