【自然名所レポート#16】角島大橋と海士ヶ瀬、牧崎風の公園散策[山口県下関市]




こんにちは! 景勝地観光好きの一般福岡市民、「しぜんfan」のPollyです。

今回のレポートの舞台は、夏のドライブ先として絶大な人気を誇るであろう山口県下関市(旧・豊浦郡豊北町)の景勝地・角島つのしまです。

© OpenStreetMap contributors

2000年に「角島大橋」が開通して以来、日本の新・絶景として有名になりました。『東大王』などのクイズ番組でも度々登場しますので、行ったことなくても聞いたことはある、という方も多いのではないでしょうか。

私は今回で2度目の訪問だったのですが、あらためて、“日本海側のイメージを覆すような南国ぶりを実感。

景色やもそうですが、植生も独特ですし、短時間でギュッとリフレッシュするには最高のドライブスポットだと思いました。

角島コバルトブルービーチに咲く花
コバルトブルービーチにて

当記事では、私自身が2020年4月初頭に現地を訪れた際の様子やちょっとした観光情報を、

  • 角島大橋の眺め(昼)
  • コバルトブルービーチの風景(島の中央北岸)
  • 牧崎風の公園散策(島の北端)
  • 海士ヶ瀬公園から望む角島大橋(夕方)

といった内容にフォーカスしつつご紹介してみたいと思いますので、近いうちに行ってみようかなぁ、というときのイメージ作りなどにお役立ていただければ幸いです。



角島の所在地

まずは、先ほどよりもう少し詳細な所在地を確認してみましょう。

© OpenStreetMap contributors

角島は、萩市の須佐湾から続く「北長門海岸国定公園」の西の端に位置します。

萩の市街地からは60km弱、下関市街地からは50kmちょっとの距離です(Googleマップ調べ)。

最寄りの幹線道路は国道191号。下関方面から来る場合も長門方面から来る場合も、国道から県道275号を乗り継いで(?)行くのが分かりやすいと思います。

本土から橋への分岐点

275号に入ってから2.3kmほど走ると左手前方に角島大橋がその姿を見せ始め、そうなるともう興奮必至。

ワクワクしながらさらに進んだ先、橋への分岐周辺は下の地図のようになっています。

角島大橋・海士ヶ瀬公園付近のマップ
© OpenStreetMap contributors

橋の入口には「海士ヶ瀬あまがせ公園」という公園があり、駐車場やトイレ、売店などが完備されている上にちょっとした展望デッキもあるので、橋の全貌を眺めるにはもってこいの場所です。

角島大橋への分岐点付近の道路と青看板
角島への分岐点には青看板あり

ここでいきなり橋の方へ曲がってしまうとUターンできずに島に直行してしまうことになるので、渡る前に公園で小休止したい方はご注意を。

私は分岐のちょっと手前、「ホテル西長門リゾート」へ下る道路の上部からパシャリと撮影してみました。

角島大橋全景

角島大橋の全長は1,780m。こう見ると、人間ってすごいこと考えるもんだなぁと感心します。

本州と角島を隔てるこの海は「海士ヶ瀬(あまがせ)」と呼ばれ、橋が架かるまでは「角島丸」という連絡船が運行していたんだそうです。

この景色を見るだけでもすごい達成感ですが、何と言ってもあの角島大橋は、通行料無料の橋としては日本第2位の長さ。(1位は沖縄県の古宇利大橋、参考:Wikipedia「角島」)

無料ならばなおのこと、あの上を走らない手はありませんよね!

現地レポート

角島大橋を渡る!

1.7kmというと、もちろん短くはない距離ですが、「わー!」と感激しながら走っていると結構あっという間です。

角島大橋走行中

特に後続車がいるときなどは、のんびりもしていられないのが難点。路側帯もないですし。

どうしても橋の上で降りてみたい場合は、橋の中間地点あたりに車を停められそうな膨らんだスポットがありますので、そこに車を停めるといいかもしれません。

私は、海の上を走るのがあまりにも爽快すぎて一気に渡り切ってしまい、今になって少し後悔…(笑)

渡ってすぐ左手には「瀬崎陽せさきあかりの公園」という展望スポットもありますので、渡ってきたばかりの道のりをそちらから眺めてみるのも面白いと思います!

角島「瀬崎陽の公園」駐車場の様子
「瀬崎陽の公園」駐車場の様子(夕方)

まずは「しおかぜの里 角島」へ

島に渡った後の観光拠点として、大半の人がまず立ち寄るであろう場所が「しおかぜの里 角島」です。

広い駐車場を完備したドライブインのような施設で、土産店、食事処(フレッシュしおかぜの里、磯味亭)、海鮮たこ焼き屋台(※土日祝・夏休み限定)、レンタサイクル貸し出し(※冬季休業)など、いろいろ揃っています。

「しおかぜの里 角島」の外観と駐車場
「しおかぜの里 角島」の外観と駐車場

ソフトクリーム各種350円~も販売しており、“しおかぜの里オリジナル”ということで、ワカメ味もあるようですよ。私は試さず仕舞いですが、どんな味なんでしょうか…?

その他、施設についての詳しい情報はこちらのしおかぜの里公式サイトをご覧ください。とても見やすいサイトです☺

また、この施設から道を挟んだ反対側には「コバルトブルービーチ」という、まるで沖縄にいるかのような気分にさせてくれる美しいビーチがあり、夏場は海水浴客で大賑わいに。

角島コバルトブルービーチ(4月上旬)

角島コバルトブルービーチの海

角島の海の色はエメラルドグリーンやコバルトブルーに形容されますが、一体なぜこんな色になるのでしょうか?

いろいろなサイトから少しづつ集まった情報を総合して考えると、どうやら

  1. 遠浅の海である
  2. 砂の色が白い
  3. 水がきれい

という3つの理由が挙げられそうだ、というところに落ち着きました。これは、沖縄の海の色がエメラルドグリーン・コバルトブルーなのと同じ理由です。

色がはっきり出るには他にも「青空である」、「風が強くなく、海が穏やかな状態である」などの要素も絡んでいるようですので、

“角島ブルー”を満喫するためには、海が穏やかな季節(春~秋)の晴れた日に行くのが吉! と言えそう。(※個人レベルの見解です)



島内マップをチェック

さて、しおかぜの里とコバルトブルービーチの後はどこに行きましょうか。

ここからは好みで分かれるところかもしれませんが、角島の観光スポットとしてメジャーなのはおそらく、西部の「角島灯台公園」や「夢咲波の公園」の方だと思います。

「しおかぜの里 角島」にある島内案内図
「しおかぜの里」の島内案内図

「しおかぜの里」にある島内案内マップで見ると、下の黄色で丸をしたあたりです。

特にこの角島灯台は、“明治9年に初点灯した総御影石造りの洋式灯台”で、“歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台のひとつ”。2016年には「恋する灯台」にも認定されています。

灯台ファンにはたまらない名所ですね。デートにもよさそう。

訪問前の心構えとして、灯台の駐車場は有料(300円)で、灯台にも入場料(中学生以上200円)が必要ですので、現金の準備をお忘れなく…

角島灯台前駐車場入口の様子
灯台前駐車場入口の様子

私は、灯台へは初回訪問時に行ったことがあったため、今回はその外観を眺めるだけに留め、島の東部にある「牧崎まきざき風の公園」という岬に行ってみることにしました。

“遊歩道が完備され、岬をぐるりと一周できます”とあり、角島灯台も望むことができるとのことで、もう絶景の予感しかしません。

ちなみに現在地・しおかぜの里は島のちょうど中央部、黄色の★の付いたところです。

山口県の公式サイトによると、角島の面積は3.84㎢、人口は736人(平成30年3月31日現在)なんだそうです。結構たくさんの方が住んでおられるんですね。

まるで外国! 牧崎風の公園

さて、やって来ました「牧崎風の公園」。

角島牧崎風の公園駐車場入口の案内看板
駐車場入口の案内看板

島のメイン道路・276号を離れて約2km、細いけれども快適な道を進み切った行き止まりが駐車場となっていました。トイレも完備。

※「道の駅 北浦街道 豊北」の2019年10月24日ブログ記事によると、同年9月の集中豪雨の影響で、当時は公園手前の道が通行止めになっていたようですが、2020年4月現在は通行可能でした。

駐車場の片隅には、なぜか黄昏れる猫。(お顔を撮る隙もなく、あっという間に去ってしまいました。)

岬は背丈の低い草や茂みに覆われており、その中に伸びる遊歩道は、大きめの石をラフに敷き詰めたりシンプルに均しただけだったり、景観とマッチしたスタイル。

角島牧崎風の公園の遊歩道

そんな雰囲気も相まってか、いきなりどこかの英国文化圏にでもやってきたようでした。特に、以前住んでいたニュージーランドの自然を彷彿とさせる感じで、とても懐かしい気分に。

360℃どこを見ても絵になるような景色に囲まれ、正真正銘の絶景スポットでした。

角島牧崎風の公園

角島牧崎風の公園

南西の方角には、灯台もしっかり見えましたよ。

角島牧崎風の公園から望む夢崎・角島灯台
牧崎から望む夢崎

また、ここで特筆すべきなのが、この岬が角島ダルマギクの群生地であることです。

私はこれまでこの植物のことは知らなかったのですが、駐車場脇にあった看板によると山口県準絶滅危惧種の貴重な植物なんだそうで、採取は禁止!との注意書きが添えられていました。

山口県観光連盟のサイトで調べてみると、見頃は10月下旬~11月上旬とのこと。

咲いている様子は見れずとも、せめてダルマギクそのものは見ておきたい! ということで、写真の葉の形を頼りに探し当てた植物がこちら。

角島ダルマギク(4月)
角島ダルマギク(4月の様子)

北東側の斜面で見つけました。葉っぱがコロッと肉厚で、全体的に白い毛で覆われているので、コツを掴めばすぐに見つけることができました。

淡い薄紫のマーガレットのような花だそうで、斜面一面に咲く様子はそれはキレイなことでしょう。

一方、灯台のある夢崎のほうはハマユウ群生地となっており、そちらは7月中旬~下旬に見頃を迎えるそうですので(情報元:山口県観光連盟「おいでませ山口」)、夏に角島を訪れることがあればぜひ!

本土から望む、夕暮れどきの角島大橋

当記事の締めくくりとして、最後に、夕日に照らされる角島大橋を「海士ヶ瀬公園」側から眺めてみたいと思います。

まずは駐車場から。

「海士ヶ瀬公園」駐車場
「海士ヶ瀬公園」駐車場の様子

本土から橋への分岐点』の章でもご紹介したように、橋のたもとには展望台があるのですが、この駐車場からでも十分に橋全体を望むことができます。(むしろ、こちらからのほうが角度が付いていい感じだと私は思います。)


こう見ると、結構カーブしているんですね。光り輝く波打ち際が美しいです。

場所を移動して、次は展望台から。

「海士ヶ瀬公園」展望台から望む角島大橋と夕日

こちらもまた絶景ですね。素晴らしい風景の数々をありがとう、角島。

私はここで現地を後にしましたが、角島大橋は夜間ライトアップされますので、時間に余裕があれば夜景まで堪能するのもいいですね!

おわりに

以上をもちまして、「角島大橋と海士ヶ瀬の景観」と「牧崎風の公園散策」をテーマとした角島観光レポートを締めくくりといたします。

角島大橋はその美しさ故に映像作品のロケ地に使われることも多く、有名どころではこれまで、映画『四日間の奇蹟』、ドラマ『HERO 特別編』、トヨタ・レクサスのCMなどの撮影が行われたそうです。

インターネット上でも、企業レベル・個人レベルともに角島について書いてあるものは数多く存在し、私なぞの弱小記事がどなたのお役に立てるのかも謎ですが(笑)、少しでも現地の空気を感じていただけたならば嬉しい限りです。

あなたが行く日が最高の天気に恵まれ、最高の“角島ブルー”を写真に収めることができますように!

最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました☺

ではまた! Polly

本土から角島大橋への入口周辺の様子

※当記事内の写真および情報は、2020年4月6日時点のものです。