こんにちは、自然観光ファンのPollyです!
今回は、福岡県・篠栗町にある「篠栗九大の森」の再訪問レポートを作成したいと思います。
この森は、九州大学農学部演習林の一角が一般開放されているという自然公園のような場所で、中央にある「蒲田池」をぐるっと一周する素敵なハイキングを楽しむことができます。
この森の中にある「水辺の森」という場所が、2~3年前から “インスタ映え” で話題であると聞きつけ、初めて行ってみたのが先月2019年9月4日のこと。
結果、森の散策は存分に楽しめたものの、
- 池の水位が低く、幻想的なヌマスギ林の様子が見られなかったこと
- 「くりのき広場」に行き損ねたこと
という2つのリベンジポイントを残して終わったのでした。
その後、そう簡単に水位は戻らないだろなー…と思いつつも、ずっと心残りだったこともあり、前回の訪問から約1か月後の2019年10月6日、散歩がてら再び訪れてみました!
結果からお伝えすると、水位はまだ戻っていないどころかさらに下がっていたのですが、その様子も含めてまたいろいろ写真を撮ってきましたので、ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。
「くりのき広場」はとても素敵な場所でしたよ!
では、いってみましょう!
当記事からおよそ半年後、久々に再訪してみたところ、水位がいくらか戻っていることを確認しました☺
目次
篠栗九大の森再訪問レポート
私の訪問データ
まずは参考までに、今回私が訪れた際の天気や滞在時間などの基本データをまとめてみました。
- 訪問日時:2019年10月6日(日)11時半頃
- 天気:くもり
- おおよその気温:24℃前後
- 交通手段:マイカー
- 滞在時間:1時間20分
今回も池の周りを一周しました。前回は初めての訪問だったために立ち止まって写真を撮ることも多く、一周するのに2時間半かかりましたが、今回はわりとさらっと進んだので、滞在時間は1時間20分ほどでした。(一周の距離は約2kmです。)

天気は薄曇りで、青空はほとんど見られませんでしたが、木々に日差しが差し込む様子がきれいに見える気持ちの良い散策となりました。
水辺の森まで
再びやって来ました、北駐車場入り口です。

駐車場には7~8台の車が停まっており、森から出てくる人たちも2組ほど見かけました。
前回もそうだったのですが、中には池の水位のことを知らずに水辺の森を見に来る人も多いようです。今回散策中に少し話した家族も、「はるばる遠くから見に来たのに」と残念そうにしていましたが、結局はみんなで自然散策を楽しんでいる様子でした。
少なくとも、家族揃って自然の中に出かけるきっかけになったのなら、それはそれで良いことですよね!

さて、一応虫除け対策はしてきましたが、蚊はまだたくさんいるでしょうか…。1カ月前は、ものの1分で9か所刺されるという体験をしましたからね…。

歩き始めてすぐのT字路を、左に進みます。水辺の森まではここから300mです。


道中、既に池の水が前回にも増してかなり減っているのを見て、今日も “インスタ映え” は望めないことを悟りました。この調子だと、少なくとも今年中はもう難しいのではないでしょうか。
水位のことはさっぱり諦め、今ある森を楽しみましょう!

先ほどのT字路から10分弱で「水辺の森」に到着です。
水辺の森の様子
分かってはいても、水がないのはやはり残念! 1カ月前は、最前列のヌマスギがかろうじて水に浸かっていたのですが、今日の様子では見るからに水際は後退していました。
しかし、これはこれで相変わらずの美しさです。

いつか絶対、水が満タンのときの様子を見てみたい! 私は諦めませんよ。でも、再挑戦するならもう来年の春か夏くらいまで待ったほうがいいのかもしれません。
本日久々に再訪したところ、水位が戻っていました☺

おそらく、これでもまだ少ないほうですが、水が戻って来て何よりですね。
そういえば、蚊、健在でした。前回ほどではないですが、目に見えるほどに何匹も飛び回っていましたので、まだまだ気は抜けないようです。

くりのき広場まで
さて、次は「くりのき広場」を目指して、そのまま南口方向へ歩きましょう。

散策路上には、至るところにドングリや椎の実などの木の実が転がっていました。この1カ月で、ぐっと秋らしくなったもんです。

とはいえ、色付いている木などはなく、青々とした葉が相変わらずもりもり茂っています。

このままでは「池」ではなく「水たまり」になってしまう日が来てしまうかも…と思うくらいの水の少なさですね。例年のことが分からないので何とも言えませんが、魚たちは大丈夫なんでしょうか…。


水辺の森から15分ほどで、竹の階段が出てきました。ということは、南駐車場とくりのき広場との分岐点はもうすぐのはず…。
出ました、分岐点!

一周する際の順路である南口へ行くにはここで左に進むのですが、今度こそ斜め右へ進み、くりのき広場へ向かいます。

念願の「くりのき広場」
分岐点から1~2分歩くと視界が開け、突き当りに広場が登場しました。こちらが「くりのき広場」のようです。
真ん中の栗の木を中心に、ぐるりと一周散策路が巡らされています。
とりあえずまずは栗の木に近づいてみると…
おびただしい数の毬栗(いがぐり)の殻が散乱していました。北海道の公園などではよく見かけたもんですが、九州では、街中に暮らしていたのではなかなか見ませんよね。

さらに広場を散策してみると、奥が少しだけ小高くなっていて、ベンチが一脚置いてあったのですが、そこからの眺めが私はとても気に入りました。

写真に写った人と比較すると、けっこう大きな木であることが分かると思います。
なんともいい雰囲気。この森の中で、一番好きな場所かもしれません。来てみて良かったです。
念願の「くりのき広場」リベンジを達成した後は、一周の続きを歩き、てくてくと駐車場へ。

おわりに
今回の訪問では、
- まだ“インスタ映え”する水辺の森は当分見られそうにないこと
- 「くりのき広場」が思いのほかいい広場だったこと
が分かりました!
水辺の森のことは置いておいても、この森を散策するのは楽しいので、また行くことがあれば様子をご報告したいと思います。
当記事から約1ヶ月後、ラクウショウ(ヌマスギ)の紅葉が始まっていました☺
訪問前は、篠栗町公式サイト(こちら)にて開園状況の確認をお忘れなく!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。 Polly

※記事内の写真は2019年10月6日に撮影したものです。