オシャレに疎い私による、鳥栖Pアウトレットお出かけ超基本ガイド(2020年1月)




こんにちは!趣味は自然観光、女子力低め、ミニマリストまっしぐらの福岡市民、「しぜんfan」のPollyです。

今回は、こんな私でも何度か行ったことがあるものの、何度行っても未開の地である鳥栖プレミアム・アウトレットの訪問ナビをお送りしたいと思います。

ブランドにもトレンドにもあまり興味がない一般人によるものですので、ショッピングガイド的なものでは全くございません

オシャレ情報は切り離した、観光スポットとしての施設情報紹介ざっくりとした訪問ガイドとなっておりますので、これから初めて行くという方にお役立ていただければ幸いです。

※記事内でご紹介している内容は、2020年1月17日(金)時点のものです。



プレミアム・アウトレットとは

まずは基本中の基本から始めたいと思います。

プレミアム・アウトレット」とは、三菱地所・サイモン株式会社が展開するアウトレットモールの名称です。(公式サイトはこちら:premiumoutlets.co.jp

静岡(御殿場)、栃木(佐野)、大阪(りんくう)など全国に9ヶ所あり、九州にあるのはこの鳥栖のみです。

いずれも主にアメリカのリゾート風デザインとなっており、鳥栖は“さわやかな空気と明るい陽光が似合うカリフォルニア州南部の街をイメージした施設”だそうです。

鳥栖プレミアム・アウトレット
鳥栖プレミアム・アウトレット内の様子

言われてみれば、確かにそんな風ですね。

他の8ヶ所では、アメリカ東海岸・西海岸、ロサンゼルスやコロラドなどがモチーフとなっているようです。

全体のコンセプトとしては、海外風の雰囲気の中でオシャレにショッピングが楽しめるリゾートモール、という感じでしょうか。

晴れた日に行くと、どこで撮っても写真映えする場所です。

鳥栖アウトレットの施設情報

では次に、営業時間や店舗数、レストラン情報など、アウトレットの概要をみてみましょう。

(アクセス情報は記事の最後にありますので、すぐに飛びたい場合は記事上部の目次をご活用ください。)

営業時間・休業日

モール内各セクションの営業時間は下記の通りです。

  • 各ブランドショップ10:00~20:00
  • フードコート10:00~20:00
  • レストラン11:00~21:00

例外として、「Tully’s Coffee」は9:30~20:00、「Starbucks Coffee」は10:00~20:00、「とんかつ濱かつ」は10:30~21:00となっているようです。(情報元:現地の案内板)

また、休業日は年に一回、「2月の第3木曜日」です。2020年は2/20がお休みということですね。

とにかく、物販各店でお買い物ができる時間は午前10時から午後8時までであるということが分かりました。

2020.1.17撮影

モール内の造り

次は、アウトレットモール内の構造について下見してみましょう。

ざっくりと地図で表すと、全体像はこんな感じです。手書きですみません(汗)

薄茶色が通路で、白い四角がショップの並びです。

イメージとしては、細長い敷地の外周をテナントがぐるりと囲んでおり、中央にもいくつかの島がある、という感じ。

基本的にはどこを歩いても左右にお店があります。

鳥栖プレミアム・アウトレット
鳥栖プレミアム・アウトレット内の様子

通路沿いや広場にはきれいに手入れされた花壇が並び、ところどころに配されたベンチやテーブルセットもいい感じです。

敷地内には腰をかけて休憩できる場所がいたるところにありますので、連れが見終わるのを外で待ったり、外でコーヒーブレイクをしたり、お子さんにおやつをあげたり…

ちょっと座る場所には困りません。

ちなみに、細長い方の辺をずらーっと歩くと、33店舗分ほどの長さがあります。

サービス・設備情報

上の地図内には細かく書き込みませんでしたが、トイレや自販機、喫煙所、授乳室なども各所に散在しています。

ところどころに案内マップやサービス情報掲示がありますので、位置はすぐにチェック可能です。

特に「館内マップ」はとても分かりやすくまとめてありますので、初めての場合は特に、一部もらっておくと便利だと思います。

参考までに、その館内マップに載っているモール内サービス設備は以下の通り。数の多い順から並べています。(駐車場内設備は含みません)

  • 公衆無線LANサービススポット… 10ヵ所
  • 飲料自販機… 10ヵ所
  • おむつ交換台… 6ヶ所
  • お手洗い(車椅子・オストメイトも対応)… 5ヵ所
  • 授乳室… 3ヶ所(うち1か所は女性専用)
  • 喫煙コーナー… 3ヶ所
  • 子ども用トイレ… 1ヵ所
  • プレイグラウンド… 1ヵ所
  • 多目的シート… 1ヵ所
  • コイン式ベビーカー貸し出し所… 1ヵ所
  • 車椅子貸し出し所… 1ヵ所
  • コインロッカー… 1ヵ所
  • ATM(佐賀共栄銀行・セブン銀行)… 1ヵ所
  • 外貨自動両替機… 1ヵ所
  • 携帯電話充電器… 1ヵ所
  • タバコ自販機(要タスポ)… 1ヵ所

個人的にはセブン銀行のATMがあるのが嬉しいです。

鳥栖プレミアム・アウトレット内のATMコーナー
ATMはフードコート内です

あと、子連れの家族・友人と行くといつも思うのですが、小さい子どもがいるファミリーにとても優しい施設だと思います。

今どきの大型商業施設はどこもそうなのかもしれませんが、授乳室、おむつ交換台が点在しているのはママたちには助かりますよね。

フードコート内の自販機ではおむつやベビーランチが販売されているのを見かけましたし、授乳室には電子レンジやシンクなども完備されていて、徹底的に子育て世代に寄り添っている感じが好印象です。

それぞれのサービスの詳しい内容や所在地を事前に確認したい方は、以下の公式サイト内ページをご覧ください。

フロアマップ(PDF)ダウンロード

各種サービス内容の詳細ページ



ペット同伴について

ここでペット同伴情報についてもご紹介しておきましょう。

現地にあった案内板および公式サイトによると、以下の項目を守ればペットの同伴はOKとのことでした。

  • 盲導犬・介助犬を除いては、店舗内へのペット同伴の入店はNG(カートやバッグも含む)
  • つなぎとめや放置はNG
  • 必ずリードを付け、短めにしっかり持つこと
  • 排泄物は自身で処理し、持ち帰ること
  • ベンチやテーブルに直接ペットを載せるのはNG

その他、猛犬やニホンザルなど、危険と判断されたペットの入場はお断りだそうです。

実際に同伴されて来るのは猛犬とは程遠いような可愛らしいワンちゃんが中心になるんだとは思いますが、つなぎとめがNGということは、一人と一匹で行った場合はショッピングはできないということになるんでしょうか。

動物の毛にアレルギーのある人や、単純に動物が苦手な人もいるでしょうから、働くワンちゃん以外は入店できないのは致し方ないですね。

個人的には動物は大好きですし、通路を歩いていていろんな種類の犬を見られるのは楽しいです。

店舗数

それはそうと、アウトレット内に入っている総店舗数はどのくらいなんでしょうか。

2020年1月19日時点で公式サイトに載っているブランドをちまちま全部数えてみたところ「175」でした。(飲食店や期間限定ショップも含む全ジャンルの総数です)

同じ店舗スペース内に2つのブランドが入っている場合もありますし、物理的な店舗数はそれよりは少なくなると思いますが、けっこう多いものですね。

※「佐賀新聞Live」の2019/8/8の記事によると、店舗数は“九州最大の164店舗”だそうです。

どのブランドが九州初上陸で、この春にどこが新たに入る予定で、などというツウな情報は私は一切持ち合わせておりませんので、そのへんはノータッチでいきたいと思います(笑)

店舗のラインナップを詳しくチェックしたい方はこちら→ ショップガイド

飲食店のバラエティ

たとえオシャレ情報・ファッション情報に疎くても、どなたにも共通して興味の対象となるであろうことが、飲食系ショップ情報

そこでお次は、飲食店リストをジャンルごとにまとめてみました。(※いずれも2020年1月17日時点の店舗情報です)

フードコート内(9店舗)
一風堂ラーメン エクスプレス金金醤(石焼ビビンバ・韓国食堂)、土鍋パスタ スパラ(パスタ・ピッツァ)、築地 銀だこみつせ鶏本舗フレッシュネスバーガー能古うどんサーティワンアイスクリームスウィートファクトリー

レストラン(4店舗)
紅虎餃子房(麻婆豆腐・担々麺など)、神戸元町ドリア洋麺屋 ピエトロとんかつ濱かつ

カフェその他(7店舗)
スターバックスタリーズコーヒクレージークレープス果汁工房 果琳ゴディバサンクゼール(ジャム・パスタソース・ソフトクリームなど)、エノテカ(ワイン専門店)

フードコート内の店舗はたまに入れ替わったりしますが、レストランの4店舗はずっと変わりないような気がします。

私はこの日、大好きな能古うどんの「ごぼう天うどん」税抜540円をいただきました。

そして15時半ごろの休憩にスターバックスのコーヒー、というありがちコース。

スタバは予想通りいつも混んでいますが、その他カフェ・デザート系ではタリーズ、GODIVA、Crazy Crepes、Karinあたりもよく人が並んでいるイメージです。

ゴディバのドリンクなんて600円も700円もして高いなぁと思ってしまいますが、よく考えたらスタバでコーヒー買うのも十分贅沢なわけで、それならゴディバもアリですよね。

せっかくのお出かけですし。

鳥栖プレミアム・アウトレット内ゴディバ外観
ゴディバの外観

私が覗いた1月17日のゴディバは、バーゲン中だったからかバレンタインが近かったせいか、平日でもレジに行列ができるほど賑わっていました。

フードコートの様子

フードコート内の能古うどんについては先ほど写真でちらりとご紹介いたしましたが、全体の雰囲気もご紹介したいと思います。

まず、外観はこんな風。インフォメーション側からの様子です。

鳥栖プレミアム・アウトレットのフードコート外観

外にテラス席がありますね。こちらはペット同伴可エリアです。

中の様子はというと、こんな感じ。

鳥栖プレミアム・アウトレット内フードコートの様子
鳥栖プレミアム・アウトレット内フードコートの様子

明るくて、テーブルもイスもキレイで、とてもいい雰囲気のフードコートだと思います。

しかし昼の1時にこの状態というのは、土日ではありえない空き具合です。席もすんなり取れてラッキーでした。

土日は本当に混みますので…。でも、こういうところで食べるのが楽しかったりもするんですよね!

このフードコート内にはATMの他、タバコ自販機ビニール傘の自販機(1本550円)コインロッカー(300~500円)ガチャガチャなどがあります。

カラフルなお菓子を量り売りしている「スウィートファクトリー」もありますし、子どもの目に留まらないようにする工夫が必要かもしれません(笑)



新エリアの様子

ここまでで、私のようなオシャレレベルの者がご案内できる内容はだいたい終わりですが、最後に昨年(2019年)秋から増設された新エリアの様子を写真でお伝えしたいと思います。

新エリアというのは下のマップの一番右、緑のゾーンです。方角的には南。

肝心の「Coach」が見切れていてすみません(汗)

この新エリアは2019年11月7日にお披露目され、新規19店舗が参入したそうです。

増設にあたっては、九州初上陸のブランドが登場したり、モール内のショップの配置が多少変わったりしたそうなんですが、私にはチンプンカンプンです。

じゃあ紹介するなよ、と言われそうですが、せめて写真でその様子だけでもお伝えしたく…。

実際の写真でみると、この先が新設ゾーンとなります。(西側通路からの景色です)

鳥栖アウトレット第4期増設エリア

外の道路からも見えるコーチのタワーが、どーんと正面に鎮座ましていますね。コーチは、以前は別の場所にあったのですが、この増設を期にこちら側に移転してきました。

奥まで歩みを進めると、じゃじゃーん。

鳥栖アウトレット第4期増設エリアの広場

ゴージャスな広場が登場。

この広場まわりには、コーチの他にもブルックス・ブラザーズ、ヒューゴ・ボス、マイケル・コース、バリー、エスカーダなど、私でも聞いたことのあるようなブランドが並んでいます。

ちなみに、スタバもこのエリアです。

ブランド好きな方はもちろん、そうでなくても話のタネに立ち寄ってみてはいかがでしょうか☺

鳥栖アウトレットへのアクセス

概要が分かったところで、最後に現地へのアクセス情報をまとめたいと思います。

車の場合

行き方

プレミアムアウトレット鳥栖は、筑紫野と久留米をつなぐ県道17号線(鳥栖筑紫野道路)の「柚比(ゆび)IC」を降りてすぐのところにあります。

下の地図内の、赤丸で囲んだところがアウトレットです。

© OpenStreetMap contributors

高速の鳥栖ICも近いですし、3号線側から行くこともできますね。さすが、アクセスのいい場所を選んであるな、という立地。

(3号線側から行く場合の曲がり口は「弥生が丘入口」です。)

土日やバーゲン中は周辺が混雑し、柚比インターの降り口や3号線の曲がり口周辺が大渋滞になることもありますので、朝イチで行かない限りはちょっとした覚悟が必要かもしれません。

駐車場

駐車場は全部で3600台分もあり、利用料は無料。アウトレットの施設から道を挟んだところにP1~P4まであります。

施設側へと繋がる連絡橋に直結しているのはP3平面とP4立体で、我が家はP4が便利だと思っているので、いつもP4を利用します。

以下、P2~P4の設備情報をまとめてみました。(情報元:2020.1.17時点の公式パンフレット)

P2(立体) 駐輪場、飲料自販機
P3 トイレ、飲料自販機、タクシー乗り場、バス乗り場、EV用急速充電気、公衆無線LAN
P4(立体) トイレ(車椅子対応・オストメイト対応あり)、身体障がい者専用駐輪場、駐輪場、飲料自販機、コイン式車椅子貸し出し、コイン式ベビーカー貸し出し、おむつ交換台、多目的シート、公衆無線LAN

P1については、利用したことがないのではっきりとは分かりませんが、おそらく予備のような位置づけの平面駐車場だと思います。パンフレットに設備情報も載っていないので、ここでは省略させていただきました。

こうしてみると、P2は小さめの立駐、P3はバス・タクシー乗り場がある平面駐車場、P4は本気のメイン立駐、という感じでしょうか。(適当です)

自家用車の場合は、とりあえずP4に停めれば間違いないのではないかと思います。

土日は大混雑し、空き待ちの列ができることもありますので、誘導員のおじちゃんたちの動向に注目しつつ、「すぐ入れたらラッキー」という感じでいるといいかもしれません。

鳥栖プレミアム・アウトレット連絡橋付近の自動販売機

ちなみに、上の写真の奥に見えている大きな立駐がP4です。

電車・バスの場合

最寄り駅は?

上の地図を見てもお分かりいただける通り、アウトレットは電車の線路からは離れた場所にあり、最寄り駅の「JR弥生が丘」からでも2kmほどあります。

そこで、車・タクシー以外の公共交通機関で行く場合は、以下の3パターンが選択肢となります。

  • JR+路線バス
  • 西鉄電車+路線バス
  • 天神バスターミナルから高速バス(直通)

アウトレットからへの路線バスが出ている駅は「JR鳥栖」、「JR弥生が丘」、「西鉄小郡」の3つ。

長崎・佐賀方面からはJR鳥栖駅でバスに乗り継ぎ、筑後方面からは西鉄小郡駅でバスに乗り継ぎ、福岡方面からはJR・西鉄電車・高速バスの3択、ということになりますね。

それぞれのバス時刻表および運賃については、公式サイト内「路線バス時刻表」に載っていますので、そちらをご確認ください。

西鉄電車の場合はお得きっぷも!

西鉄電車を使う場合に注目したいのが、「鳥栖プレミアム・アウトレットきっぷ」です。

ご自宅最寄り駅から小郡駅までの西鉄電車往復乗車券小郡駅からアウトレットまでの西鉄バス往復乗車券、そしてアウトレットでのお買い物券引換券1,000円分がセットになっています。

例えば西鉄福岡(天神)駅からの場合、通常の往復運賃は1,620円です。そこに1,000円のお買物券が加わると2,620円になるところが、お得きっぷだと2,000円になります。

つまり、往復1,000円になる(620円分得する)ということですね。

とはいえ、天神からであれば高速バスで行けば往復運賃1,020円で済みますから、どこが始点となるかによっては一考の価値アリではないでしょうか。

駅ごとの料金等、詳しくは西鉄公式サイト内「鳥栖プレミアム・アウトレットきっぷ」をチェックしてみてください。

おわりに

以上、ショッピング情報・ブランド情報を極力避けての「鳥栖プレミアム・アウトレット施設ガイドをお送りいたしました。

総括すると、鳥栖アウトレットは、

買い物にそう興味がなくても、家族や友人と連れ立って行くとなんだかんだであっという間に時間が過ぎる、楽しいレジャースポット

だと思います。

お目当てのショップに向かってピンポイントで行く!というわけでもない限りは、一日がかりでのんびり過ごすのがおすすめです。

冬の間はイルミネーションもやっているようですので、夕方からのデートにもバッチリの場所ではないでしょうか☺

鳥栖プレミアム・アウトレット
正面入口付近のイルミネーションの様子

以上、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

お出かけ、楽しんできてくださいね!

Polly