能古島への初観光前に!お役立ち基本情報まとめ&私の初回失敗談(2019年10月)

フラワーのこ




こんにちは! 自然観光が趣味の福岡市東区民、「しぜんfan」のPollyです。

今回は、主に「これまで一度も能古島には行ったことがないけど、そろそろ行ってみようかなぁ」という方に向けての情報記事をお送りしたいと思います。

なぜかというと、私自身、先日初めて能古島に行ってきたからです。

人生の約半分を福岡市民として過ごしてきたのですが、今まで一度も行く機会がなく、行き方も含めてずっと謎のままだった能古島。知っているのは、四季折々の花畑を楽しめる「のこのしまアイランドパーク」があるらしい、ということくらいで。

そこで、コスモスも見ごろを迎えているであろう2019年10月11日(金)、下調べもなしにふらりと初上陸してみました!

その結果、島内の豊かな自然や歴史に触れる絶景ハイキングを満喫してきたのですが、アイランドパークには全然たどり着けませんでした…

えっ、なんで!? というところも含め、行く前に知っておくと便利な情報今回私が初めて行ってみて分かったこと反省点などもまとめてみたいと思いますので、これから行ってみようという方々に、少しでも参考になれば幸いです。

※記事内の情報は2019年10月14日現在のものです。



能古島概要

博多湾の中央に浮かぶ能古島は、福岡市の海岸に行ったことがあるならば、意識せずとも誰もが見たことのある島。

以外にも(?)、所属は「福岡市西区」。姪浜からフェリーで10分で行けてしまうとあれば、考えてみれば天神もそう遠くはないんですよね!

島の大きさは、渡船場の案内板によると南北3.5km東西2km周囲12km、面積3.93㎢だそうです。福岡市ホームページによると、令和元年9月末現在の人口は685人。わずかにではありますが、年々減少傾向にあるようです。

参考までに、志賀島は周囲11km、面積5.78㎢、人口1,089人。

能古島は志賀島に比べ、海岸線が入り組んでいるので周囲長は長いが、面積も人口も少ない、ということですね。

能古島までのアクセス・費用

ここで地図を出してみましょう。

© OpenStreetMap contributors

能古島に渡るフェリー乗り場は、西区の愛宕浜にあります。

呼び名が「姪浜渡船場」「能古渡船場」「姪浜旅客待合所」などいくつかあるので紛らわしいのですが、西鉄バスは「能古渡船場」と呼んでいるようです。しかし、能古島側の渡船場との混同を防ぐため、ここでは「姪浜渡船場」と呼ばせていただきたいと思います。

住んでいるエリアが違えば全く馴染みのない場所ですよね、このあたりって。ランドマークとしては、西鉄バスの「愛宕浜営業所」と「福岡女子高等学校」が目の前にあります。

姪浜渡船場までのアクセス

姪浜渡船場の最寄り地下鉄駅は「姪浜」ですが、渡船場までの距離は約2km。歩くと30分近くもかかってしまいますので、渡船場まで公共交通機関で行く場合は西鉄バスを利用するのが一般的です。それか、自家用車で直接行ってしまうか。

以下、それぞれの情報をまとめてみました。(※以下、料金は2019年10月現在のものです。

西鉄バス
地下鉄姪浜駅から】「姪浜駅北口」→「能古渡船場」大人片道170円(乗車時間約15分)
博多駅から】「博多駅前A」→「能古渡船場」大人片道440円(乗車時間約45分)
天神から】「天神高速バスターミナル前」→「能古渡船場」大人片道380円(乗車時間約35分)

自家用車
渡船場横駐車場:一回(一日)510円

私は今回車で行きましたが、一般客が利用できる駐車場は渡船場のすぐ北側にありました。渡船場までは徒歩1分もかからない便利な距離。この秋の増税で、駐車料金が500円から510円に上がったようです。

能古島へのアクセス情報はアイランドパークのウェブサイト内「アクセス」に載っていますので、ご自身の起点に合わせてそちらでも確認してみてくださいね。

姪浜から能古島へ

能古島に渡るフェリーを運航しているのは「福岡市営渡船」です。

参考までに、博多港から出ているのは志賀島航路と玄海島航路で、姪浜から出ているのがこの能古島航路と小呂島(おろのしま)航路です。

福岡市営渡船 能古島航路
大人片道230円、小人片道120円(乗船時間約10分)

朝の時間帯を除くと、基本的には1時間に1本の運行です。時刻表は、福岡市営渡船のウェブサイト(こちら)をご確認ください。

フェリーには車を載せていくこともできますが、島民の生活に必要な車両を優先的に載せる必要があるため、一般の利用はできるだけ控えたほうがよさそうです。参考までに、片道運賃は軽自動車が1,540円、普通車が2,470円(運転者含む)。

姪浜旅客待合所、能古旅客待合所ともに、施設内にはトイレ、売店、自販機、コインロッカーが完備されています。コインロッカーの値段は、大が500円、小が300円です。

能古島旅客待合所周辺情報

次に、能古島の渡船場周辺の情報についても少しご紹介してみたいと思います。

能古渡船場と能古島案内所外観

右が旅客待合所(渡船場)、左の幟がはためいている建物が「能古島案内所・のこの市」です。

この「能古島案内所・のこの市」は道の駅のような場所で、観光情報案内所、レンタサイクル受付、フードコート、お土産店、売店など、いくつもの機能をもつ複合施設です。「のこバーガー」や「長浜ラーメン」など、食事をする場所もあります。

店内には「能古うどん」をはじめとする能古島の名産品、アイランドパークのお土産も各種置いてありますので、帰りの乗船前の待ち時間に寄るにはもってこいの場所です。スナック菓子なども売ってありますよ。

能古島観光案内所 基本情報
営業時間:9:00〜17:00
定休日:なし
URL:https://yokanavi.com/tourist-information/28844/(福岡市公式シティガイド「よかなび」)

のこの市 基本情報
営業時間:8:30〜17:30
定休日:年末年始
URL:https://yokanavi.com/spot/77113/(福岡市公式シティガイド「よかなび」)

なお、能古島内にはコンビニはありませんので、何か必要なものがあればこの場所を覗いてみるといいかもしれません。

その他、渡船場付近にはカフェや海鮮料理などの食事処が4~5軒あるようでした。

個人的には、渡船場から港を挟んで反対側にあった「OCEAN’S KITCHEN」というカフェレストランの雰囲気が良さそうだったので、機会があれば行ってみたいです。



島内の移動手段

次は、島内の移動手段や運賃についての情報です。

島内を移動する方法は、自家用車以外では西鉄バス」「タクシー」「レンタルバイク」「徒歩」の四択です。

西鉄バス アイランドパークまで大人片道240円、小人120円(乗車時間約15分)
※時刻表は、渡船場にてご確認ください
タクシー アイランドパークまで片道約1,000円(乗車時間約5分)
※要予約。能古島案内所に連絡先などの詳細情報あり
レンタルバイク(自転車) 1時間400円 or 500円、2時間800円 or 1000円、3時間1,200円 or 1,500円、一日1,300円 or 1,700円
※要保証金(1,300円 or 1,700円)。料金の違いは自転車の性能の違いによるものです
徒歩 アイランドパークまで最短約3km(桜道経由)、自然探勝路経由は片道約4.2km

私の行った日は秋のコスモスシーズンでしたので、フェリー乗客のほぼ全員がアイランドパークへ行く人々だったのですが、みなさんバスを利用しているようでした。

参考までに、私が渡船場で見たバスの時刻表では、渡船場前バス停発車時刻は7:578:489:4510:3011:3012:5513:3514:3515:3516:45の10本で、日祝には17:55も出ると書いてあります。(※2019年10月11日時点のダイヤです

フェリーが着いてすぐに発車する便もありますので、乗り遅れないように要注意です。

バスは1時間に1本ですが、春秋のピークシーズンや花畑の夜間ライトアップ期間には増便することもあるようですので、ピーク時に行く場合は事前に確認しておくと安心です。

能古島内の観光スポット

渡船場でもらった観光マップを参考に、主な観光スポットを書き出してみました。

のこのしまアイランドパーク能古島キャンプ村・海水浴場檀一雄文学碑自然探勝路・思索の森能古島展望台能古博物館万葉歌碑鹿垣早田古墳

一回行っただけですので確かなことは言えませんが、初めて能古島に行く場合は、「アイランドパークだけ」か「アイランドパーク+能古島展望台」というパターンが多いのではないかと思います。

私も今回、アイランドパークに行きたいとは思っていたのですが、それよりもまず一番に目的としていたのは「自然探勝路を歩くこと」でした。自然の中を歩きながら写真を撮るのが好きなので。

加えて展望台も大好物なので、私の優先順位は、①自然探勝路、②展望台、③アイランドパーク。

ここで問題になったのが、ルート取りです。これが冒頭でもお話した「アイランドパークにたどり着けなかった」一番の敗因なんです…。

というわけで、次の章ではそのあたりについてお話したいと思います。

バス往復でアイランドパークだけに行くという方には関係のない話になりますが、もしも私のように自然探勝路や展望台を絡めようとお考えの方がいらっしゃれば、さらっとでも読んでいただけると少なからず役に立つのではないかと思います。

私がアイランドパークに行かずに終わった訳

理由1:自然探勝路と展望台を優先させた結果、行き損ねた

自然探勝路というのは、能古島を南北に走る自然散策コースのことです。

この探勝路を使えば渡船場からアイランドパークに行くこともでき、その場合は片道およそ4.2kmの距離を歩くことになります。(※最短ルートではありません)

往復歩くのはキツいですので、よほどの強者以外は、往路か復路のどちらかはバスにしようと考えますよね。

そこで曲者となってくるのが、「能古島展望台」。

言葉だけではいまいちなので、島内地図を出してみましょう。青のラインがバス通り、黄色の破線が自然探勝路です。

展望台は島の真ん中にあり、自然探勝路からもバス通りからも離れていることがお分かりいただけると思います。

「アイランドパーク+自然探勝路」か「アイランドパーク+展望台」なら話は簡単なのですが、三つを全部やろうとすると、ルート取りがちょっと面倒なことになってしまうんです。

私はそれぞれの配置をよく理解しないままに、一番やりたかった「自然探勝路」から始め、もう少しでアイランドパークというところで、道案内の看板に従って勢いで「展望台」への分岐へと突き進んでしまったため、結果アイランドパークを逃すという結果に。

思い返すと自分、バカなの(笑)?

そこでみなさんには、行きたい場所を決めたらまずは落ち着いて、行く順番・ルートと移動手段(バスか徒歩か途中下車か)を決めてからスタートすることを全力でおすすめします!

理由2:アイランドパークだけではない能古島の魅力

能古島は想像していたよりも広く、見どころも多く、美しい自然と絶景の宝庫でした。“バスで往復する花畑” だけの島ではないのです。(※個人的な感想です)

考えてみると、金印や万葉集、大宰府や鴻臚館と、古代から脈々と歴史を残してきたこの筑紫の地で、しかも神の島・志賀島に程近い場所にありますからね。

歴史や史跡が好きな方には特に、一日ですべて回り尽くすのは難しいと思われるような一大観光名所でしたので、行く前に「アイランドパークに行くだけ」とか「主にハイキングがしたい」、「歴史探訪」など、 “訪問のメインテーマ” を絞っておくといいかもしれません

しつこいようですが、私は二つをいっぺんにしようとして失敗しました。

理由3:展望台にあったコスモスに満足した

これはもう、言ってしまえば身も蓋もありませんが、島内を歩いているとコスモスをはじめとするいろいろなお花を楽しめるんです。

特に展望台の側にあったコスモスの群生が普通にきれいで、それっぽい写真も撮れ、「あ、もう今日はアイランドパークはいいや」となってしまいました(笑)

これがその写真。

なかなかきれいですよね?

もちろん、一面のコスモス畑はこれとは比べ物にならないほど綺麗だとは思いますから、アイランドパークに行けなかった負け惜しみみたいなものです(笑)

理由4:時間が遅くなり、天気も悪くなってきた

こんな私でも、展望台まで歩き終わった時点でアイランドパークに行こうと思えば行けたんですよ。時間はもう14時半で、体力もかなり下降気味ではありましたけど。

しかし、アイランドパークは大人1,200円の入場料がかかる上、この日(平日)の営業時間は17:30まで。今から行っても、2時間半しか時間がありません。

お天気も午前中こそ快晴だったものの、昼過ぎからどんより曇り始め、台風の影響で風も強く…。

「もう今日はアイランドパークはいいや」となってしまいました(二度目)。どうせ行くなら(入場料を払うなら)、青空の日がいいですもんね!

菜の花とコスモスの時期には週末限定で花畑のライトアップがありますので、この時期は夕日を望めそうな日の夕方を目指して行くとかなり楽しめそうです。

開催時期の目安として、夜桜&菜の花ライトアップは「3月第3週の週末~4月第1週の日曜」、コスモスライトアップは「10月第1週の週末~第4週の日曜」という感じのようです。

イベント情報「菜の花と夜桜のライトアップ 2020
【開催期間】2020/3/20(金)~4/5(日)の土日祝
【時間】17:30~20:00
【入園料】大人1,200円、子供(小中学生)600円、幼児(3歳以上)400円
※菜の花の開花状況によって日程変更の可能性あり
※アイランドパークによる公式案内はこちら(PDF)
※新型コロナに関する開園状況については公式HPをご覧ください。

イベント情報「コスモスのライトアップ2019
【開催期間】2019/10/5(土)~10/27(日)の土日祝
【時間】17:30~20:00
【入園料】大人1,200円、子供(小中学生)600円、幼児(3歳以上)400円
※コスモスの開花状況によって日程変更の可能性あり
※期間中は、西鉄バスによる夜間臨時バスの運行あり

(情報元:アイランドパークホームページ)

私も、今度能古島を訪れる際は、ルートとお天気とイベント情報をしっかり考慮して再上陸したいと思います!

というわけでアイランドパークはノータッチとなりましたが、私のこの初訪問時の観光レポートもあります。ハイキングメインでお考えの方、よろしければご参考に…☺

能古島 自然探勝路からの海景色

能古島絶景ハイキングレポート(前編):姪浜渡船場~博多湾クルーズ~自然探勝路[福岡市]

能古島絶景ハイキングレポート(後編):思索の森散策~能古島展望台~鹿垣[福岡市]

おわりに

以上、能古島へ初上陸する際の基本情報をまとめてみました。

私は今回、姪浜まではマイカーで行き、島内では徒歩移動しましたので、旅の交通費は「駐車場代510円+往復のフェリー代460円+ガソリン代」のみ。

結構な小旅行気分を味わえてこの金額、個人的にはかなりお得に感じました。

アイランドパークのことは置いておいても、思ったより気軽に行ける上、豊かな自然を満喫でき、博多湾クルーズまで楽しめてしまうという能古島。行ったことのない方にはぜひ行ってみてほしい、かなりおすすめのお出かけスポットです!

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

みなさんが行く日が、お天気に恵まれますように!

Polly☺